じゅんむし日記

心は急いでいる。それなのに、何も思い通りの形にはなっていかない。がまんがまん。とにかく、今できることから始めよう。

美しき人生のために~リルケの言葉~

2008-05-16 | 
昔、私の心の奥深く入り込んでいった言葉・・・
20年(?)経った今もまだ、心に浸みわたってくるものなのですね。

もう20年以上前に読んだ本「美しき人生のために」。
印象に残った言葉を書き留めておいたのを、何かのきっかけで読み返した時のことでした。


感性というのは、年々衰えていくものなのかもしれませんが、
人間形成された芯の部分は変わってないためかもしれません…。

どうしてもまたその本を読みたくなりました。

でも、その本は私の本棚にはありません…。
リサイクルに出すはずも捨てるはずもありません。
いったいどこで読んだんでしょうねー(・・?

ま、ともかく絶対読みたくなったので買うことにしましたが、
何せ昔の本です!もう絶版になっていました。

ところがところが、こういう人生の指針を示す素晴らしい言葉は受け継がれるものです。
違う方の訳で同じような本が出ています。

さっそく買って読んでみました(^^)v
が・・・読み進めていっても・・・なんと心に浸みわたってきません。おかしいです(・・?

訳が変わると頭に入ってこない…
頭が固くなってきているのかもぉ~(ーー;)


 ←で、執念で手に入れた本!
「美しき人生のために~リルケの言葉~」秋山秀夫(訳編)
1992年新装版(1984年初版)

重いものの中には好意ある力があります。私たちを材料にして仕事をしてくれる手があります。
重いもののただ中にこそ、私たちは私たちの喜び、私たちの幸福、私たちの夢をもつべきです。
そういう背景の深みを前にしてこそ、幸福もよろこびもくっきりと浮びあがり、それらがどんなに美しいかが始めてわかるのです。
重いものの暗闇のなかでこそ、私たちの貴重な微笑みはある意味を持ちます。
そこでのみ、それは深い夢みるような光に輝き、そしてそれが一瞬くりひろげる明るさのなかで、私たちは私たちをとりまいている奇跡と宝を見るのです。
(書簡 1904年 11月20日 若い少女にあてて)

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