いつも家を基点に反時計回りに散歩している。
先日、はがきの投函を頼まれて、時計回り、つまり逆回りに歩いてみた。
家を出てしばらくは気づかなかったが、ポストを過ぎたあたりから、知らないところに迷い込んだような気がした。
なんだかいつもとちがう風景にとまどった。
この道でいいのだろうかとさえ思った。
景色の見え方がいつもとまるでちがう。
逆まわしに歩いているのともちがう。
その錯覚は家の近くまで続いた。
もう10年くらい、ご近所をジョギングしたり、ウォーキングしたりしているが、ずっと反時計回りばっかりだった。
学校時代の運動場周回のクセが残っているのだろうか?
たまには時計回りもおもしろそうだ。
なんかちがう効果でもあるだろうか?