本当の本当の手作り

前に、”本当の”手作りギョーザを作ったと書きましたが、
最近、あれは本当の手作りギョーザなのか？という妙～な思いに駆られてきました。（かげの声：そんな思いに駆られるな）

だって、ギョーザの皮を手作りしてないしィー。
お母さんの手作りギョーザって言っていいのかなー？

でも、そんなことを言えば、
ほとんどすべてが手作りでなくなってしまう…。

そう！昨日作ったハヤシライス…。
ハヤシライスのルゥは使わなくても、デミグラスソースを使ってる…。
このハヤシライスは、ほとんどデミグラスソースのメーカーが作り出した味！なのでは？


いちおう、トマトピューレとかワインとかローリエとか入れて煮込む…

あぁ、ややっこしい。

こんな思いに駆られるのも、連日ギョーザ食中毒事件の報道が続いているからです。
ギョーザ、ギョーザって。
それに、中国の冷凍手作りギョーザでは、本当に人間の手でギョーザの皮を包んでるし！

中国の家庭では、ちゃんと皮から作ってるし！

テレビではコメンテーターが、
子どもに料理をしている姿を毎日見せることが食育だ…とか、
手作りのおかずを家庭でフリージングしてお弁当のおかずにしたらいいとか、
ギョーザなんか家庭で作りなさいとか…。

はいはい、その通りですっ。（でも、キビシー）

しかし、何を以って識者は手作りと言う？

わけわかんなくなります。

そして、（私が）小学校の五年くらいのときのことを急に思い出しました。

何かの話から、「ウチのカレーはインスタントじゃないよ」という私の言葉に対し、
「カレールゥを使うのはインスタントのことだよ」との答えが返ってきたのです。
衝撃を受けました。（←大げさでない）
そうか…肉や野菜を煮込んでルゥを入れるのはインスタント料理なんだぁ。

もしかして、この経験が引きずっている？？
どこから作るのが手作りか！？