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out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

残雪谷川岳 ~耳二ツに登りたい!~ #1

2017-06-02 22:43:52 | 山登り in 群馬県エリア

2017年5月29日(月)
麓の集落から望む谷川連峰

 うれしぃー、うれしぃーっ!\(^o^)/ こんな景色が見たかったんだぁ~! まぁ、鉄塔が入ってしまうのは日本だからしょうがない。w

 予報ではどうやら28日~29日と晴天であちこち花も咲き、中間テストも事務処理も終わったこの時期は有効に使ったほうが良いでしょう! 28日奥日光、翌日はどうしようかと思った時に、前週 yukoさんとトレッキングさんが登った残雪の谷川岳がどうしても心に残り。。。
 谷川岳の予報も晴天で「これは行くしかない」と思いましたがなんとなく不安な私は yukoさん、トレッキングさんに「私も行ってきます。」と連絡しました。 たぶん誰かが「もう一回行きますよ!」と言ってくれるような気がして。。。
 トレッキングさん、2週連続申し訳ありません。m(_ _)m  本当にありがとうございました。 大変心強く、楽しく、最高な山行となりました!!


 というわけで、行ってきました谷川岳。 耳二ツのオキの耳とトマの耳。
 振り返ったらなんと10年も前のことでした。 水上で度々ラフティングをしていた頃。 ボートのガイドさんが群馬県出身の青年で「あれが谷川岳。 耳がふたつ立っているように見えるでしょ。 オキの耳とトマの耳っていうんですよ。 オキが奥、トマが手前という群馬の方言。」と教えてくれました。 利根川を流れながらも奥にそびえる山々は美しく、しかしそこははるか遠くで手の届く場所ではない、と思っていました。


湯檜曽公園から

 登山を始めてからも最初は栃木県の山ばかりだったし、群馬県の山を調べるには現在も至っておらず。 ただ谷川岳というと上級者向きの大変怖い山、という印象がとてもありました。 なので「まぁ行くわけはない」と思っていたのですが。 今回の yukoさん、トレッキングさんのレコを拝見すると距離、標高差などは歩ける範囲ではないかと。。。「雪がある」という点では無理することはできず、そこへトレッキングさんが同行してくださるというのですから、百人力な気持ちで山に向かうことができました!

 谷川岳ロープウェイに向かうまでの懐かしい景色はこの日の晴天と相まって期待以上に美しく、高鳴る気持ちを抑えきれないほどでした!!

 平日は8時運転開始のロープウェイですが、7時過ぎには到着。 トレッキングさんはさらに早く。 写真撮っててすみませ~ん。(^^;)


 ラフティングを始めるよりもっと前、上の娘が小さい時にここを上がったことがありますが、この新型フニテルが稼働開始したのが平成17年だそうですから、当時は第二期型のロープウェイだったのだなぁ。 この第三期型フニテル、ロープが二本でカッコ良いですねー!


7分で天神平に到着です! まだ雪がありますが、一週間前と比べてものすごく少なくなっている!、とトレッキングさん。


はい、額に収まっていただきました。 後方に見えるのは白毛門、朝日岳、笠ヶ岳。


photo by トレッキングさん
私も。w


天神峠に向けてもう一本リフトに乗っちゃいましょう。w
リフト周囲にも足元にも、ショウジョウバカマ、スミレ、カタクリ、などたくさんのお花が咲いています!


天神峠に到着したら展望台にも行ってみます。 ミズバショウも咲いているというし。


ミズバショウの水底にはサンショウウオの卵がたくさん! 「うわぁ~!」と思っていると係りの人が来て「親も見る?」と。
「見ます、見ます!」\(^o^)/ 池の周りは柵があり、もちろん一般人は池の中に手を入れるなどできませんからラッキーです!


で、見せてくれました~!(*^▽^*)
「持ってみる?」と言われ、「持ちます、持ちます!」\(^o^)/


持ちました~! ご満悦!w
クロサンショウウオくん、ありがとう。


で、サッと展望台に行ってしまったトレッキングさんを待たせてしまいました。 ごめんなさい!
なんと、富士山まで見えます!!
グルリとあちこち見えますが、それは山頂に着いてから!


まずは谷川岳双耳峰目指して行くどぉ~!!


photo by トレッキングさん
お参りは忘れず!


