神が宿るところ

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入日神社

2012-12-15 23:22:38 | 神社
入日神社(いりひじんじゃ)。
場所:千葉県船橋市海神3-7-8。JR総武本線「船橋」駅・京成本線「京成船橋」駅の西、約1km。国道14号線(千葉街道)とその旧道の分岐点(海神三叉路)の東側辺り。駐車場なし。
創建時期は不明だが、社伝によれば、日本武尊が東征の際、上総国から海路で下総国に入り、上陸した場所が当地であるとする。その後、それを記念して、村人が天照皇大神と日本武尊を祀ったのが当神社であるという。したがって、この伝承によれば、式内社「意富比神社」(船橋大神宮)の創建は当地であり、その後、船橋市夏見にいったん移った後、更に現在地に遷座したことになる。こうしたことから、当神社は「式内元宮」と称しているものと思われる。なお、「入日神社」というのは、「伊勢神宮」の内宮を「朝日の宮」というのに対するものであるという。あるいは、東にある式内社「意富比神社」(船橋大神宮)から見て西にあるからという説もある。いずれにせよ、海への入日(夕日、落日)が美しく見えたのだろう。


「神社探訪」さんのHPから(入日神社)


写真1:国道14号線旧道のJR総武本線跨線橋西詰付近にある「式内元宮入日神社 入口」の石碑。


写真2:写真1の石碑の奥にある脇参道。


写真3:国道14号線に面した正面参道入口。こちらには「式内元宮入日神社 入口」の木碑がある。参拝するには石段を下がっていく。


写真4:「入日神社」正面。社号標も「式内元宮入日神社」。


写真5:鳥居を潜って振り返ると、高いところにある国道の土手が壁のようになっている。当神社の正面は南西、つまり海に向いている。
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