統計ブログはじめました!

各専門分野の統計技術、方法、テクニックなどを気ままに分かり易く例題をもとに解説します。

医学と統計(終わりに)

2014-01-30 10:10:07 | 日記・エッセイ・コラム

情報統計研究所へのアクセスはここから.



”医学と統計”も今回(100回)をもって終わります。
30,000件を越すアクセスに感謝します。

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ベトナム人留学生のこと。
彼は学位論文で必要な統計分析をSPSSでやることになったが、その分厚いマニュアル本を見てあきらめてしまった。
情報統計研究所のホームページを見て大阪から筆者のもとにやって来た彼の苦学生活に筆者の胸は熱くなり、心ばかりの”讃岐うどん”と”しょう油豆”を土産に高松駅から見送った。後日、学位取得の礼状メールには、ベトナム人に好意的だった日本人に対する感謝が添えられていた。

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ある本屋の女性店主のこと。
彼はその本屋で統計学の本を立ち読みしていた。定価を見て彼は買うのをあきらめ、何度もその本屋に通った。
その日も彼が立ち読みしていると、そこの女店主は彼に”お掛けになってお読みなさい”と椅子をすすめ、出世払いでいいからと言ってその本を彼に渡した。彼は座右の名著として今も大切にしている。

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ある看護師のこと。
電話先の彼女は泣き声です。適切な統計分析で長年の念願がかない博士号が取得出来たこと・・など、何度も感謝を述べられ、筆者はただただ恐縮するばかりでした。本当に良かったですね! おめでとう御座います。

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ある海外留学生のこと。
英国の大学で経済学を学んでいる日本人留学生から筆者にメールが届いた。
時系列における自己相関や時差相関について、OCNブログ人「医学と統計(48)(49)」を見たと言う。
分析に難儀しているので協力して欲しいとのこと・・・、言うまでもなく協力させていただいた。
カナダやスエーデンからも同じようなメールが届いた。
そもそも、
インテリジェンス(intelligence)の共有から始まったインターネットですが、このブロッグにヒットする検索キーワードは何だろう・・?
OCNブログ人「医学と統計」を読んで頂いた皆様に感謝します。
ありがとう御座いました。

日時も場所もまだ未定ですが高松市内で心もこもった茶会「統計の集い」を行いたいと思っています。
情報統計研究所までメールを頂ければ幸いに存じます。


Seminar1





医学と統計(99)

2014-01-20 12:03:49 | 日記・エッセイ・コラム

情報統計研究所へのアクセスはここから.



情報統計研究所は誰でも気軽に参加できる茶会形式(マンツーマン)の小さな統計セミナを企画しています。
ご参加は情報統計研究所のホームページ(Top page)をご覧ください。

Seminar1

企画への思い:
 長年にわたり医学生物学の統計分析に関わって来ました。しかし、近頃になって筆者の周辺に医学統計に関心を持つ
若い世代の少なさに気づきました。大学生達は医学統計と言うだけで”わあ~、むつかしそう~”と敬遠されます。
小さな地方都市(高松市)では統計学的な知識を生かせる企業なんて、そうそう、あるものではないし、就活に有利かどうか? 医学生だって”統計”の講義はガラガラ・・?
 
統計学の本を開くと、たいてい、最初のページはサイコロで始まるものが多いようです。
このサイコロを見るだけで、筆者も興味が薄れるし、筆者の知る多くの臨床医もサイコロが大嫌いの感じでした。

今回の茶会形式の集いでは、一切、サイコロ(確率)の話はなしです。


Saikoro_s

初心者には、
MS-Excel での方法を、中級者には商用統計ソフトでの方法を経験して頂きたいと思っています。




医学と統計(98)

2014-01-19 13:15:07 | 日記・エッセイ・コラム

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傾向スコアー(Propensity Score:PS)について.
最近、PS matching によって共変量の影響を除く方法をよく見かける様になりました.
PSによる方法には色々ありますが、医学関連でよく見かける基本的な matching の手法についてご紹介したいと思います.
詳しくは、
下記の「やさしい医学統計手法」にアクセスして下さい。

茶会形式の小さな統計セミナに参加しましょう!
Seminar3





医学と統計(お知らせ)

2014-01-13 16:29:27 | インポート

情報統計研究所へのアクセスはここから.


寒中お見舞い申し上げます。
本年は茶会形式の気さくな集いを企画しています。高松市近辺の方で少しでも統計に興味のある方は、どうぞ気軽にご参加下さいませ。例えば、MS-Excel で表計算はしているけれど統計分析の実際を経験して見たいなど、また、統計的な分析力を経験して一味も二味も違った企画を提案したい、就活に役立てたいなど、お茶を飲みながら語り合い経験して見ませんか。

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