モーセは神エホバに供食の犠牲として羊やヤギを捧げる場合の規定を記し、脂肪や血は一切食べてはならないことをイスラエル人に命じていました。引き続き神エホバがモーセに命じた「エホバが禁じられたことのいずれかを行い、意図せずに罪を犯した場合」の償いの方法を次のように記しています。
「エホバは続けてモーセに言った。「イスラエル人にこう告げなさい。「エホバに禁じられたことのいずれかを行い、意図せずに罪を犯した場合、以下のようにすべきである。
選ばれた祭司が罪を犯し、民にも罪があると見なされたのであれば、犯した罪のために、傷のない若い雄牛を捧げ物としてエホバに差し出さなければならない。雄牛を会見の天幕の入り口に、エホバの前に連れて行き、その頭に手を置く。そしてエホバの前でほふる。選ばれた祭司は雄牛の血を幾らか取り、会見の天幕の中に持っていく。その血に指を浸し、エホバの前、聖なる場所の幕の前で7回血をはね飛ばす。また、会見の天幕の中にある、エホバの前の香り高い香の祭壇の角に血を付ける。雄牛の血の残りは全部、会見の天幕の入り口にある全焼の捧げ物の祭壇の基部に注ぐ。
罪の捧げ物の雄牛から脂肪を全て取る。腸を覆っている脂肪や、腸に付いている脂肪、2っの腎臓とそれに付いている腰の辺りの脂肪である。肝臓の付属物も腎臓と一緒に取る。供食の犠牲の雄牛にするのと同じである。祭司はそれを全焼の捧げ物の祭壇で焼いて煙にする。
しかし、雄牛の皮と全ての肉、頭とすねと腸とふん、つまり雄牛の残りの部分は全て、宿営の外れ、灰を捨てる清い場所に運ばせ、火の中のまきの上で燃やす。灰を捨てる場所で燃やすべきである」(レビ記4:1~12)。
上の聖句に記されている通り、エホバの禁じられているいいずれかを、意図せずに神エホバに罪を犯した場合の償いの方法が命じられています。意図せずに神エホバに罪を犯せば、雄牛を捧げなければならなかったことが分かります。注意深い行動が求められ、神エホバに罪を犯すことがないように注意が喚起されていたことが分かります。私たちも神エホバのご意思は何かをよく学び、神エホバに意図せず罪を犯すことのないようにしたいものです。
引き続きイスラエル人全体が意図せず神エホバに罪を犯した場合の規定も記されていますので、次回に引き続きお伝え致します。
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鹿2匹 車の前を 横切りぬ 今日の一句
ー 昨日の鬼が城山にて ー
庭に咲いている「ヘレボルス」