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out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

しっとり花見の入笠山 #2

2017-08-01 20:21:47 | 山登り in 長野県エリア

2017年7月24日(月)
入笠山 御所平のお花畑



入笠山山頂から降りてきました。 途中から登山道をそれ御所平のお花畑に入りました。
スキーゲレンデのような傾斜がある御所平もネットで囲われ、
山頂からの帰り道だとつづら折れのトレイルを下りながらお花を見ることができます。


たくさんの種類のお花が見られますが、植栽のものが多いそうです。
どちらもいろいろな工夫がないとどんどんお花がなくなるのですねぇ。。。


こちらもヤナギランが咲き始め。
クガイソウがとてもきれいです。 結構好きなんですよ。


これ、クガイソウですよ。
































本当はピンクのじゃなく、こちらがチダケサシだと思っていたのですよねぇ。。。


入笠湿原に戻りました。 まだ2時ごろなのでゴンドラ山頂駅の方に行ってみます。
山野草公園があるそうです。


向かう途中に。 これはさすがに植えてないと思う。


山野草園では釜無ホテイアツモリソウやクマガイソウなども柵に囲まれ栽培されています。
葉っぱだけ見てきました。 山から無くなってしまうより、栽培でも守ってゆくことは大切でしょう。


こちらも野草園に咲いていました。


日光の山で見たことがあるけどね。 今もあるかな。。。


 今年はお天気が安定せず、なかなか高い、長時間かかるお山には向かえません。 そんな時、お花も見られてサッと歩けるお山は貴重です。 そろそろ長時間かかるお山にも行きたいのですが。。。
 帰り道、駐車場に宣伝広告のあった「ゆ~とろん水神の湯」に寄って温泉にも浸かってきました。 美味しそうだったので夕飯も。
 冬にも行ってみたいと思っています。
 

しっとり花見の入笠山 #1

2017-07-30 12:28:30 | 山登り in 長野県エリア

2017年7月24日(月)
入笠湿原

 連日の雨模様。 山行も計画通りに運ばず残念な梅雨明けを感じている方も多々いらっしゃるのでは、と。
 この前の月曜日になりますが、なんとか雨が降りそうもない山を探し入笠山へ。 もし雨が降ってもお花は見られそうだし、沢入登山口の駐車場チェックもしたかったし。 なんとか一日雨に降られることもなく、お花もたくさん見ることができました。
 雨に降られればゴンドラに乗るのも良いかな、と思いましたが、ゴンドラに乗ることはなく、なのに各種情報はこちらからいただきました。

 → 「富士見パノラマリゾート」

 冬にはゴンドラに乗ってスノーシューしに行きますから~。


沢入登山口の駐車場。 登山口駐車場までの各要所に係りの方がいて「マイカー規制」の案内をしています。


この日は平日、天気もあまりよくなかったせいか、9時ごろ到着で入庫台数4台くらい。
奥の建物はトイレです。


では、レッツらゴーッ!


入笠湿原まで小一時間、登ります。











入笠湿原入口まできました。
やっぱり柵で囲われています。














湿原にはノハナショウブやチダケサシがあちこちに咲いています。
足元にはウツボグサなども。








ヤナギランも咲き始めていました。


入笠山の方へ行ってみます。


マナスル山荘を確認して、すぐ向かいにある入笠山山頂への登山口に入りました。
これより手前に御所平のお花畑があり、そこから入っても登山道には合流できます。
私はお花畑は後回し。 時間がかかっちゃうこと間違いないからね。


「岩場コース」と「岩場迂回コース」の分岐。
私はもちろん迂回コース。


ジュディー・オングさんのようなサルオガセ。


程なく山頂へ。 お昼ぐらいから晴れ間も出そうな予報だったので、
湿原で少し時間をかけてプラプラ来たのだけど、真っ白。
時折風も吹いて汗冷えするので「お昼ご飯はマナスル山荘に行っちゃおうかなぁ」と思いましたが、
「食べている間に雲が晴れるかも?」と思いここでお昼ご飯を食べる。


たまぁ~にサァ~と雲が晴れて薄日が差したりする。


正面には八ヶ岳が見えるのだけど、雲の中。
やっぱり広くて大きいなぁ。 向こうから入笠山を見たときは遠くて小さく見えたけど。
左の山の上に見える赤い屋根がゴンドラ山頂駅。


