モーセは、技能を持つ人たちは祭司を務めるアロンの聖なる服を作ったことが記されていました。モーセもアロンも神エホバが命じられた通りに行う忠実な人でした。次にモーセは祭司の着用するエフォドの飾りについて次のように記しています。
「2っのしまめのうを金の台にはめ込んだ。しまめのうは、印章を彫るときのように、イスラエルの子たちの名前を彫った。それらはイスラエルの子たちを思い起こさせる石で、べザレルはそれをエフォドの肩ひもに付けた。エホバがモーセに命じた通りである。胸掛けをエフォドと同じように、刺しゅうの技術を使って、金、青糸、紫の羊毛、緋色の糸、上等の亜麻のより糸で作った。胸掛けは二っ折りで、真四角だった。縦も横も22センチである。技能を持つ人たちはそれに4列の石を取り付けた。1列目はルビー、トパーズ、エメラルド、2列目はトルコ石、サファイア、碧玉、3列目は、レシェム石、めのう、紫水晶、4列目は、かんらん石、しまめのう、ひすいだった。これらは金の台にはめ込まれていた。石はイスラエルの12人の子の名前に対応した。印章を彫る時のように名前を彫った。それぞれの名前が12部族の1っを表した」(出エジプト記39:6~14)。
上の聖句に記されている通り、エホバに奉仕する祭司の胸掛けには12個の宝石が金の台に取り付けられ、それぞれの宝石にイスラエルの12人の子供の名前を彫ったことが記されています。神エホバにとってイスラエルの12部族を構成した、12人の名前がとても重要だったことが分かります。
引き続きモーセは胸掛けのために、純金で縄のようなものを作ったことが記されています。それをどのように用いたのでしょうか。次回に紹介致します。
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池の端 アオサギ休む 曇り空 今日の一句
卓上の「侘助」