東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

振袖火事が名づけた振袖柳

2015-03-19 | 季節の花
  江戸の街は木造建築がひしめき合っていたため火事が多かった。
 1657(明暦3)年の「明暦の大火(別名:振袖火事)」で
 火元とされた本郷の本妙寺というお寺があるが、
 その本妙寺に植えられていた柳を新たに命名する際に
 「振袖火事」の名から「振袖柳」とした、、、との説もある。



 

 明暦の大火は江戸で一番大きかった火事、
 火元は本郷丸山本妙寺で3人の女が法会 (ほうえ) のため振袖を焼いたのが出火原因となり
 焼失町数約 500~800、さらに江戸城天守も焼失した。




              

              赤目柳とも言う、
              花芽が赤い皮で覆われ枝の赤とも相まって花の咲く前から美しい。




              

              若い女の子が振袖を着て踊りまわっているみたい、
              どうせならこんな姿を命名の訳としてくれたらいいのに。
              振袖火事からの命名なんてちょっと引いちゃうね。


 ネコヤナギのいいところがあるんだけどちょと遠い、
 最近横着を決め込んでいるのでなかなか行けない。
 そろそろこの呪縛から解き放たれ遠くの方まで行きたいね、
 いや、せいぜい隣の隣の区くらいまでだけどね。              
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2 コメント

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Unknown (くぅ)
2015-03-20 15:58:08
そ~そ~1番最初に咲くのはネコヤナギかも。
でも、そこへたどり着くのは雪山を越えないといけないので大変なの。
もうそろそろかなぁ~(^ー^)

振り袖火事、大きな火事だったんだねぇ。
火元となった3女性は、どんな刑罰を受けたんだろう。
ちょっと気になる~
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くぅさん (jugemu)
2015-03-20 22:18:35
長くなるけど春の夜の怪談話なんかいかが?。

麻布の質屋の箱入り娘が美しい振袖を纏って上野の花見に、そこで美しい小姓を見て恋煩い、振袖を抱いたまま死んでしまった。
両親によって振袖は本妙寺へ供養のため寄進されたが、本妙寺では焼いてしまうのはもったいないと古着屋へ下げ渡した。
翌年上野の豪商の娘の手に渡っていた振袖は
また棺桶に被せられて本妙寺へ戻ってきた、
両親は「娘が大事にしていた振袖はこちらへ寄進します」、、、再び古着屋へ。
そして翌年振袖は本郷の商家の娘の棺にかけられ
また本妙寺へ、
江戸の噂雀たちはこの因縁の振袖の話で大騒ぎ、
本妙寺では振袖供養をすることとなった。
僧侶たちの読経のなか振袖は火中へ、、、
そのとき一陣の風が舞い起こり振袖は空中高く舞い上がる、
人々の目にそれは、人の立ち上がって手を広げた姿そのままに見えた――。

ブログでは書かなかったけどこんな話がまことしやかに語り継がれています。
当時江戸の人口は35万、うち11万人弱が死亡と。
げに恐ろしきは女の性、、、おっと失礼。 m(_ _)m
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