晴れてはこないので下ります。
帰りに岩場コースを通ってみました。
滑りそうで怖かった。w  続く。


池の平・東篭ノ登山再訪 #2

2017-07-26 23:42:21 | 山登り in 長野県エリア

2017年7月17日(月)
リンネソウ


今回の再訪はこの花が一番のお目当て。



「雷の丘」付近まで来ました。 池の平湿原を眺めています。
奥には雲海。 なかなかに良い眺め。


ネバリノギラン
さらに「雲上の丘広場」「ピグミーの森」を越えて「見晴岳」を目指しますが、


ハクサンシャクナゲ
見どころがいっぱい過ぎて、


なかなか進みません。


お花畑の向こうには烏帽子岳と湯ノ丸山。


再び湿原。 湿原の向こうに見えるのが高峰山でしょうか。


コバノイチヤクソウ


イブキジャコウソウ


カワラナデシコ


ようやく見晴岳近く。 もちろん見晴岳まで行きましたが、人も多くあまり写真も撮らずに下山。
時間は10時を過ぎ、お天気も良くなってきたので、篭ノ登山が気になり始めてきたのです。
見晴岳のあとは三方ヶ峰にも寄りましたが、どちらもコマクサには遅く、傷んだものが多かったので写真は掲載せず。

篭ノ登山でお昼ご飯が食べられるように、ちょっとスピードアップ!


シロバナニガナ


湿原まで降りてきました。
今回はあの外輪山を歩けたので満足!
とは言いつつ、今回もまだ半分なんだよねぇ。 今度は高峰山の方、東歩道も歩いてみたいです。

いったん駐車場に戻り一息入れたらすぐに東篭ノ登山に向かって登り始めます。


これはクルマユリ?


岩の間にニガナやらいろいろ。


東篭ノ登山山頂到着~! 12:15ごろ。
ここでお昼ご飯にしようかと思っていましたが、団体さんが来ちゃったので、
景色を撮って隅っこの方、どこか日陰がないかなぁ~、と思うほど天気が良くなっていました。
西篭ノ登山の向こうに湯ノ丸山、烏帽子岳。


池の平湿原。


赤ゾレの向こうに水ノ塔山、黒斑山、浅間山。


写真奥左端に根子岳、四阿山、中央遠くに前週行った横手山。


隅っこの日陰を探して西篭ノ登山のほうに少し下って振り返る。
東篭ノ登山の向こうにすごい雲。 あらら。 雷でもなったらどうしよう。。。
と思ってせっせと西篭ノ登山に向けて歩いてゆきました。
リンネソウだけでも撮って帰らないと今回来た意味がないのです。
昨年見て、もう一度見たかった、もっといっぱい撮りたかったお花。


けど、すぐにありました! 良かった~!!








陽が強く、白飛びに苦労しましたが、なんとか撮れました。

空は降りそうには見えなかったので、あとは少し登って西篭ノ登山山頂へ。


と~ちゃ~くっ!


ようやくゆっくりくつろいで、ここでお昼ご飯にしました。
お昼ご飯を食べていると、抜かしていった一人の男性が山頂奥からゴソゴソッと戻ってきました。
すると「この奥のコマクサ、ちょっと遅いけど割ときれいでしたよ!」と。
へぇぇ~。 ここにもコマクサあるんだ。。。


八ヶ岳も見えてきました。 左の方は金峰山とか。
もっと天気が良ければその奥に富士山も見えるのだろうなぁ。
右の方には大きく美ヶ原も、アンテナも見えました。


そして浅間山。

では、コマクサ見に行ってみるかなぁ、と。 池の平の方は随分傷んでいたけどねぇ。。。


ここは柵越しに見ることなく間近で見られます。
それ故、余計に歩く場所には気を使います。
とりあえず、踏まれたところから外れないように。。。





濃いめピンクのお花。 良い状態で見られました!
教えてくれた人、ありがとう!!


駐車場より西篭ノ登山(左)と東篭ノ登山(右)。

その後東篭ノ登山を登り返して下山。
写真は充分撮ったので、戻りはほとんど撮ることもなくサッさと下山しました。
お天気も良くなり、目的の花も咲いていて、楽しく充実の一日でした。

ん~、またヤナギランが咲いたら行ってしまうかもねぇ~。


池の平・東篭ノ登山再訪 #1

2017-07-23 19:46:17 | 山登り in 長野県エリア

2017年7月17日(月)
池の平湿原 「雷の丘」近くから

 昨年、あら!ちょうど昨年の今日7月23日にヤナギランを見たくて高峰高原に行きました。 車坂峠から入り、アサマ2000パーク内の斜面に咲くヤナギランを見てから水ノ塔山~東篭ノ登山~池の平湿原へ。 ヤナギランのみならず、たくさんのお花が本当に美しくて、今年はもう少し早い時期に行きたいと思っていました。
 先週17日(月)、学期末の仕事もほぼ片付き、天気も悪くはなさそうなので行ってきました。 がっつり歩くよりはしっかりお花を撮って歩きたかったので、今回は地蔵峠から池の平の駐車場へ。 当初は東篭ノ登山に登ってから池の平湿原と思っていましたが、朝のうち篭ノ登山には雲がかかっており、全体的にも白っぽかったので、まずは池の平湿原から。
 8時ごろ駐車場出発。 「見晴岳」までCT40分程の所、約半分くらいの地点「雷の丘」まで約一時間、「見晴岳」までは約2時間というノロノロぶり。w けど、レンズを変えたり構図を変えたりしながら、あーでもない、こーでもない、とじっくり撮り歩くのも楽しいのです!(*^▽^*)

