相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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珍・珍勝負

2010-11-12 20:51:45 | 日記
  昭和三十年に秀の山理事(元関脇笠置山)が中心になり
成文化した大相撲協会の寄附行為施行細則附属規定の
「相撲規則」のうち「勝負規定」第16条「前褌が外れ落ちた
場合は、負けである。」とあるが…。
 その38年前の大正六年五月場所三日目、本場所としては
前代未聞の珍々勝負があった。
 十両十五枚目(最下位)男嶋舟藏〔本名三船專造=元幕内〕と
幕下八枚目友ノ山の相撲は…友ノ山が相手の前廻しを両手で
取って、引きつけて、押しあげると途端に男嶋の前袋が外れて
男性自身を公開してしまった。行司団扇は友ノ山にあがって、
男嶋の方は当場所初黒星。
 溜りの老人曰く「流石、男嶋と名乗るだけあって雄大な“もの”
をもっていましたねぇ…。」
 男嶋は当時、十両・幕下のエレベーター力士で、当場所2勝3敗
と負越し、また幕下へ逆戻り…。
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