議会未来形
市長の逆質問で活性化(反問権)
過日ブログで取り上げました朝日新聞の夕刊に連載されております「地方議会の未来形」についてご紹介します。首相の諮問機関・第29次地方制度調査会は分権社会での地方議会のあり方を6月にも答申する。自治体の財政難などから不要論も噴出する中、改革に踏み出した議会の動きを新聞に基づいて5回に分け紹介します。
地方議会では、質問内容の事前内容事前通告を受けた役所側が議員とすり合わせたうえで答弁を用意するのが普通。それが馴れ合いを生み、議会の『儀式化』を招いているという批判だ。だが、変化は始まっている。議員に逆質問する「反問権」を首長らに認める動きがその1つだ。議員はいつも質問する側で、首長は、答える側。質問内容の現実性をとわれることもなく、議員は、安全地帯にいる。そんな一方通行の関係を改める一つの手段が反問権です。
先進市では、これにより、利益誘導型の要望や実現性の無い主張は減ったそうです。法政大学の広瀬教授によると、議会基本条例で反問権を規定しているのは、全国で20議会。議会を本来の政策討論の場に変えようとする動きは、広がりつつある。
市長の逆質問で活性化(反問権)
過日ブログで取り上げました朝日新聞の夕刊に連載されております「地方議会の未来形」についてご紹介します。首相の諮問機関・第29次地方制度調査会は分権社会での地方議会のあり方を6月にも答申する。自治体の財政難などから不要論も噴出する中、改革に踏み出した議会の動きを新聞に基づいて5回に分け紹介します。
地方議会では、質問内容の事前内容事前通告を受けた役所側が議員とすり合わせたうえで答弁を用意するのが普通。それが馴れ合いを生み、議会の『儀式化』を招いているという批判だ。だが、変化は始まっている。議員に逆質問する「反問権」を首長らに認める動きがその1つだ。議員はいつも質問する側で、首長は、答える側。質問内容の現実性をとわれることもなく、議員は、安全地帯にいる。そんな一方通行の関係を改める一つの手段が反問権です。
先進市では、これにより、利益誘導型の要望や実現性の無い主張は減ったそうです。法政大学の広瀬教授によると、議会基本条例で反問権を規定しているのは、全国で20議会。議会を本来の政策討論の場に変えようとする動きは、広がりつつある。