 ひとつ良いお知らせは、グリーンシーズンに通行時間規制のある地蔵峠~車坂峠の林道ですが、8月いっぱいまで通常5時閉門のところ、6時閉門だそうです。 朝7時オープンは変わらず。 けど、ちょっとゆっくり歩いても大丈夫なのはうれしいですね。

 では、お花ばかりですが。 今回は池の平湿原のパンフレット他、お花の名前を記してあるところがたくさんあるので、名前を載せます。 間違えていたらすみません。m(_ _)m
また、お花は時系列通りでもありません。


グンナイフウロ











テガタチドリ


キバナノヤマオダマキ


ハクサンフウロ








アヤメ


シャジクソウ


オオヤマフスマ


オトギリソウ





シュロソウ





ミネウスユキソウ





「雷の丘」近くから。 山にかかっていた雲は取れ始め、平地上空に雲海を残すのみとなりました。
良い眺めですが、蒸し暑さは増してきました。 急ぎたくはないけど、お昼ご飯は山の上で食べたいのだよね。



八ヶ岳 ~花と頂を目指す~ #5

2017-06-29 15:28:22 | 山登り in 長野県エリア

2017年6月19日(月)
硫黄岳山頂付近から横岳、赤岳方面を振り返る



横岳を下り硫黄岳山荘まで来ました。
外のベンチに座らせていただき休憩です。
同席の方も皆さん口々に「良い天気ですね~。素晴らしい眺めですね。」と。


硫黄岳山荘はきれいなおトイレで有名。w
お借りしましたが、本当にきれいです。
売店にいたお姉さんに「ウルップソウはまだ咲いていませんよね?」と伺いましたら、
ウルップソウのことだけでなく、色々情報を教えてくれました。
ウルップソウ、一か所だけ開花を確認しているところがあるとのことでしたが、
ほとんどがこれからです。 また行って見てみたいなぁ~。


そして大きなケルンの立つ登山道を硫黄岳山頂に向かって登ってゆきます。


ヌル~ッとした斜面に見えますが、結構急で登りにくいです。


来ました! この斜面、赤岳などから見るとなだらかで丸い斜面ですが、
写真右奥は全く違うのです!


こんな感じ!


火口跡とありますから、ここら辺が爆発した中心部なのでしょうか。
奥の佐久や小諸の方の街も良く見えるようになってきました。


写真中央当たりの水色の屋根は夏沢峠の山荘です。
こちらのほうに泊まって天狗岳なども行ってみたいものです。


こちらも随分クリアになりました。
金峰山と手前の瑞牆山が良くわかります。
平地の白いのはビニールハウスかな?


もう少し左を見ると、奥の方左に先日登った秩父の両神山が! 向こうからも八ヶ岳を見たんだ!
右の方に見える薄い三角は武甲山かな。 こちらもブログアップはまだですが、先日登りました。


ここで赤岳、横岳を間近に望めるのも最後です。


硫黄岳山頂でお昼ご飯を食べました。
輸送のヘリコプターが軽々と荷物を運び飛び去ってゆきました。


楽しく充実した2日間をありがとうございました!


そろそろ下山しましょう。


美濃戸まではまだまだ長旅ですから。


急坂を下り切ると、


赤岩の頭。 地質がまた違っています。
燕岳などに見られる白砂浜のような地面です。
ここからオーレン小屋の方へも行ける分岐点です。


ふと空を見ると彩雲!


あとは森の中の下り道です。


森の中にはなんとオサバグサも見られました!
小屋の植物紹介などを見ると、八ヶ岳周辺にもオサバグサは咲くのですね!


赤岳鉱泉まで下ってきました。 ベンチを借りて休憩。
白い雪の残りはアイスキャンディー跡でしょう。


あとは北沢沿いに何度も橋を越えて歩いてゆきます。


いっぱいのイチゴの花とキバナノコマノツメ。


北沢の川床は赤いのです。


3時間以上かかると思っていましたが、2時間半ほどで美濃戸へ到着!
最後の林道歩きはこたえましたが、尾瀬の経験(一ノ瀬~大清水)に比べれば、
大したことはありませんでした。w


私の車を置かせていただいた J&N に戻りました。
車は無料で置かせてくれて、帰りのお風呂も無料です!
その分美味しいケーキとコーヒーを堪能しました!!


