統計ブログはじめました!

各専門分野の統計技術、方法、テクニックなどを気ままに分かり易く例題をもとに解説します。

対応分析(補足):東京都新型コロナの傾向

2020-12-30 18:41:25 | 日記・エッセイ・コラム

対応分析(補足):東京都新型コロナの傾向

東京都における新型コロナ感染者累計はこのところ情報統計研究所の予測よりも増加傾向がハッキリしてきたので、少し予測を修正しよう(図1).同時に、男性における東京都の累積感染者を年代別で12月1日からの時間経過でその傾向を対応分析布置図で観察すると、図2のように10才代以下と80才代以上に特徴がみられた.すなわち、日を追うごとに他年代よりも若年者と高齢者の感染増加がみられることである.
図3の棒グラフでは分かりにくいが対応分析布置図にすれば明瞭に、その特徴を捉えることができる.これは男性に特徴的であり女生とは異なっていた.

前回(第12章-3 分割表と対応分析)の補足資料として提示した.

図1 東京都感染者累積予測

図2年代別感染者累積布置図(対応分析)

図3 年代別感染者累積の割合

 


第12章-3 分割表と対応分析

2020-12-19 12:52:22 | 日記・エッセイ・コラム

第12章-3 分割表と対応分析

基本的に2×2分割表であれば、カイ二乗検定の対象になる場合が多いが L×M 分画表のように行列数が大きくなれば、常に、カイ二乗検定の対象になるとは限らないし、あるいは、カイ二乗検定で的外れの結果を導くことだってある.
ここでは、
アンケート調査などで得られた集計データの分画表について対応分析をおこなってみよう.

それでは、
統計技術←ここをクリックして確かめてみよう.
 http://toukei.sblo.jp/article/188232555.html 

統計技術(ブロッグ):
 http://toukei.sblo.jp/


東京都 新型コロナ感染者累計予測

2020-12-18 15:42:27 | 日記・エッセイ・コラム

東京都 新型コロナ感染者累計予測

先行する感染者累計をもとに12月18日~1月6日までの累計予測は図の通り、12月18日 本日現在の累積者は50,154(664/日)であり、その予測(48,841~49,623)と大差なく理論的な2次・3次方程式に従って推移しており、4月以来の感染者数予測の実績から有用な予測方程式であると考えられる。

文責
情報統計研究所 統計分析担当
kesow969@ybb.ne.jp


各都道府県別の新型コロナ感染者累積数

2020-12-10 12:05:15 | 日記・エッセイ・コラム

各都道府県別の新型コロナ感染者累積数

新型コロナ感染者累積数(図)をみると感染初期(4月)の状態と変わっておらず、3次方程式に良くフイットしている。
今回の新型コロナ感染者累計は先行するデータを反映していることから、感染者数の1週間以内の予測であれば3次方程式で推測出来ると考える。

図の様に「GoTo」キャペーン制限ライン(赤線)を設けると主要都市の経済にダメージを与えるかも知れないが、制限ライン外から制限内への「GoTo」には慎重であるべきと考える。
各都道県ごとに、より詳しく3次方程式を求めれば感染予防対策に役立たないだろうか?
それから、
専門職の自衛隊看護官の派遣は結構なことだけど、一般衛生隊員に活躍していただける現場はないのだろうか?

 


東京都における新型コロナウイルス感染者累計の予測結果。

2020-12-04 18:03:43 | 日記・エッセイ・コラム

東京都における新型コロナウイルス感染者累計の予測結果。

先行する感染者(累計)をもとに3次多項式に当てはめた予測人数と実数の結果は次の通りであった。3次式の予測ではピークが見えないので、どこまで感染者が増えるか分からない点が、初期の感染者動向と明らかに違っている。

.....月日..................予測.................実数
11月29日...40,190~41,009....40,628
11月30日...40,571~41,583....40,939
12月 1日...40,954~42,177....41,311
12月 2日...41,336~42,792....41,811
12月 3日...41,718~43,428....42,344 
12月 4日...42,100~44,086....42,793