肩の小屋も見えるよ~! 高いなぁ~!
では、レッツらゴーッ!!


しばらくは気分よく平坦な感じでしたが、


雪斜面を下ります。 結構下りました。


雪があるからお花はまだまだかと思いきや。


解けているところからどんどん咲き始めている感じ。


下ったら登りますっ!


雪の斜面も横切りますっ! 斜面の下は谷底深いので、ハラハラです。


カタクリもあちこちに咲いており、


40分ほどでペンキ塗りたて熊穴沢避難小屋に到着しました。
ロープウェイで高度を上げましたので、体調はどうかと思いましたがまったく快調!!


「さぁ~、ここからはさらに斜面が急になりますよ~!」という話を聞いて心してがんばるっ!
遠くには至仏山の陰から燧ケ岳も見えてきた。


しばらく岩登りの急登。


シャクナゲがこんなに満開!


ふぅ~、と見上げる。 山頂はどこ?


足元のお花を見ながら、


遠くの景色を眺めながら、ゆっくり登ってゆきましょう。


来ました! 天狗の留まり場!


photo by トレッキングさん
気持ちいいーっ!! 山頂までもうすぐかなーっ!?

つづく





残雪燧ケ岳 ~下山から大清水~

2017-05-15 11:15:59 | 山登り in 群馬県エリア

2017年5月8日(月)
燧ケ岳下山中



 長かった道のり。 ようやく燧ケ岳山頂に到着しました!
山頂に着くまでに曇ってしまうのではないか。
春霞や黄砂で遠景は良くないかも、強風だろうか、などと思っていましたが、
素晴らしいコンディションでした!!


photo by yukoさん
心配していた体調は全く崩れず爽快!!
いや、本当に良かった。


photo by yukoさん
ということで、ヤマポーズ!


photo by トレッキングさん


まったくクリアというわけでもないですが、素晴らしい景色!
尾瀬ヶ原方面からグルッと一周。























真っ白な尾瀬ヶ原。
お花が咲いたら行ってみたいものです。
まだこちらのグリーンシーズンには行ったことがないので。

充分ゆっくりしてから下山。
アイゼンを脱いだ岩場でお昼ご飯を食べ、名残惜しく下山します。


下山も慎重に。


奥には日光連山。
女峰山左手前、台形に見える山右端のピークが黒岩山のようです。 やまとそばさんが大清水から登られたことを思い出していました。
今写真と地図を見比べると、おそらく鬼怒沼は写真内男体山の右手前(写真右端)、
鞍部の様になっているところに白い平原が見えますが、そこだと思われます。
登りあげた起点が鬼怒沼右手の物見山ですから、ロングですよね~。


だいぶ下ってきました。 もう一度振り返り、
私たちもここから大清水までロングですよ~。

行きは登りが緩やかでいいなぁ~、と思っていた長英新道でしたが、
帰りは長い~、着かない~、という感じ。w


お昼ご飯を食べた岩場から一時間半ほど歩いたでしょうか。
ようやく湖畔へのトレイルとの分岐まで来ました。


三本カラマツが見えたときにはホッとしました。

その後尾瀬沼ヒュッテに到着したのが午後2時半ごろ。
デポした荷物を回収し、3時前に大清水に向け出発。


最後に再びこの景色を見て、「また夏に来るね~。」なんて思っていました。


さぁ、三平峠に向け最後の登りです。


それ程長い登りではないので、なんとか乗り切りました。
むしろその後の下りは滑らないように、階段部分などの踏み抜きがないように、と緊張しました。


一番堪えたのは大清水までの林道でしょうか。
やっぱり長かったなぁ。


 ヘトヘトになりゴールしたのが5時半過ぎ。 このゲートが見えたときには「やった~! 歩き切った!!」と達成感いっぱいでした。
 ゴールデンウィーク最後のお楽しみ。 ようやくみんなとの都合も合い、お天気も心配でしたがこんなに良いコンディションになり、最高の山行でした! 登山だけでなく、山小屋でのひと時もとても楽しかったし、撮影も充分できた。 道中のお花見もきれいだった。 初燧ケ岳登山は素晴らしいものになりました。
 手配など全てを引き受けてくださったトレッキングさん、ご一緒していただいた yukoさん、本当にありがとうございました。 またどこかに行こうね~!!


