相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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「…教習所」の在り方

2017-11-30 21:23:38 | 日記
 今度の角界、土俵外の暴行→傷害事件で
“加害者”は、“被害者”の「礼節・礼儀」が
成っていないから……云々。鳥渡ばかり理解
できない面があるので、私見・愚考を述べたい。

 直接乃至間接的に「新弟子教育」との関聯を
想定外にできまい。
 なんのために、相撲協会内の組織に「相撲教習所」
なるものが存在するのか。そこで、一般社会人としての
常識━それには“礼”に類することもそこのカリキュラム
に当然入っているはずだが…。
 新弟子は、附出し力士も含め6箇月間、教習所で
相撲の基本実技と相撲史等々の学科を学ぶ義務だ。
 〔実技は別だが、“居眠り生徒”もいるに違いない。〕

 すくなくとも、関取━新十両の時点で、社会人として
他人に迷惑かけない等々の「一般常識」を身につけて
いなければならないはず。

 歴史的な考察。大正末、財団法人認可後の「寄附行為」
に「相撲専修学校の設立維持」とあったが、佐渡ヶ嶽
(阿久津川)の「研修会」みたいなものがあっただけで、
本格的なものはなく、戦後国会で追及されて、「専修学校」
が「教習所」と変った。

 学校も教習所もschoolだけど、当時の文部省が一般の
「学校」と混同を回避したらしい。

 関東方面では「自動車教習所」だが、当長崎辺りは
「…学校」と称している。

 話が横道に逸れてしまった。
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