notation

インシュレーター

2006-11-13 02:00:02 | 
最近の週末はほぼ日曜大工かオーディオいじり。日曜大工がオーディオいじりの場合も有り。
今日はインシュレーター編。
インシュレーターというものについてはこのOnkyoのブログが分かりやすいです。スピーカーの振動を抑え、音のばらつきを無くしたりとかそういうものだそうです。詳しくは分からないですが。

スピーカーやらアンプやらスタンドやらモンクレーやらで散々散財しているのでできれば安く上げたい。でも音響店に行けば結構なお値段。
ピンキリですが、だいたいこのくらいします。
高いよ。
そして、効果については半信半疑なのでそこまで出す気にもなれません。
素材もいろいろあって、木製・金属・ハイテク緩衝材と様々。とてもじゃないけど書ききれません。
自分の好み(まろやか系)だけを追っていくと、どうやら木製が良さそうだと。金属はわりと固い音になるそうです。
で、黒檀に決定。黒檀というのはピアノの鍵盤やギターの指板なんかに使われている木だそうです。エボニーと言えば楽器を弾く方なら分かるでしょう。

「このくらいなら自分で作れるんじゃないか?」ということで自作。自作と言えば先ずはネット。
こちらのブログを参考にさせていただきました。

そしてハンズ直行。
ありました。直系30mm x 300mmの黒檀の棒。「非常に重く硬い材で、加工は困難を極める」そうなので大人しくカッティングを依頼。受付のオッサンに「バカ丁寧に」でお願い。「なめんな兄ちゃん」という仕上がり。工賃込みで1500円也。安い。
帰宅してカットされた面と角をヤスリがけ。片面にはうちに転がっていた薄いウレタンみたいな素性の分からない緩衝材を貼り付け。
設置。

結論から言えば「正解」です。

効果としてはこんな感じ。
・音の分離が良くなった。(特に低音。鍵盤の音とウッドベースがかぶらない。)
・定位(楽器の位置)がさらにはっきりしてきた。
・割とキンキンに鳴ってたシンバルとかハイハットがまろやかに。
・ダイナミックレンジ(低音と高音の開き)が広がった気がする。(レコード限定)
・全体的に求めていた方向に近くなった。

思いこみが激しい方なので半分はプラシーボかと思うのですが鰯の頭どころじゃないです。
音の分離については、はっきり分かります。違うスピーカーかと思ったほど。
1500円でここまで変わるとは。

今回は安価にで導入できたのですが、「3万くらいするインシュレーターなんてどんなもんだろう?」と思うのは当然です。割と満足してしまったので多分買いません。多分、です。


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