残雪燧ケ岳 ~山頂へ!~

2017-05-14 00:53:28 | 山登り in 群馬県エリア

2017年5月8日(月)
燧ケ岳山頂より尾瀬ヶ原、至仏山を望む



前日夜は8時前には布団に入り、布団や枕が合っていたこともあったのかぐっすりと眠れました。
なので、4時にはバシッと目が覚める。
4時半前には一枚目のシャッターを切っていました。
雲一つない空。 風もなく穏やか。 寒くもない。


誰かの足跡。


そして静かに夜明け。





おはようございます。
この日は一番右に見えるピーク、俎板嵓(まないたぐら、2,346m)を目指します。
森林限界を超えたあたりからの登りは辛そうだなぁ。。。


朝ご飯をいただいてからの出発です。
お泊り用の荷物は尾瀬沼ヒュッテで預かってくれました。


時間はちょうど6時半。 さぁ! 行きましょう!!
長英新道を通り山頂を目指します。 yukoさんは長くてイヤだ、と言っていたけどどんなだろう。


photo by トレッキングさん
程なくして大江湿原。
夏にみんなで見た湿原の中を歩けます。


橋を渡った先には三本カラマツ。


三本カラマツの下に立てるのも冬だけだよ~、とトレッキングさん。
そしてヤマポーズ。w


photo by トレッキングさん


そして長い森歩きが始まります。
ほぼ平坦ともいえるような森の中、見晴らしもなくちょっと飽きる感じ。
ただ私は初めてですし、小鳥の声やドラミングなど聞きながらユルユル歩くのは楽でいい。w
いつ急斜面になるのかなぁ、と恐れながら。


長い距離を歩きながら徐々に高度を上げています。
なので身体への負担はあまり感じませんでした。
2時間も歩いた頃、ようやく俎板嵓が見えてきました。


徐々に木々も少なくなってきて、堂々とした会津駒ケ岳も見えてきた。


日光の山々も見えている。 奥白根がとても高く見える。
連山は。。。あれ? 男体山はどこ?


森林限界を過ぎようとしています。
小休止をしてこの先の急斜面に備えました。


ミノブチ岳をトラバースするように進んでゆきます。


標高がグッと上がり見晴らしが随分と良くなりました。
日光連山もズラッとお出ましで、ようやくどれが誰だか分かった!


右のほうは急斜面の谷のような形状です。
一歩一歩慎重に。


で、ようやく尾瀬ヶ原と至仏山が見えてきた!


あの岩の塊を越せば山頂はすぐそこ! いやぁ~、来たなぁ~!!


で、その岩場でアイゼンを脱ぎました。
尾瀬ヶ原方面の展望もぐっと良くなりました。 素晴らしいなぁ~!
右の大きなピークは柴安嵓(しばやすぐら、2,356m)です。


ここを越えて。


最後の雪の斜面は慎重に。
もう山頂標識が見える!!


10:55 山頂到着しました!! 体調は充分良しっ! 良かった~!!\(^o^)/
つづく。



残雪燧ケ岳 ~大清水から尾瀬沼ヒュッテ~

2017-05-12 22:44:11 | 山登り in 群馬県エリア

2017年5月7日(日)
尾瀬沼から見る残雪の燧ケ岳



早朝から桜を堪能しましたが、大清水小屋の駐車場には充分集合時間(9:00)前に到着しました。
が、yukoさんとトレッキングさんは既に到着していました。(^^;)

さぁ~、支度をして、


しゅっぱ~つっ!!(8:55)


photo by トレッキングさん
行くでぇ~!!


歩き始めるとすぐにこの雪。
木々もまだ芽吹いておらず、黄色のモフモフが見えるだけ。

林道わきには雪解けの水を悠々と流し込む沢を見たり、
小鳥のさえずりが聞こえたり、
トレイルが川の様に流れていたり。
そんな風に歩くこと約一時間。


一ノ瀬休憩所に到着です。
少し休憩をして、ここからが山道本番。


足を滑らせたら大変。 スリリングな場所もあります。


登りが急になるつづら折りの斜面。
雪の下には階段なのですね。 踏み抜きそうでここも非常にスリリング。

ようやく登りきると平坦で広々とした森に出ます。
三平峠までそのような感じ。 とても山を上がってきたとは思えない。


で、三平峠まで来ました!


photo by トレッキングさん


ここからは沼に向かってまた下ります。
「明日は燧ケ岳登山の後ここを登るんだなぁ~。(^^;)」なんて思っちゃう。


下ってゆくと木々の合間から燧ケ岳が見えました!


