南瓜頭

入る帽子がない南瓜のあたまでっかち日記です。
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バルナック型ライカ ⅢA

2005年03月12日 | 南瓜の独り言

先日顧客より「ロシアレンズのボケ味はすごい」というレクチャーを熱烈にうけたことから昨日までロシアカメラについて調べていた。母子ーもレンズも結構安く3~4万くらいあれば最低限は揃うとの値踏みもあったため、見に行こうと計画し、時折りよく有楽町で「中古カメラ」の販売会が催されていることから、これと新宿等の店を織り交ぜて回ることで何か収穫を期待していた。
 
 だが・・・Lマウントについてはなんらの知識も無いし、NIKONいがいはわかんなーい!といった状況なのでT氏の携帯へ連絡を入れる。すると、T氏余り乗り気ではない様子、というのはそれくらいの予算を出すのであれば「ボディーだけでもライカにしたほうがいい」という考えかららしい。とにかく話し合うという意味と、ライカを触らせてもらうという趣向で「小石川後楽園庭園」へ集合となる。

 しかし・・・天候がすこぶる悪く、庭園もメンテナンス?なのか池も水位が低く、木々もさびしい、梅の名所のはずがなんとなくさびしい風景になっており、撮影実体験は30分で終了。近くの喫茶店で遅い昼食を食べながら談義となった。

 「ボディーで6万、7万くらいでレンズをロシアにするなら5千円前後かな?」という価格面と、「あなたはどうせ飽きっぽいんだから、最初ケチらないでいいのを買っておいたほうがいい」と本人以上に本人を知っている意見が出る。
 
 そして結局CONTAX・G1とそのレンズ群(3本)を売却してこれを元手にライカ(バルナック型)へ買い換えることにし、またT氏も先々月購入していたCONTAX・ARIAのレンズが50ミリ一本しかないのでズームレンズをみたい(すぐにでも買いたい)意向もあり一路新宿へ向かう。

 ショーケースにバルナック型が十数台綺麗に並べられており、T氏が所有する型式もあった。その中でⅢAともう一つが目に入り実際に手にとって確かめる。T氏のに比べると軽いものの、状態は良く、値段も52000円と意外と安かったので(ⅢAを)購入する。
 T氏はM型の購入を計画しており、私がⅢAを見ている横でM型を出してもらい違いなどを店員さんと談義していた。彼がM型を購入する日はそう遠くはないなーと内心思う。(レンズはその後近くのロシアレンズを扱う店で購入、合計で6万円、当初予算が10万円だったのでいい買い物だった。)

 にしても・・・S井さん(T氏のカメラの先生)に所有しているNIKONのFシリーズを見せた折「なぜFからF4まで所有するのか?」とか興味をもたれてその真意を聞かれてたさいに「ライカは買わないのか?」とも聞かれており、「お金がかかるのでNIKONで一杯です。ライカは手をつけるつもりもありません」と言い切っていたが、次回会うときにはこのⅢAの存在が知られているのだろうから、なんと言おうか・・・・。そしてデジタル一眼レフはまた遠くへいってしまった・・・。


 明日はカメラテスト!冬の嵐のようだが突き進めライカ道!?

ちなみにⅢAは1939年製らしい、昭和14年頃・・・・。激動の時代をこの子は見てきたのだろうか?と思う。


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