相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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廣角組との“縁”が……

2017-11-03 21:15:15 | 日記
 明治二十四年夏の東京大相撲本場所は、
或る意味で“特殊”性をもった興行だった。
 その3年ちかく前、大阪相撲から分裂した
「廣角組」と称する一派8力士を所謂番附外
形式で平幕格あつかいで東京力士と取組ま
せたのである。
 しかし、彼らは“弱体”で殆んど相撲に
成らなかった。

 その廣角組を支援したパトロンが大阪附近
に縄張をもつ侠客・博徒の中村芝吉と云う男。

 現年寄名跡のひとつ「中村」の初代が彼で
あった。

 明治の頃は、東京力士常陸山に充分対抗
できる大阪相撲の横綱若嶋もいた。
 その後、大阪相撲は“衰退”していく遠因
は、相撲の稽古なんかより博奕で生きている
のが親方とか協会幹部…じゃぁ仕方がない。
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