マロちゃんも触り放題です。w  また来るね。


麓の田んぼから登ってきた山を振り返る。
目的のお花も、それ以上のお花も見られ本当に良かった。 景色もこんなに楽しめるとは本当に幸運でした。
少し体調が不安なこともありましたが、とりあえず良く寝れば何とかなるという気もしてきました。
2日間一緒に過ごしてくれた yukoさん、トレッキングさんがいて、何より楽しかったです!!
ありがとうございました!


こちらの方の山々もいずれ挑戦できたら。。。という希望をもって。



八ヶ岳 ~花と頂を目指す~ #4

2017-06-28 00:12:25 | 山登り in 長野県エリア

2017年6月19日(月)
陽を受けて花開くツクモグサ



昨年見た群生地で茶色くなってしまったツクモグサを見てちょっとがっかりだったのですが、
その後横岳山頂(奥之院)へ向かうために岩場のアップダウンを繰り返しているとトレッキングさんが
「色のいいのがあったよ~!」と。


が、このように切れ落ちた斜面に咲いていたりします。(^^;


群生地より先、横岳方面は未踏ですから歩くだけでも楽しいのですが、
つぎつぎと新鮮なお花が見え始め、楽しみも倍増!


ただ残念なことに日陰のせいか花が開いていません。
でもこのモフモフのお花を見られただけでもラッキーです。


ここも日陰ですが若干花が開いています!
ツクモグサは陽が当たっても温度の具合で開かない場合もあるそうです。
この日はお天気は良くても朝方は結構冷えました。 が。。。


歩き続け9時ごろ、ようやく日向で花を開いたかわいいツクモグサに出会うことができました!
いやぁ~、感動です!!
未踏のルートにも随分とツクモグサが咲いていることがわかり、これも収穫でした!!


少し時間が前後しますが。
横岳は名前の通り横に長い岩の峰です。 幾度となく両手両足を使って岩場をアップダウンして進みます。
登ってホッとして眺める景色は最高です。


こちら南八ヶ岳の方向は前日から雲が多くなかなか全容が見晴らせませんでしたが、
雲が晴れると蓼科山の足元には八子ヶ峰、左奥の(写真中央)茶色いなだらかなのが車山~霧ケ峰、その右奥に美ヶ原と、
「そうだ、そうだ!」と改めて見入ってしまいました。


photo by トレッキングさん
そんな美しい景色の中でヤマポーズッ!


再び登ります!


本当に岩々です。


photo by トレッキングさん
私も真剣に登りましたよ。


登れば緩やかな所でお花を撮って。 そんな繰り返し。


何度も撮ってしまう、


絶景です。


南八ヶ岳方面アップです。 本当に同じ景色ばかりですみません。(^^;
写真右手前、山頂付近が斜めに茶色くなっているところが八子ヶ峰ですが、写真を拡大するとヒュッテ・アルビレオ(らしき)が見えます。
麓に一筋白く見えるのはスズラン峠に向かう道路なんだろうか?
yukoさんと雪の八子ヶ峰に登って行ったことも懐かしいなぁ。
その左奥、茶色のなだらかなのが車山。 山頂には気象レーダーも見えます。
車山周辺も三人でスノーシューで歩きましたねぇ。 今年の一月だ。 グリーンシーズンにも行きたいなぁ。
その右奥、平らなのが美ヶ原。 王ヶ頭のアンテナも見える。
こちらは行けなかったんだよ~! 行きたい~!!w


諏訪湖の向こうは乗鞍岳。 端正な姿ですね。


ようやく三又峰に来ました。 9:23。 随分かかってるな。(^^;


けどここでも景色を堪能して。
だって浅間山方面、草津の方まで随分良く見えるようになった。
黒斑山の先、浅間山外輪山の内側まで見えるようだ。
水ノ塔山~東篭ノ塔山の間にある赤ゾレも見える!


そして小さなものにも目が行ってしまいます。
黄色のとても小さなお花がウラシマツツジ。








チョウノスケソウ。
あちこち葉っぱがいっぱいあったので、たくさん咲くのかなぁ。
見てみたいなぁ。





そして横岳山頂到着! 10:00。
3時間くらいかかりました。 ゆっくりしちゃったなぁ~。
けど、このお花、この景色、では仕方ない。 楽しまない方がもったいない!