いよいよ湖畔に到着。


すごいなぁ~!! 尾瀬沼は完全氷結するんだな~!!
そしてこの時期その氷がだんだん解け始め、あちこちに面白い模様を作っている。
解け始めた所はミルキーな水色でとてもきれい。





photo by yukoさん
2年前の初夏、みんなで沼の周りを歩いたことを思い出していました。


ここは沼の水の上ですよね。
突っ切るように山小屋へ向かいます。


何度見ても見飽きない。
一番上の写真の様に、逆さ燧が見えたりもする。
明日はあのてっぺんに立てるだろうか。
なんだか遠いなぁ、などと思っていました。


13:20。 この日の宿、尾瀬沼ヒュッテに到着です!
遅くなりましたが、テラスのベンチ&テーブルでお昼ご飯です。
ゆったり食べて、もうこの日することはありませんからおしゃべりタイムです。
スマホの電波も入らず、たまにはのんびりできていい感じ~。(*^^*)


しばらくしてからお部屋にチェックイン。
なんとこの日の宿泊者は私たちのみ! なのでトレッキングさん一人で一部屋。
yukoさんと私で一部屋、いただきました~!
8畳間で清潔なお部屋。 電気が点き、お布団、毛布がふかふかで気持ち良い!

お風呂に入り、またゆっくりしたらもう5時。

      
することがないと食欲増進で、5時過ぎに夕飯です。w

      
こんなに豪華な夕食! 山小屋、山荘、ではなく旅館ですね。
右はヤマメの一夜干し。

食後には薪ストーブに火が入り、暖まりながらまたおしゃべり。
6時半近くになり陽が傾いてきたのですがお尻が重くなった。。。

でも、せっかくですからカメラを持って外に出ます。


冬支度をして出たけど思ったほど寒くはなく、けど太陽は沈んだ後でした。 ダメねぇ。w


昼間は雲の多かった空もすっかり晴れ渡っていました。








尾瀬沼ヒュッテまでも案外疲れた。 明日は大丈夫かな、と思いつつ布団に入る。
本当に寝心地の良い快適な布団で、すぐに眠りに落ちた。 なんと8時前。w
つづく。



霧氷は見られる? in 赤城 #2

2016-12-18 09:08:31 | 山登り in 群馬県エリア

2016年12月12日(月)
小沼越しの富士山
黒檜山山頂先の見晴らしを堪能し、駒ヶ岳に向かいます。



サンタさんたちに写真を頼まれたのでお撮り申し上げ、なんとなく後ろについてしまいました。w


なんか暗くなってしまいましたが、霧氷、小沼越しの富士山は良い眺めです。
霧氷の白さで暗くなっただけでなく、雲が張ってきてちょっと暗く寒くなってきました。


と思ったのですが、再び青空が出てきたので、12時前ですが暖かいうちにお昼ご飯を食べる事にしました。


黒檜山大神様の脇の方で失礼します。 こんなきれいな木のそばで~。(^O^)


 今回お昼ご飯にスープジャーを使ってみました! 野菜やベーコンがたくさん入ったスープを熱々で~!\(^O^)/
 と思ったのですが、それ程温かくなかった。(^o^;  次回はスープを入れる前にもっと何度も熱いお湯で内側を温めてみようかな。 ザックに入れる時も銀色の保温袋みたいので包んだのだけど。


では、今度こそ本当に駒ヶ岳に向かいます。


途中、再び絶景ポイントがあるとのことでしたので行ってみました。
関東平野が一望できるような広々感です!
雲が張っていなければ東京の高層ビルなんかも見えるんだろうなぁ。


頭の上には青空が戻ってきました。
そう言えば、足元登りはツボ足で。
お昼ご飯を食べた後、黒檜山大神様の先の下りが怖かったので軽アイゼンを装着しました。
が、この日はそれも必要ないほど。 すぐに外してしまいました。


