東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

これも珍名さん、イランイランの木

2017-07-26 | 季節の花
  「イランイランの木」なんて植物がある、
  最初見たときはあの「イランの国」の木かなと思ったけどね。
  熱帯アジアの産で細長い花弁がふんわり垂れ下がる、
  初めは緑色だけど次第に黄色へと色が変わるようだ。


  

     イランイランは、ジャワ島、スマトラ島、フィリピンに生育する背の高い木、
     15メートル以上になるらしいけどこれは矮性の木で高さは2メートルほど。
     タガログ語に由来し「花の中の花」という意味という。




  

     イランイランからは香油が採れる、花から水蒸気蒸留法で抽出し、
     黄色い花から取れる精油が最高の香りとされている。
     シャネルなどの有名なブランドの香水にも使われているとか。




  

     熱帯樹らしくエキゾチックで濃厚な甘い香りを持ち、
     性的な気分を高める催淫作用があるところから
     南洋の島には新婚初夜のベットにこの花をまき散らすロマンチックな風習があるそうだ。




          

          去年までは温室の外の壁際に置いてあった、
          ほかの植物も置いてあるためほぼ一方向からしか撮れなかった。
          今年は温室の中の中央に置いてくれたので
          ぐるっとどこからでも撮れる。

          珍しい花なのでこうして置いてくれればありがたい、
          去年までは見てる人も少なかったけど
          今年はいろいろな人が取り囲んで見ていた。

          いろいろ調べていたら「ちゃぼイランイランの木」というのがあるそうな、
          これもその「ちゃぼ」かもしれない、小さいから。
          小さい花には「ヒメ」とアタマにつけることが多いけど
          「ちゃぼ」なんてつけるのも面白いね。


                                             7月17日 都市農業公園
          

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