南瓜頭

入る帽子がない南瓜のあたまでっかち日記です。
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「ライカ人生2日目」

2005年03月13日 | 南瓜の独り言

昨日買ったバルナックを持って飛鳥山へT氏と向かう。天候は快晴で撮影には何等申し分ない絶好のコンディション!だった・・・最初は。

 飛鳥山に到着すると、天候はどんよりと絶好の曇り空、黒味も増して厚みがよーく出ている、撮影には何等の申し分ないほど絶好の悪条件になっていた。

 飛鳥山は桜?が中心らしく木々は芽をつけるのみ、人はほどほどに、気温は低く身震いしてしまう。とにかくライカのフイルム装填からT氏より手ほどきをうけ数枚撮ってみる、最近F3のAEに慣れてきたせいか手のかかる機体に悪戦苦闘する。
 よくみれば露出計のシャッター速度とライカのシャッター速度が微妙に違っていることに気づく。果たして無事に写るのか?とおもいつつも被写体を探す。

 が、時期としてこの地は早かったという結論に至り、近くにある六義園へ移動をする。が!天候はますますあやしくなり、ついに小雪が舞い始める始末。それを見ていたT氏は「天気予報はれだったよな??」と首をかしげる。撮影どころではないので、近くの喫茶店で時間をつぶし、天候の回復に期待をかけることに、予定外の時間ではあったがそこで「ライカ」についての知識や経験談を聞く。またライカ購入費用捻出として最初に買ったフィルムカメラ、コンタックスG1を売却するためT氏へ委託する。ややさみしい気持ちではあったが、レンズ3本とともに、使ってもらえる人へ行くことを願う。

 そうこうしていると、一転太陽の日が差し始めたので、フル装備、気合満点で会計を手早く済まし店をあとにする。

 六義園は小さい頃よく来ていた庭園だったが、最後から14年近い間隔はやはり長かったようで、ほとんど覚えていなかった。唯一、小川に掛かる5メートルくらいの大きな一枚岩二枚が並んだ(水面から高さが少しある)橋だけは覚えていた、その橋は当時怖くて怖くて渡れずにいたとき、親が「ビクビクスンナ!おとこだろ!」と怒鳴ってきて、泣く泣く渡った橋だった。むろん今となっては余裕で渡れる。内心笑った。

 先にも書いたが、所有している露出計とライカの速度は数値が異なる、なので計算と勘で絞りとシャッターを組み合わせる、もちろん露出計の数値を基準にするので大きな間違いは防げる(はず)とは思っていたが、かなーりアナログチックなやり方に面白さがでてくる。

 結果として、露出上の失敗はなかった。ロシアレンズも予想想定以上によく、全体として及第点。

 今後しばらく試行錯誤が続くだろう。