下って駒ヶ岳への登り返しです。 白いトレイルが見えますね。


北向きの斜面にはまだいくらか霧氷が残っていました。


この辺が見収めでした。


穏やかな景色。 群馬県て面白い形の山が多い印象。w


駒ヶ岳に到着です。 他にもう一人いらしたので、ここは簡単に写真を撮って下ります。


なんとなく広々とした見晴らしの良い尾根を歩いて行きます。


そして鉄の階段を大沼方面へ。
この分岐から覚満淵へ向かう事もできるのですねぇ。 楽しそう。

無事下山すると時間は午後2時ごろ。
トイレに行って、おやつを食べて。 まだ早いので観光に出かけます。


まずは赤城神社へ。 登ってきた山を見上げる。


ありがとうございました、とお礼を言って。
オオムカデの赤城山に登るのは、実はちょっと怖かったのですが、
大変素晴らしいお山でした。

その後是非偵察してみたかった地蔵岳にも。


ここから30分の登りで到着、だそうなので。
けど、時間は3時半ごろ。 うかうかはしていられない。
そんな時ほぼ頂上までこんな階段、は結構辛い。w


来ましたアンテナ山。 いえいえ地蔵岳。


そして登ってきた山。 その向こうに尾瀬から日光の山々。
黒檜山から駒ヶ岳の霧氷はもうまったく見えません。
山肌の影は私が立っている地蔵岳の影ですね。

では、長いレンズで見てみます。


女峰山と男体山。
ここからだと小真名子山は見えないのか。


燧ヶ岳と会津駒ヶ岳。


笠ヶ岳と至仏山。


谷川岳。


陽が暮れる前に八丁峠に戻ります。
小沼の表面が凍り始めていました。


 関越が混みそうとか、男体山の敵だしとかw、色々な理由で足が向かなかった赤城山ですが、とても素敵なお山でした。 今回歩いた黒檜山、駒ヶ岳、地蔵岳以外にも歩いてみたい所がたくさん!、になりました。 冬の間にまた行けるかな? グリーンシーズンにも見てみたいなぁ、と思います。

霧氷は見られる? in 赤城 #1

2016-12-16 23:40:07 | 山登り in 群馬県エリア

2016年12月12日(月)
赤城山主峰黒檜山へ向かう

 霧氷、見られました!(*^o^*) 風も無くお天気の良いビューティホーデーに。 ちょっとお天気良すぎて霧氷が長持ちしてなかったんだろうなぁ、とは思いますが、大満足のファースト赤城でした。

 さすがに忙しい師走。 10~11日の週末も仕事で出られず、いろいろ溜まってはいるけど「なんとか12日(月)は山に出かけたい!」の願いが通じてどこも割と良い天気らしい。 「風が強いのかも?」と思う中あちこち思案してとうとう赤城。 まずはグリーンシーズンに下見をしておきたかったのだけどそれができず。。。近日のレポを見る限りまだガッツリ積雪ではなさそうだったので行ってみました。 登れそうも無ければ周辺の視察、観光のみでもOKだしね、という気持ちで。


 霧氷って気温が低いだけではできないし、なかなか見れるものではない、というのが私の中の常識でしたが、高速道路を走っている時から既に山の上が白っぽく見える。 「光の加減かも」と思いつつ、慎重運転でおのこ駐車場に到着。 いやいや素晴らしい白さ!!\(^O^)/
 と到着の時は感動していましたが、今この写真を見ると写真左から延びる尾根あたりは既に真っ白ではないのですね。 到着は8時20分ごろでしたが、陽が当たりどんどん溶け始めていたのでしょうか。 手前のピークから下あたりは先ほどまで日蔭の中にいたのでまだ真っ白? 黒檜山への登山道はその茶色くなり始めた尾根ですので。。。
 まぁ、当日はそんなことは気にせず「霧氷が落ちる前に高い所に到達できるかな!?」と意気揚々と歩き始めました。


大沼沿いを歩き赤城神社の赤い橋の先から地蔵岳を振り返る。
上の方がちょっと白い。
この日の朝は関東どこも(東京だけ?)この冬一番の寒さ、と言っていたのだけど、
気温が上がるのも早かったみたいです。


登山口から雪がありましたが、数センチ乗っている程度。
ゆっくり登り始め大沼と地蔵岳を振り返る。
なかなか霧氷の着いた木がないなぁ。 もう登るより先にどんどん落ちているのかな、と思いつつ登る。