横岳山頂から見る硫黄岳方面。


山頂でもゆっくり休み、最後の急斜面を降ります。





すっかり山容が変わり、ヘルメットを脱いで硫黄岳へ。


硫黄岳のこちら側の斜面もすごいけど、あちら側はもっとすごいらしい。


硫黄岳山荘が見えてきました。



八ヶ岳 ~花と頂を目指す~ #3

2017-06-25 13:58:25 | 山登り in 長野県エリア

2017年6月19日(月) 4:44a.m.
赤岳展望荘より早朝の富士山。 中央左に茅ヶ岳。 右手前は赤岳の斜面。



起きれました~!\(^o^)/
前夜6時過ぎに寝て、結局起きることなく4時まで寝てしまいました。
朝起きると頭の片隅が痛いような気もしましたが、「朝景撮るぞ~!」と起き上がる元気はある。 良かった~。


予報通り風はあるものの、強風と言うほどではない。
ダウンにレインウェア上着は着ましたが、それでずっと風の中に立っていると寒さを感じる程度。


雲があり日の出の朝日は拝めず、また大きな朝焼けもありませんでしたが、
富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプスの山々が見られれば上等でしょう。

      
ご飯は夜も朝も 5:15~6:30 です。 朝ご飯は小盛にしておきましたが完食。
右は食堂。 ここでコーヒー、お茶など飲み放題です。 ポットにお湯もいただけます。
お昼ご飯の営業もしています。


ゆっくりと荷物整理をして、もう一度コーヒーを飲んで7時ごろ出発です。


photo by yukoさん
岩場を登る横岳に備えてヘルメット着用。


雲はだんだんと晴れてきています。
眼下に望む左の方の建物が前日休憩した行者小屋。 右奥にはこの日下山してゆく赤岳鉱泉も見えます。


まずは横岳、というかその手前のツクモグサ群生地へ向けて出発です!


一番高く見える大岩峰の向こう側辺りが第一ポイントです。
その向こうに硫黄岳、蓼科山、北アルプスまで望む中、気持ち良いスタート!


photo by トレッキングさん
5分程度で地蔵尾根への分岐。


昨年地蔵尾根から登ってきたときには奥に見える大岩峰が圧倒的で、
展望荘に寄ってみようなんて気力もわかなかった。


地蔵尾根を上り詰めて初めて見えた山梨県側のこの景色は本当に印象的だった。
けど、いまだにわからない地面に見える白いモザイク模様。
右奥高いのが金峰山あたり。


横岳と言えばこのようなハシゴと岩登り。


振り返ると富士山、赤岳、北岳の三役揃い踏み。


急で険しい岩場に


お花たちが


たくさん咲き始めています。


注意してドンドン登る!


photo by yukoさん
あそこを越せば。。。


来ました! まずは花盛りのオヤマノエンドウ。 そして。。。


昨年はこの斜面いっぱいにツクモグサが群生していたのですが。。。そして今年もいるにはいるのですが、何か違う。。。


花が開いていないだけでなく、すでに茶色っぽくなっていた。
始めはもう花が終わりなのだろう、と思ったのですが、どうだろう?
もしかしたら今年の春の寒さの戻りで霜や寒さにやられて変色しちゃったのかも。
実際のことはわかりませんが、いたしかたありません。
とりあえず今年もここにたくさんあったことは喜ばしいことです。


その代わりといっては何ですが、ちょっと目についた花。 レンゲイワヤナギ、というらしい。
硫黄岳山荘のお姉さんが教えてくれました。


そしてオヤマノエンドウの咲き具合はこの通り! 


photo by yukoさん
ツクモグサはちょっと残念でした~、のポーズ。w

 けど、ホテイランやツクモグサには少し遅いだろうと思って登ってきたこの時期、オヤマノエンドウのほかにもキバナシャクナゲもあちこちでたくさん見られ、昨年見られなかったお花もたくさん見られた。 お花だから何もかもいっぺんに、はあり得ない。 こんなことも楽しみのひとつ。
 さぁ、この後はまた何か見られるかな? などと思っていたこの辺で、すでに私は体調が悪かったことなどすっかり忘れていました。


八ヶ岳 ~花と頂を目指す~ #2

2017-06-24 00:29:16 | 山登り in 長野県エリア

2017年6月18日(日)
赤岳山頂より横岳、硫黄岳を望む

 赤岳山頂まで登りました。 山頂の標高は 2,899m。 唐松岳(2,696m)を越えて自分史上最高峰です。 なので。。。もちろんここまでの道のり、また具合が悪くなるのではないか、と心配はしていました。 が、さすがに自分の足で上がってきたせいか体調の悪化はなく、お花を見たり、みんなで話しながら登ってきたせいかそれ程疲れも感じていませんでした。 これはとても喜ばしいことです。


