聖書には、モーセがシナイ山に40日間ずっと神エホバと共にいて、シナイ山から下りたモーセの顔の肌は光を放っていたことが記されていました。忠実なモーセは引き続きイスラエル人に何を告げたでしょうか。次のように記されています。
「その後モーセはイスラエル人の民全体を集めて、言った。「エホバは、以下のことを行うように命じました。6日間仕事をしていいですが、7日目は皆さんにとって聖なるもので、安息日、エホバのための完全な休みとなります。その日に仕事をする人は必ず死刑になります。安息日には、住まいで火を付けてはなりません」。
モーセはイスラエル人の民全体に言った。「エホバはこう命じました。「エホバのための寄進物を準備しなさい。心から進んで行う人は皆、エホバへの寄進物を持って来なさい。金、銀、銅、青糸、紫の羊毛、緋色の糸、上等の亜麻糸、ヤギの毛、赤く染めた雄羊の皮、アザラシの皮、アカシア材、火をともすための油、注ぎ油と香り高い香のためのバルサム、エフォドと胸掛けに付けるしまめのうなどの石である。
技能を持つ人は皆、来て、エホバが命じた物全てを作りなさい。幕屋、その布と覆い、留め金と木枠、横木、柱と受け台、箱とその棒、ふた、間仕切りの幕、食卓とその棒と全ての器具と供えのパン、明かりのためのランプ台、その器具とランプと油、香の祭壇とその棒、そそぎ油と香り高い香、幕屋の入り口用の幕、全焼の捧げ物の祭壇とその銅の網、その棒と全ての器具、水盤とその台、庭の横幕、その柱と受け台、庭の入り口の幕、幕屋の杭と庭の杭、その綱、聖なる所での奉仕のためのきれいに織合わされた服、祭司アロンのための聖なる服、アロンの子たちが祭司として仕えるための服である」」」(出エジプト記35:1~19)。
上の聖句に記されている通り、7日目の安息日は仕事が禁じられ、その日に仕事をするなら死刑にされることが命じられています。7日目の安息日は神エホバの聖なる日であったのです。
さらに、イスラエル人は神エホバの幕屋を作るための寄進物を進んで持ち寄るように命じられています。それは全て高価な品々でした。イスラエル人はエジプトで奴隷状態から解放されたのに、なぜそのような高価な品々を持ち寄ることができたのでしょうか。イスラエル人は当初、イスラエルからエジプトに渡った時、非常に裕福な民で、その時に貴重な宝を身に着け持ち出していたものを、大切にしていたものと考えられます。
さらにイスラエル人についてモーセは何を書き記しているでしょうか。次回に引き続き紹介致します。
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