30分ほど登るとようやく木が白っぽくなってきました。
でもたっぷりな感じではないし、足元には落ちたであろう白いかたまりがたくさん。


そして地蔵岳越しに富士山が見えるスポット。
おぉ! 富士山見えるーっ!!\(^O^)/ 
手前の木がもっと真っ白だったらなぁ、と思いつつも気分は高揚!w


富士山はこんな感じ~!
地蔵岳右の方にもずらずら~っと高い山が見えるんですよ。


そしてなにより進む方向はこんな感じ~!
なんでだか、歩く登山道のあたりは既に茶色く霧氷が無いんですね。w
でも右の斜面はきれいでしょ~!ヾ(≧∇≦)ノ"


手前の霧氷は溶け始めて瑞々しく氷の輝きですが、それもまた良し。
山頂までは更に霧氷が増えることを祈りつつ。。。








高い木々に着いた霧氷がしっかり残っていることは無く、仕方ないなぁ、と思いつつ登りましたが。。。


山頂直下、低い木々はこの通り!!


これはいいわぁ~!!(*´д`*)
登ってきた甲斐があったなぁ~!


で、黒檜山山頂とうちゃ~くっ!! 美しい山頂です!!


なので撮ってもらいました。
ニット帽被っていますし、フリースも着ていますが動いていると暑いくらい。
じっとしていると寒くなってきますが、少し風が吹くと頬に当たる温度はすっかり冬。


絶景スポットまで2分、歩いてみましょう!
途中から既にこんな絶景! 筑波山!


浅間山(左)から右のなだらかなのが四阿山。 斜面に見えるスキー場はパルコール嬬恋なんですね。
二つの山の奥の方に白く見えるのは北アルプスだそうですよ。


そして絶景スポットはまさに絶景!!
以前スキーをしていたころは水上の方など行ってはいたけど、
こんな風に眺めたことはないものなぁ。


左から平標、千ノ倉、万太郎、谷川岳、朝日岳、らしい。
すごいなぁ。
手前に見える街は沼田? 橋が見えるのは利根川を越えているのかな。


笠ヶ岳、至仏山、燧ヶ岳。


上州武尊がとても近い。


中央奥白根。 右が皇海山。


皇海山の右の方に日光連山が見える。
右の横幅の広いのが男体山だそうですが、こういう角度で見たのも初めてかも。


随分長い間周囲の景色に見とれていました。
さて、まだ木々が白いうちにもう少し先へ進んでみよう。


名残惜しく振り返りながら、駒ヶ岳方面に向かいます。
この時期赤城山にはたくさんサンタがいます。w


初尾瀬 残雪の至仏山 #2

2015-05-01 01:52:34 | 山登り in 群馬県エリア

2015年4月26日(日)

 山頂に到着し、ひとしきり景色を眺めてからお昼ごはんを食べました。 GWだし人気の残雪の至仏山ですからもっと人でグッチャりしているかと思いましたが、そうでもありません。 まぁ、まだ午前10時って言うのもあるのかな。w

 そしてご飯を食べ終わったら再び地図とカメラを持ってこの素晴らしい景色を堪能します。 山に登り始めて、やはり一番気になるのが「連山見えるかな?」ということです。
 さすがに近い奥白根山は登り始めから良く見えていました。 日光連山は。。。? しばらくわかりませんでしたが高度があがるにつれ、わかるようになってきます。 

 尾瀬方面からは田代山や会津駒ヶ岳から連山を眺めたことはありますが、なかなか日光(宇都宮方面)側とは反対の位置から見ているというのがすっと来ません。
 やまとそばさんに教えていただきながら、ようやく理解できてきます。 上の写真、一番奥の山々、右の方からピラミダルに飛び出す二つの山、右が皇海山 錫ケ岳、左(写真中央)が奥白根山です。 奥白根の稜線を左の方にたどって行くとピョコッと左に傾いて飛び出す小さな頭が金精山、その後ろに薄く台形に見えるのが男体山です。 金精山の左側がグッと落ち込んで、そこが金精峠ということでしょう。 こう見ると日光にはあの低い所から入りたい、と思いますよね。w そして山は温泉ヶ岳、根名草山と続き、奥鬼怒の山々に連なるわけですね。 そうかぁ、鬼怒沼は向こうの方なんだぁ、と。