山頂では記念撮影をして、お花などを撮ってウロウロしていました。


「そろそろお昼ご飯を食べるのに座ろう」と


ちょっと広い場所を確保して落ち着くと yukoさんが「あーっ!!」と。


「富士山だーっ!!」と言う方向を見ると曇り空なのにくっきりと富士山が。
写真だと小さくなりますが、肉眼だとドンッと大きく見えたんですよね~。


雲はどんどん流れ、サァ~ッと山々が見えたと思ったらまた隠れたり。
(奥左から鳳凰三山、その奥に北岳、手前に甲斐駒ヶ岳、その奥に仙丈ケ岳)


けれどだんだんと山が良く見えるようになってきました。


富士山も山頂までその姿を現しました。


素晴らしい景色なので、


また記念撮影。


photo by トレッキングさん


ゆっくりしましたがまだ12時半ごろ。 それでもそろそろ展望荘に向けて下山しましょう。
写真は赤岳頂上山荘。





昨年、地蔵尾根を登り切った稜線から見る赤岳山頂はとても高かったのですが、
やはり上から見下ろすトレイルも急下降です。


こんな具合に鎖を伝って後ろ向きに降りるほど。


下りが緩やかになってくるとお花が目につきます。








展望荘の前にはまだ残雪。
2時前でしたがチェックインをさせてくれました。
こんな山の上で滞在できる。 疲れた身体を引きずって下山する必要ないんだ!
明日はゆっくり稜線を歩いて、たくさんお花が見られる!、そう思うと本当にうれしくなりました。

部屋に荷物を置いて、飲み放題用のカップをいただき、少しゆっくりしました。


部屋の窓から。。。
ちょっと休んだら地蔵尾根の方までお花を見に歩いてみようかと思っていたのですが。。。
翌日は天気が良さそうだし、なんだか疲れてきてしまいました。


少し小屋の周りの様子を撮っていると、


女性用お風呂の時間になったので、もうお風呂に入ることにしました。


赤岳展望荘名物のごえもん風呂です。
お風呂は一つしかないので男女時間制になっています。
石鹸は使えませんがシャワーはあり、汗を流して温かいお湯に浸かれるのはありがたいですね。

      
個室をとりました。 片側二段のベッド、3人部屋でした。

 ご飯は5時15分から。 ブッフェ形式で食べ放題。 写真上のほうにあるカップを各自与えられ、滞在中お茶、コーヒー、お湯が飲み放題です。
 ところが私、お風呂の後からやけに寒く、少し頭痛と吐き気が。。。これはまた高山病的な。。。? やっとのことでお皿に盛った夕飯を食べ終え、6時過ぎにたまらず布団に入るとそのまま起き上がることができなくなりました。 アラームは4時にセットしました。 10時間寝て回復しなければ確実に体調が良くない、ということです。 わたし、起きれるのか!?


八ヶ岳 ~花と頂を目指す~ #1

2017-06-23 10:09:31 | 山登り in 長野県エリア

2017年6月18日(日)
赤岳山頂より南アルプス、北岳、仙丈ケ岳を望む

 昨年5月末、八ヶ岳に咲くホテイランとツクモグサを見たくて、思い切って八ヶ岳の横岳に出かけてきました。 一番の目的であった花撮影は達成したものの、時間や体力を考えると横岳山頂に到達するには無理があると判断し、昨年は頂に立つことなく登山口に戻りました。 私にとってその経験は一歩も二歩も前進で、悔しいことも何もなかったのですが、せっかく苦労して山頂に続く稜線に立ったのだからもっと花の撮影時間をとりたい、もっと長い時間稜線散歩を楽しみたいということで、次回八ヶ岳に登る機会があれば是非山小屋に泊まってみたいなぁ、と思っていました。
 本年5月末が近づくにつれ「今年も行こうか?」という気持ちがわいてきましたが、どうも今年は雪が多く花が遅いようでタイミングがつかめない。 そんな中今年のホテイラン、ツクモグサの写真も見え始め、「少し遅すぎたかも?」とは思いましたが、 yukoさん、トレッキングさんも一緒に行ってくれるということで、赤岳展望荘泊の計画で行ってきました。 ホテイラン、ツクモグサが終盤でもほかのお花が咲いているだろう、一泊すればムリなく赤岳、横岳、硫黄岳の三峰を回ることができるだろう、と楽しみは倍増どころか3倍増です!
 天気によっては主峰赤岳に登らずツクモグサ撮影優先にしたい、という私の我儘も聞き入れてくれた二人でしたが、予報では一日目が曇りだったので素直に18日(日)は美濃戸~赤岳~赤岳展望荘、19日(月)に赤岳展望荘~横岳~硫黄岳~美濃戸、のルートで行くことになりました。


