現在社会は、私が子供の時代とは大きく変化し、科学技術が著しく進歩しました。同時に高学歴化が進みました。私の子供時代はクリスチャンアではない親や教師も、例えば「子供(赤ちゃん)は神様からの授かりもの」と言って、神から命を頂き、この地上に人間が存在していることを伝え、教えていました。しかし、最近はどうでしょうか。命は神様からの授かりものと、教えることも語ることも、一般の方々にはなくなったようです。それだけではなく、「神などはいない!」と、怒鳴りつける人がいます。聖書には他の人に「神はいない」と語るだけではなく、心の中で「エホバはいない」と言う人は分別のない者、と記されています(詩編14:1)。ご自分に貴重な命がありながら、命の源の神エホバの存在を否定する人の結末はどのようになるのでしょうか?(詩編36:9)。聖書の詩編14編1節~3節には次のように記されています。
詩編14編「分別のない者は心の中で言った、
「エホバはいない」と。
彼らは滅びとなることを行い、
その行いにおいては忌むべきことを行った。
善いことを行なう者はだれもいない。
2 しかしエホバは、天から人の子らを
見下ろされた。
洞察力のある者、エホバを求める者が
いるかどうかを見るために。
3 彼ら(分別のない者)は皆それて行き、
皆一様に腐っている。
善いことを行なう者はだれもいない。
一人もいない」(詩編14:1~3)。
上の聖句に記されている通り、分別のない者は心の中で「エホバはいない」と言った、と記されています。そのような神エホバの存在を否定する分別のない者たちは滅びとなることを行い、神エホバの忌むべきことを行なった、と記されています。しかも神エホバの目から見て、「善いことを行なう者はだれもいない」、「一人もいない」と記されています(詩編14:1,3)。神エホバは、天におられ、天から地上の人間が、「洞察力のある者、エホバを求める者がいるかどうかを見るために」、見下ろしておられる、つまり観察しておられることが記されています(詩編14:2)。「エホバはいない」と言う、「彼ら(分別のない者)は皆、エホバのご意志からそれて行き、皆一様に腐っている」と記されています。部分的に腐っているのではなく「一様に腐っている」のです。私たちは一様に腐っているものは、直ぐに廃棄処分にするのではないでしょうか。間もなく神エホバは神の王国の王イエスを用い、分別のない邪悪な者をこの地上から処断されます(箴言2:21,22.ペテロ第二3:10~13.啓示18章~19:21)。私たち人間の命は神エホバによってくすしく「神の像(かたち)」に創造され、存在していますので、神エホバに栄光と賛美を帰される方々は幸いです(創世記1:26,27.詩編139:13~16.啓示4:11)。イエス・キリストは、祈りの言葉の中で、唯一まことの神エホバとそのみ子イエスについての正確な知識を取り入れることが永遠の命を意味していると保証されました(ヨハネ17:3)。イエスが諭された通り、分別のない「愚かな人」ではなく、神の王国を土台にし、「思慮深い人」として歩まれますことを心から願っています(マタイ7:24~27)。
夕暮れる 里山ウグイス 鳴き続く 今日の一句
和霊公園の「ツツジ」