相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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「夏」の“7人衆”は……

2023-05-29 13:45:13 | 日記
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 当方が勝手に選抜した“7人衆”の夏…
を振り返って、辛口批評を列記。

西前頭筆頭●翠富士 6勝9敗
 「肩透し」で1勝1敗だが、押し相撲で3
勝を得た。「四つ」相撲が取れないならば、
押しに磨きをかけないと、平幕止りで終って
しまう…?

西前頭九枚目〇平戸海 9勝6敗
 翠富士とちがって、組んでも・離れても
相撲が取れそう…。でも、上位・三役陣が
相手ならば簡単に通用しないだろう。

西幕尻〇王 鵬 11勝4敗
 中日まで4勝4敗で折返し、九日目から
7連勝を記録。名古屋で上位陣に挑戦した
ら、玉砕しそう…?

十両三枚目●炎 鵬 零勝10敗・5休
 結果論かも知れないが、初日から「全休」
し「体調万全」で臨むべきだった。師匠たる
もの、愛弟子の「意思尊重」だって一理ある
が、満足な相撲が取れる状態じゃぁない場合、
「強制的に」休ませるのも「連帯責任」だ。
 ひょっとすると名古屋は「大頭」〔幕下筆頭
の隠語〕に急降下するのも想定内…??

三段目四五枚目●翔 傑 1勝6敗
 来場所は満47歳を序二段で迎えるのか…?

序二段六十枚目◎石 浦 7日間全休
 名古屋は序二段どん尻かも知れない。「再起」
を期待しているファンは少なくあるまい。

同 六一枚目●宇瑠寅 3勝4敗
 元幕内石浦が出て…取組んだら面白いかったの
に……。負越したけれど、「内掛け」や「外掛け」
を披露して、やんやの拍手喝采を浴びたか…。
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名古屋…の番附はこれだ !

2023-05-28 21:48:09 | 日記
 黄泉の彦山光三に…来る名古屋場所に
おける三役番附の「私製版」を拵えて
もらった。

横 綱 <該当力士なし>
東大関 霧 馬 山 鐵雄 34勝11敗
西大関 大 栄 翔 勇人 32勝13敗
東関脇 若 元 春  港 30勝15敗
西関脇 照ノ富士春雄 14勝 1敗・30休
東小結 豊 昇 龍 智勝 29勝16敗
西小結 貴 景 勝 貴信 23勝14敗・8休

 数字はいつものとおり、最近3場所通算
成績であり、半年間の真の「実力」だと愚考
するのである。
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百年前の試行錯誤…?

2023-05-28 13:47:22 | 日記
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 大正十二年春、東京大角力協會は
「試行錯誤」的改革を断行したらしい
が、たった1場所で旧態に戻った。
 それは、原則的に幕下以下序ノ口に
至るまでの「連日出場」だった。
 好成績ばかり拾っても面白くないの
で、序ノ口の不成績力士の事例。
 東序ノ口二二枚目、大八州〔双葉山の
兄弟子(後白玉理事)の“先代”である。
●玉ノ花(序ノ口10)
●梅 光( 〃 25)
〇神田川( 〃 26)
●土佐ノ海(〃 17)
●岡 山( 〃 27)
●都 嶋(新 序7)
●汐ヶ﨑( 〃 4)
●北光山(序ノ口9)
●米 錦(新 序8)
●摂州山( 〃 2)

 ほんとは「全敗」を探したいけど
見つからなかった。
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幕内力士の対幕下パーフェクト記録

2023-05-27 21:41:21 | 日記
 拙稿「江戸大相撲熱戦譜」の「天保
十四年冬場所」を現在鋭意執筆中だ。

 初日 中入り前
東前八(幕尻)〇常 山─出羽ノ里
西前頭四〇常盤山─  頂
東 〃 〇関の戸─佐渡ヶ嶽
西前筆頭〇友 綱─武蔵野
東 〃 〇猪名川─桐 山
西関 脇〇岩見泻─桂 野
東大 関〇劔 山─君ヶ嶽
 仝 中入り後
西前頭七〇黒 雲─手柄山
東 〃 〇白 山─滝ノ音
〃前頭五〇要 石─五十嵐
西前頭二〇荒 馬─靏ヶ峰
東 〃 〇小 柳─筑波根
西小 結〇御用木─千代ヶ嶽
東関 脇〇武 隈─千年川
西大 関〇不知火─太孝山

 出場した幕内力士15名すべて対幕下(現十両)
戦で全員白星を記録している。
 この“前例”は9場所前の天保十年春だったが、
幕内18人中、丁度半数の9力士しか出場してない。 
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「大銀杏」の幕下力士にも…!

2023-05-27 13:45:59 | 日記
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 昭和三五年夏場所三日目、名人横綱
栃錦が突如引退し、戦後大相撲の双璧
「栃・若 時代」が事実上終焉した。
 その際、「棚から牡丹餅」の不戦勝を
得た若三杉(彰晃)が当場所は平幕優勝を
成し遂げている。
 彼は、腋が甘く「万歳若三杉」と異名
━更に、「汗かき大豪」と云われたんじゃぁ
なかったか。「多汗症」とまでは…なかった
と思うが……。
 当時、現今の如く、制限時間一杯直前の
「お絞り」を土俵下の呼出しが渡すことは
なかったと記憶している。

 “節電”は今も国技館で実施してるか・否か
知らないが、兎に角、土俵上は強烈なライトの
所為で相当「高温」状態らしい。
 だから、仕切りを4分間も繰返すうち、各力
士の背中あたりから汗が噴出しても不思議では
あるまい。
 対戦相手の体から大量の汗が流れた場合、
「滑る」ので“力”が半減することだって想定外
にできまい。

 可笑しいのは、十両対幕下上位の取組で、
「大銀杏」を結う幕下力士には「お絞り」を
提供しないこと。相手の十両力士こそ「いい
迷惑」じゃぁないかね。
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