宇和島市の隣町の比較的高地の鬼北（きほく）の
お家をお訪ねしましたら、庭にまだ赤の花桃が
咲いていました。
花桃は花が終わっても桃の実を結ぶことはありません。
今日は赤の花桃と９４歳の世話するビオラを紹介致します。
鬼北地方の家の「花桃」
鬼北（きほく）地方の９４歳の世話する「ビオラ」
現在社会は、聖書が予告していた通り、特に１９１４年以降は「終わりの日の対処しにくい危機の時代」です（テモテ第二３：１）。そのため多くの人々は神エホバの教えを無視し、自己中心で金銭第一主義であり、かつごう慢な者となり、粗暴で自然の情愛を持たず、愛を軽視した生き方を露骨に表しています（テモテ第二３：２、３）。
一方、聖書は「愛のうちに歩んでゆきなさい」と私たちに命じています（エフェソス５：２）。私たちが人間として「愛が肝要である理由」を聖書からお伝え致します。
他の人に愛を示すことが重要なのはなぜでしょうか。簡単に言えば、愛は真のキリスト教の神髄だからです。愛がないなら、他の人や仲間のクリスチャンとの密接な絆を保つことはできません。また、さらに重要な点として、神エホバの目に全く無価値な者となってしまいます。愛は霊の実の基盤だからです（ガラテア５：２２，２３）。では、こうした事実が神エホバの言葉・聖書の中でどのように強調されているかを考えてみましょう。
イエスは、地上での生活の最後の晩、追随者・クリスチャンたちに向かってこう言われました。「わたし（イエス）はあなた方に新しいおきてを与えます。それは、あなた方が互いに愛し合うことです。つまり、わたしがあなた方を愛したとおりに、あなた方も互いに愛することです。あなた方の間に愛があれば、それによってすべての人は、あなた方がわたし（イエス）の弟子であることを知るのです」（ヨハネ１３：１４，３５）。イエスは「わたしがあなた方を愛したとおりに」 － そうです、私たちは、イエスが模範として示された愛を示しなさい、と命じられているのです。先に紹介しましたが、イエスは自分より他の人の必要や益を優先させ、自己犠牲的な愛の優れた手本を残されました。私たちもイエスの手本に見倣って無私の愛を示すべきです（ペテロ第一２：２１）。そして、その愛を率直に表し、一般の人々の目にも明らかになるようにしなければなりません。実のところ、自己犠牲的な兄弟愛は、私たちがキリストの真の追随者・弟子のクリスチャンであることを証明する重要なしるしです。
愛に欠けているならどうなりますか。使徒パウロは、「わたしは愛がなければ、音を立てる一片のしんちゅうか、ただ鳴り響くシンバルとなっています」と記しています（コリント第一１３：１）。ただ鳴り響くシンバルは、耳障りな騒音です。音を立てる一片のしんちゅうについては何と言えますか。他の訳では、「やかましい銅鑼」、あるいは「鳴り渡る銅鑼」となっています。何と適切な例えなのでしょう。愛のない人は、不愉快な騒音を出して、人を遠ざける楽器に似ています。そのような人が、どうして他の人との親しい関係を楽しめるでしょうか。パウロは、「たとえ山を移すほどの全き信仰を持っていても、愛がなければ、何の価値もありません」と、述べています（コリント第一１３：２）。愛のない人は、人間として評価を受けることのない「無用者」なのです。神エホバは、私たちが愛を示すことを重視しておられるのは明らかではないでしょうか。私たちは、神エホバの比類のない愛、公正（義）、知恵、力を反映するよう、男性も女性も神の像（かたち）に創造されていることを忘れてはなりません（創世記１：２６，２７）。
では、他の人と接する場合に、この愛という特質をどのように示すことができるでしょうか。正しい答えを得るために、コリント第一１３章４～８節に記されているパウロの言葉を引き続き調べてみましょう。その聖句でパウロが焦点を当てているのは、私たちが「互いへの愛をどのように示すべきか」という点です。パウロは、愛に含まれている事柄と含まれない事柄を挙げています。
次回は「愛に含まれる事柄」を３回のシリーズでお伝え致します。引き続き愛についてお読み下されば嬉しく存じます。
紅白の 生垣映える ツツジかな 今日の一句
庭植えの「ツツジ」
