「スーツって意外と」
案外安くてよかった
沢山並んだ吊るしのスーツの値札に安堵
これなら何時でも買いに来れるから
何も今日のこの日で無くてもいいなぁ
そう思いながら大手チェーン店も覗いて
思い切ってセットで買おうかとまとめて貰うと
高い！高すぎる！
応対を思い出してみればブランド品だった
安いわけがないか…
でも、何となく、最初のスーツに良い物で送り出せたという母の気休め代
そこはかとなく祖母に差し出すスーツ・セットのレシート
（全額戻るか、いくらかの足しになるのか、お金のない母は期待している。からね。）
よいお天気です。今のところ社会人に向けてスーツの一つも用意してやろうかな、というのが親の心情ですね。
「当てにされてもねぇ…」
やっぱり必要なものだから
改まった席に出るにも一つ用意しておいてやらないと
いずれは間に合わなくなってしまうだろうけれど
フレッシュな社会人になるのか
半分社会人の学生になるのか
先の事は読めないけれど一つは必要
区切りよく用意しておいてやった方がいいなあ
そう思って思い立ち、お天気もよいから早々に見聞してこよう
Ａラインに甘えているからこんな事になるんだし
Ｂラインに暢気印
Ｃラインに息もついて追いつかなくなると
Ｄラインで弾かれてしまうんだ
なんて、親の言う事を馬鹿にしているとこんなになるんだから
今後は親は当てにはなりません！
