notation




こないだJBLを買った時に付いたポイントがけっこうあったので、ターンテーブル用のカートリッジ(レコード針)をちょっと良いヤツに変えてみました。価格にしたら今まで使っていたものの倍です。それでもカートリッジの中では安価な方。
今回買ったのはShure M97XEというカートリッジ。
60年代のジャズをドンシャリ(高音と低音ばかりが強調される音)じゃなくて、もうちょっと中低音域を丁寧な音で鳴らしたいのだが?」ということで店員さんと今までの経緯をひとしきり話したあげく、今まで使っていた針との違いが一番分かるであろう同じメーカーの上位モデルであるM97XEに決定。
針の前にブラシ(スタビライザー)が付いていて盤が反っていても安定したトレース、さらにこれから針が通る面を掃除してくれるという機能付き。もちろん、ターンテーブルに盤を乗せたら必ずクリーニングしてから針を落としています。


ちなみに、うちにあるターンテーブルはTechnics SL-1200 MK3DというDJ御用達なモデル。で、今まで使っていたカートリッジもこれまたスタンダードなShure M44GというDJセット。ピュアオーディオの先達からブン殴られそうなセットです。

各セッティングをきっちり合わせて今までのM44GとM97XEとの違いです。
最初にM97Xを盤に落とした印象は「アレ?なんかおとなしい・・・」。で、アンプを30分(時計の時針換算)くらい上げてみると同じくらいの音量。
それでM44Gと聞き比べてみて分かったことは、やはり解像度。
M44Gの派手な音に慣れてしまっていて、繊細な音を聞き逃していた。
クラブなんかでズンズンの低音で慣らす分にはやはりM44Gの方が有利です。でも、家でDJやらないし。
家聴きはM97XE。スピーカーを買い換えて以来感じていた聴き疲れがちょっと解消されます。レコードに求めていた音がする。スクラッチノイズすら暖かい。

M97XEと比べればM44GはCDに近い。低音は凄く出るけど、平面的。
比べてM97XEは音圧はやや低いけれど空間が出る。中音域が丁寧に出る。という私見です。
低音の低さはスピーカー自体の特性だと思うのですが、近々床補強します。

ORTOFON ( オルトフォン ) も試してみたい。MCの針も聴いてみたい。
ぼちぼちでやっていきます。
レコードというのは、何故こんなにも音自体に魅力があるのか。アナログだけに、設備に左右されすぎ。
あぁ、楽しい。

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