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長寿の浮世絵師…初代國貞

2024-04-16 21:33:03 | 日記
 彦山光三を感銘⇒堪能させた「不知火
諾右エ門 横 網 土 俵 入 之 圖」を描いた
浮世絵師の名は、香蝶樓國貞と某資料に
あるが、これは“号”なので、実は初代の
歌川國貞と云う。
 手許の『新潮日本人名辞典』に拠れば、
天明六(1786)年生れ〔月・日は不詳〕で、
幕末の元治元(1864)年旧暦十二月…歿。
したがって、数え78乃至79歳の長寿
を誇ったわけだ。本姓名は、角田庄藏と
云う。初代歌川豊國の門人。
 浮世絵師中最多の作品を遺し、猫背・
猪首型美人画、役者絵、風景画に特色を
もつ━と、解説している。
 「役者絵」と称するものは大抵「歌舞伎」
俳優だろう。
 相撲の浮世絵は総数一万点を超えると
されている。彼の相撲絵だって相当の数
がありそうだが……。
 尚、「綱」を「網」と誤記したのは、
取巻きの助手格の仕業であろう。
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