 至仏山山頂から見て奥白根が南東方向。 そこからグルッと反時計回りに行きます。


 なんでも正面に見える物は南と思ってしまう単純な私ですが(だいたいどこが正面だ、とw)、尾瀬ヶ原そしてその向こうに見える燧ヶ岳は北東方向。 そして燧ヶ岳のすぐ左に見えるのが会津駒ヶ岳。 そうだよなぁ。 会津駒からは燧ヶ岳の向こうに至仏山が見えたのだから。(平ヶ岳だと思っていたのはここだけの秘密)
 そして会津駒が写真左の方に伸びているようで「左に向かってゆく尾根がキリンテの方にゆく尾根ですか?」と伺うとやまとそばさん「違いますよ。手前に伸びてくる尾根が大津岐峠方面です。」と。「あぁ(;´д`)そうか。」


 北に目をやればこちら中央が本物の平ヶ岳。 写真右端奥には飯豊連峰も見えるのですが、この写真ではわかりにくい。


 さらに北西方向には写真右端奥、双耳峰のように見える越後三山の越後駒と中ノ岳、左の方に巻機山、らしい。(^o^;


 ちょっと違う所からもう少し引いて。 手前至仏山山頂の北側には雪がまったくないのにも驚かされます。 もともと強風で雪が付きにくいのだそうです。


 西の方にはならまた湖越しに谷川連峰。 後方には苗場山、もっと奥に見えるのは何でしょう?


 そして歩いてきた南の方向を振り返れば小至仏山と武尊山。
 とにかくすごい景色で白い山々がきれい! 一人で「うわぁ~!」と思ったり、地図を眺めてトンチカンな山座同定をするより、一緒に「きれいだねー!」と言える相手がいて良かった! 山を教えてくれる友達がいてありがたかった!


ということで、こういう景色がお似合いのスキー部の皆さん。w



photo by トレッキングさん
私も入っちゃいましたよ~!\(^O^)/



 さて。 名残惜しいですが下ります。 ここからは可能な限りヒップソリで滑り降り~! 私はヒップソリを持っていなかったので、yukoさんが貸してくださいました。 春のグズグズ雪はすぐに濡れるのでここでカメラはコンデジにチェンジ。


下の方に見える小屋、山の鼻を目指して Go!



爽快だよーっ!!ヾ(≧∇≦)ノ"

グズグズ雪は割と制動が掛けやすく、そんなに高速にならないのがワタシ的にはグッド。w



下の方にち~さな3人が見えますか~?
このロングラン、行きますよ~!!

では、皆さんもちょっと疑似体験!!!
↓ Go!


残雪の至仏山ソリ~!




photo by トレッキングさん

「行くずらぁ~!」「早く行けずらぁ~!」
ヒャッホ~ッ!!



ある程度の所まで下ったら、森をトラバースして山の鼻を目指します。
あ~、楽しかったね~! 歩かずに到着するのっていいねぇ~!w



photo by トレッキングさん
そして、雪の湿原を歩きます。 後方には登ってきた至仏山が。
夏、ここがどんな風になっているのか、やっぱり見てみたくなります。



正面には燧ヶ岳が。 先ほどまで正面に見ていた燧ヶ岳もここからは随分高いお山。
こちらもいずれ登ってみたいよ。
やまとそばさんの背中には手作りのヒップソリ! これが滑り心地良いんだ!w



山の鼻でトイレとおやつ休憩をしたら、戻ります。

楽して下った後は登らなきゃいけないらしい。。。
まぁ、山の鼻から鳩待峠までは登ると聞いていたけど、終盤に行くほど急でねぇ。。。(ToT)
ほんとにこの最後の一時間がきつかった。。。



そんな疲れ果てた帰路から見上げる至仏山。
やっぱり来て良かったなぁ。 また来たいなぁ。
グリーンシーズンにも来るかなぁ?

などと、思っていたのでした。



初尾瀬 残雪の至仏山 #1

2015-04-29 23:42:13 | 山登り in 群馬県エリア

2015年4月26日(日)

