統計技術 第Ⅲ部 Free Online Caluclator (例題集)
第3章 Regression Software (回帰分析)
ここでは、単回帰分析及び複数の回帰分析タイプ(方程式)の分析法を紹介する.複数の回帰方程式としては、下記の様な方法である.
● Multiple Regression
● Logistic Regression
computes the Bias-Reduced Logistic Regression model as proposed by David Firth
バイアス低減ロジスティック回帰(Firthメソッドによる).
参照
http://toukei.sblo.jp/article/188015481.html
● Regression Trees
カテゴリ変数と連続変数からなるデータの分類木ーと回帰木の計算
● PLS-PM
部分的な最小二乗によるパスモデルの計算
第3章-1:Simple Regression (単回帰分析)
単回帰分析での方程式は Y=a + bX であり、2次元座標上において、Y はY軸上にある従属変数(目的変数)、X は軸上にプロットされる独立変数(説明変数) 、bはYの勾配、そして、a はYの切片である.
よって、統計では単純な線形回帰で、1つの説明変数でもって表す線形回帰モデルである.つまりは、1つの独立変数と 1つの従属変数を持つ2次元座標上の関係から、その線形関数(直線性)を見つけ、独立変数から従属変数を予測することであり、簡単に言えば、結果変数(Y)が 1つの因子(X)に関連しているということを示すものである.
使用する Free Online Calculator :
● Free Statistics Software (Calculator) - Web-enabled scientific services & applications
https://www.wessa.net
上記URLのトップページから、
Simple Regression を選択
↓
既定値(Data X) を確認
↓
変数名(Names of X columuns) を確認
↓
Response Variable:従属(目的)変数
↓
Explanatory Vriable:独立(説明)変数
↓
Include Intercept Term(切片を含む)
↓
Compute をクリック
出力結果
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図1 直線回帰モデル(Y=IQ、X=Add)
Y=-0.667*X+135.163、R^2=0.396 (調整R^2=0.389)
図2 分散分析表
p-value<0.0001(有意)
図3 散布図(回帰直線)
Excel での方法
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既定値(Data X) を選択しコピー
↓
Excel のワークシートにペースト
図4 Excel 形式のデータ
↓
データ→データ分析→回帰分析
↓
図5 入力元などを指定
図6 Excelによる出力結果