 まず17日(土)。 18日(日)は早朝から駐車場が混むでしょうから美濃戸口の「オーベルジュJ&N」に前泊。

      
清潔、おしゃれな施設、おいしいお料理と。。。

      
スイーツ、マロちゃんがいると聞けば利用してみたい。w


で、5時に駐車場入り。 やまのこ村は宿泊の方も多かったのか9割がた満車。
赤岳山荘Pは7割ほどの入り。 早く行って良かった~。
そしてゆっくり支度をして5時半出発。 まずは南沢から行者小屋を目指します。


photo by トレッキングさん
20分も歩けばホテイランの保護地区。 もう咲いていないかと思いましたが、いました~。(*^^)v








良かった~!! 満足して次に向かいます。














始めは緩やかな登りですが、徐々に斜度が出てきます。





お花を見ながら、苔の森を楽しみながら、歩いてゆきます。
空は曇り空だったので、ひんやりした空気が心地よい。


2時間半くらい歩きこの河原のような所に来れば八ヶ岳の峰々が眼前にそびえ、行者小屋もすぐです。


photo by トレッキングさん
ベンチに座っておやつを食べて、ゆっくり休憩します。
天気は回復傾向ですが、空には厚い雲がかかり、ツクモグサは開いているかわからない。
予報では翌日月曜日に陽が射すようなので、予定通り文三郎尾根を登り、赤岳を目指します。


9時前ですが、キャンプの人たちは片づけを始め下山する人も。


初めての文三郎尾根。 階段が多いらしいけど大丈夫だろうか。


ズンズン登ります。 昨年登った地蔵尾根より整備されており登りやすい。


結構登っても行者小屋が近くに見える。(^^;
どんどん階段を上っているつもりでもなかなか稜線に出ず、フ~ッと遠くの空を見ると。


雲の向こうに穂高と槍の先がのぞいていた。


photo by yukoさん
低いステップでハードルの様になっているわけでもなく、とても登りやすい。
名物のマムート階段を探しますが、なかなか出てこない。








中岳、阿弥陀岳方面に向かう稜線を歩く人。


稜線の分岐直下でマムート階段出現!


photo by トレッキングさん
階段鉄の柱のマンモスマークね。(^^;


で、分岐まで登り上げました!
曇りの雲の感じも良い雰囲気! 阿弥陀岳に続く稜線のトレイルもカッコ良い!


私たちは赤岳山頂を目指します。


ここからは岩登り。


交互通行できない場所もあり、登り下りの登山者が譲り合い渋滞ができる場面も。
そんな中、だんだんと雲が晴れてきてなんだかすごい景色が出てきた!
ワクワクした気持ちを抑え、慎重に登ってゆくと。。。


八ヶ岳最高峰、赤岳(2,899m)山頂到着!!\(^o^)/
こだわっていた山頂ではありませんでしたが、やっぱり立てばうれしい!!
辺りは雲に包まれ白くなってきましたが、この後どうなるでしょうか。。。



唐松岳を目指して ~下山まで~

2017-04-22 21:57:32 | 山登り in 長野県エリア

2017年4月16日(日)
白馬三山と雪に覆われた八方池



八方ケルンまで来ましたが、八方池まではもうひと登り。


白馬の山々の雲が取れたので、早く池からの山の姿を見たい気持ちでいっぱいです。


photo by トレッキングさん
頑張って歩きますが、そんなに速くは歩けません。


美しい景色に思わず記念撮影。 後ろのほうにケルンが見えるからもう少しだなぁ~、と。


ようやく八方池上の第3ケルン。


photo by トレッキングさん


一番上の写真もそうですが、こちらも八方池の上から撮っています。
一番上の写真は池越しに白馬三山ですが、こちらは池越しの不帰ノ劍から天狗の大下り方面。
池と言っても。。。通常池や湖が氷結した姿って水面の部分がまっ平らになるイメージがあるのですが、
八方池はおそらく雪がたくさんつもり、風の影響などで平らではないので、池があるとは一見わかりにくい。
夏に見た祠やわずかに見える対岸の階段でここが八方池なのだとわかりました。


さて、よく白馬のトレッキング情報などではここ八方池までがトレッキングゾーン、
この先は登山ゾーンなので準備は万全に、と書かれています。

確かに、夏もこの先が大変でした。
しかし、登山のだいご味はこの先さらに濃厚に詰まっており、ここを楽しめなければ意味な~い、という感じ。
なのに私はこの日も丸山までの尾根線を見上げて「あ~、遠いな。高いな。」と思っていたのでした。
第3ケルンで標高 2,080m。
朝の頭痛が少しずつよみがえり、身体も重くなってきました。