 とうとう尾瀬に行ってきました。 この私が。w 「尾瀬は~、行かないだろうなぁ~。」と言う気がしていました。 人が多そうだし、交通機関とか、散策ルートとか複雑そうで。。。たぶん食わず嫌い。w
 けれど、この時期になると毎年のように○日山荘のMLで上の景色が送られてきて「あ~、行ってみたいなぁ。」と。 とうとう軽アイゼンは買ったし、誘えば一緒に行ってくれそうな友達もできたし「今年こそ行ってみっか? でも誘うからには色々下調べしないとなぁ。」と思っていると。。。

 yukoさんからお誘いが。o(^o^)o

 しかも数日後には左の素晴らしい、旅行会社のパンフのような登山計画書までトレッキングさんから送られてきて。 w(°0°)w

 そして隊長がやまとそばさんとなれば、何も恐れることは無いでしょう。w 

 そこで連絡係の私はあちこちご用聞きに伺ったのですが、集客数ゼロ。w 能力なくてすみません。 今回はついて行くだけで許して~。 愛想だけは振りまくよ~、てなことで。

 本当に行ってきました、尾瀬。w 残雪の至仏山!


 奥日光山登りデビューも雪でしたが、尾瀬もまた雪からのデビュー。 因縁めいたものを感じます。(は?w では、頑張って行ってみよ~!

      

 朝6時10分、尾瀬第一駐車場集合。 高崎に全泊した私はそれでも4時出発。 ちょっと出がけにゴタゴタしてしまい、ナビの到着予定時刻を見ると既に遅刻。 「あ~。。。」と思って走っていましたが、沼田から尾瀬・日光に向かう国道120号線には新しく「椎坂トンネル」が開通。 そのため20分は短縮! な、なんとスイスイ走って5時40分には駐車場に着いてしまいました!

 「やった~、一番海苔~!」と思い駐車場に入って行くと、そこには yukoさん、やまとそばさん、トレッキングさんが手を振ってお出迎え。ww も~、このシニア組 スキー部三人組、何をやらせてもサッサとしていて、ご存じの通り歩きもサッサカなので、一番若い私が(←ちょっと気持ち良いw)何をやらせても一番どんくさい。

 「Laylaさん、乗合タクシー、行きますよ!」とせかされて行く。(^o^;  そして鳩待峠。 「おぉ。ここか。」と。w ここでトイレや最終お支度を済ませ、アイゼン装着っ! なぜか私が一番に完了! だいぶ気持ち良い!w しかし、この後全てにおいて私が彼らを抜くことはひとつもなかった。。。w


さぁ~、登りますよ~! 青い空、白い雪、サイコーッ!!\(^O^)/ 登りだって全然きつくないっ!



全然きつく。。。ない? ( ̄Д ̄;) ハァハァゼイゼイ



おぉ。 小至仏山も至仏山もあんなに近くにっ! 景色も良いし、ちょっと小休止しませんかぁ~?



photo by トレッキングさん
はいっ! きゅーけー!! だって、燧ヶ岳も尾瀬ヶ原もあんなに見えてきたよ~。



で、すでに暑くなったのでジャケット類(フリース、レインウェア、ニット帽)は全て脱ぎ、水分補給して歩き始めます。
あのトラバースに行くのだな~、と。o(^o^)o



しかし、すぐに西側の展望に足を止められる。 おぉぉ。 すごいわぁ~!



で、やまとそばさん。 「越後の山の方がすごいから、早く山頂に行きましょう。」ってサッサカ行ってしまう。w



photo by トレッキングさん
「あれが武尊かな?」



いよいよ小至仏のトラバース。
ワクワクだったのに、こう長いと右足ばっかり力が入ってしまって、
しかもジワジワ登っているので、なんかこたえる。(;´д`)



至仏山に向かってさらに登り。 この辺だんだん心が無感覚になってくる。w
後ろから来た若いボーダーグループに先を譲ってユルユル地味に登って行く。



あの先が山頂かなぁ。。。と思いつつ、ただついて行くだけ。
だいぶ疲れてきちゃったよ~。。。
と思っていると3人が、「あと少し~!」と。



おぉーっ! キターッ!! そして山頂に着くなり360度の大展望!!\(^O^)/



スキー部三人組は「さっさとお昼ごはんを食べてから撮影会にしましょう。」と言っていたのに、
やはりこうなると地図を片手に山座同定にくぎ付け。w

まったくこの3人にはいつもこういう背景が付きものだなぁ~。 うらやましい。ww 
けど、この日はあやかりました!

この後、まだ10時だというのにお昼ごはん。w 7時ごろ出発で10時ごろの到着。 3時間は予定どおりかな。


 photo by トレッキングさん

 山頂で撮影する至福のひと時。 素晴らしい眺めだった。。。

 つづく。