力士名→〔年寄名〕→戒名

　一流大力士の「戒名」を並べてみよう。

双葉山　定治→定兵衞→定次
　↓
時津風　定次
　↓
靈山院殿法篤日定大居士

栃木山　守也
　↓
春日野　剛史
　↓
神光院徹誉守剛居士

太刀山　峰右エ門
　↓
東　関→廃業
　↓
戒力院釈雄峯

Ⅰ梅ヶ谷　藤太郎
　　↓
雷(いかづち)権太夫
　　↓
本雄院大雅日藤居士

陣　幕　久五郎
　　↓
高台院久山通照居士
　
稲　妻　雷五郎
　　↓
演説是教信士

雷　電　爲右エ門
　　↓
雷聲院釈関高為輪信士

小野川　喜三郎→才助
　　↓
顯樹院本光覚現居士

谷　風　梶之助
　　↓
釋姓谷響了風

　尚、横綱常陸山は神道のため戒名なし

“あんこ”の押相撲は面白味なし

　去る秋場所六日目、三段目取組で
快力士宇良に“初黒星”をつけた横
浜出身の荒篤山はその本名からみて
ハーフらしい。
　翌七日目、荒篤山は江戸っ子の岩
に土をつけられている。前者は150
kgの重量級だが後者は114kg弱だった。
　その岩は十一日目、自身の下の
名前を醜名にしている大輝に一敗地
に塗れた。“押しの一手”らしいけど、
面白い相撲じゃぁないね━宇良なんか
とくらべて…。

　その宇良の九州における地位は幕下
五四枚目。負越して三段目へ逆戻りと
いうことはあるまいが、秋場所２敗も
しているところから察して“全勝”は
難しそうだ。
　今度こそ「衛星放送」で彼の取口を
拝見する心算。