統計技術 第Ⅱ部 ノンパラメトリック法の統計技術
今回より、統計技術は第Ⅱ部としてノンパラメトリック法を取り上げる.
前回までは、パラメトリック法の技術の紹介であり、すなわち、観測データが正規分布又は正規分布近似であることが条件であった.
しかし、実際にはさほど厳格な条件の下でパラメトリック検定などをおこなっている訳ではないのが実情だろうが、古典的で厳格な学術誌などでは、正規分布の条件を査読者に問われることも事実で、例えば、Student's t-test などにおいて正規性と等分散性を問われて困ってしまう場合もあり、少なくとも、正規性の検定だけでも行うようしておきたいものである.
もし、
観測データが正規分布からほど遠いものであれば、筆者は、迷わずノンパラメトリック法の検定お考えるべきと言いたいが、観測データを増やすとかして正規分布に近づけることが出来るなら、その様な努力を惜しんではならないと思う.
統計技術 第Ⅱ部「ノンパラメトリック法の統計技術」は下記URLで確認されたい.
統計技術:
http://toukei.sblo.jp/article/188555424.html