可愛い足跡を見つけ、なんとか頑張ります。
この辺からは白いライチョウも見られるかもしれないしね。


さらに近づく鹿島槍ヶ岳と五竜岳も素晴らしい。


振り返るとこんなに登った。 がんばれっ!、自分。


トレッキングさんに「丸山まで着けば、山頂はもうすぐ!」と励まされ登ってゆく。
けど、少し頭が痛く、身体がとても重い。 脚がなかなか進まない。
丸山がとても遠い。


photo by yukoさん
で、ようやく丸山ケルン。


しかし、この先さらにこの長さ。 この登り。
今写真で見ればここが最高に良い場所、山頂に向け一番ワクワクする場所だと思うのに、
あの時は「いつ辞めようか」とばかり考えてました。


でも、途中で諦めるとしても、もう少し二人についてゆこう、と一歩一歩登ってゆきます。


山にはだんだん雲がかかってきちゃいました。


この辺に来ると風も強くなってきました。
前に登った人の足跡がこんなにくっきり盛り上がっている。


そして身をかがめて登るほどの強風の中、唐松山荘上までの最後の登り。
木も岩も凍り付き、その上にエビの尻尾ができたりしています。


ようやく唐松山荘の上、唐松岳山頂へ続く尾根に出ました!
向こうには雲が多いながらも劔岳の姿が!


岩もこんなに凍り付いています。
山頂への尾根に出たとたん、それまでとは比較にならないほどの烈風です。


photo by yukoさん
トレッキングさんが「この岩のところに座ったほうがいいよ。」と言ってくれました。
本当に支えがないと飛ばされそうなほどの風です。


その風と、自分の身体を考えるともうこれ以上は登れない、と思いました。
目の前に見えている唐松岳山頂はとても鋭く、遠く感じました。
なので山頂には yukoさんとトレッキングさんの二人で行ってもらうよう頼みました。
が、二人もこの風では山頂到達は無理と判断し、みんなこの日はここを最終目的地としました。


五竜岳の方向。 下には唐松岳山荘が見えます。
夏道はこの山荘の前庭に出る、斜面をトラバースするようなルートでしたが、
冬道はずっと一番高いところを歩いてきたのですね。


photo by トレッキングさん
一応記念写真。 山頂には到達できませんでしたが、よくここまで頑張りました!


さぁ、慎重に下ってゆきましょう。


帰りはさすがに登りほどつらくはありませんでしたが、八方尾根、やっぱり長いです。


photo by トレッキングさん
みんな時々ヒップソリやお尻で滑りながら降りてきました。


photo by yukoさん

 八方池山荘に着いた時間は 14:00頃で、リフト、ゴンドラとも動いており、良い時間に帰ってこられました。 私も夏の時の様に帰路で寝込むようなことはなく山荘まで歩き切り、リフト、ゴンドラで平地まで戻るとずいぶんと元気も回復し、みんなで炭酸水の温泉に入りトレッキングさんの車で爆睡して藤岡まで帰りました。 本当に助かりました。(^^;) トレッキングさんもお疲れだったのにすみません~。

 しかし。。。昨年夏と今回、二回とも唐松岳登山で体調不良になってしまったことを考えると、私は高山病になりやすい体質なのかもしれない、と三人で話していました。 頭痛、吐き気、全身の倦怠感など、高山病に近いものがあります。
 そうはいっても今までも何回か2,000mを越す山には登ったことがあり、唐松岳の時ほどひどい症状になったことはありません。 山小屋など標高の高いところで宿泊し、息の浅い眠っている間に高山病になってしまうことはあるようです。 が、会津駒の小屋は標高 2,060m位にあるそうで、八方池山荘の 1,830mより高いのに、駒の小屋で不調になったことはないのですよね。 ま、数年前に二回、今より若い時期だということもありますが。

 八方池山荘も夏は朝起きたときに頭痛、ということはなかった。 今回は夜中に具合が悪くなった。 唐松岳登山で具合が悪くなったことは事実ですが、あまりこれだという決め手は考え付かず。。。とりあえず「何か悪い要因が重なると高い所に順応しにくい体質かもしれない」ということくらい。
 高山病に対する手立てを今すぐとることもできそうにないので、まずは日頃からの生活改善(早寝早起き習慣)、身体を絞って体力増強に心がけ、山に登ること自体に負担をかけないようにしてゆこう、と今まで以上に思います。 今までもやろうと思ってできていなかったこと。 本当にきちんとやらなくてはなぁ、とこの機会に真剣に取り組んでゆこうと思います。
 だって、やっぱり唐松山荘や白馬山荘、泊まって歩いてみたいもの。 それがダメなら中腹で景色を撮って、お花を撮っているだけでも結構満足できそうな気もするけど。w まずは長く歩けない、体力ない、というのはずっと思ってきたことなので、地道に取り組んでゆきたいと思います。

 yukoさん、トレッキングさんにはお世話になり、ご心配もおかけしました。 今後もいっしょに行けそうなところはお付き合いください。 今回も大変楽しかったです! ありがとうございました。