東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

種子(たね)のふしぎ展

2019-10-11 | イベント
  ベルモント公園の陳列館で珍しい展示が、
  「オーストラリアと熱帯・亜熱帯の種子のふしぎ展」。
  珍しいことをやるんだなと見に行ってきました、
  奇妙奇天烈なタネがいっぱい、怖いのもありましたが。


  

     珍しくポスターなんか作ったりしてやる気満々ですな、
     展示品は沖縄の美ら島からやってきたみたいです。




  

     twitterのこの写真に惹かれて行ってきました。
     フタゴヤシ(ヤシ科)  
     世界最大の種子としてギネスブックにも掲載されています、
     重さは20~30㎏にもなります。
     この種子を見つけた人が一生懸命磨いたとか、珍品ですね。




  

     ゾウゲヤシ(ヤシ科)
     高さ20mにもなる大きなヤシです。
     外皮は硬いけど切ると乳白色でちょうど象牙みたい、
     そして象牙に代わる印材として利用されているとか。




  

     モダマ(藻玉) マメ科
     世界最大の豆、屋久島から琉球にかけて分布。
     サヤは長さ1m、幅10cm。豆は5cmくらいで9~13個、
     波打ち際に海藻に混じって漂着、海藻の玉に見たてて藻玉と。




  

     ソーセージノキ(ノウゼンカズラ科)
     アフリカ高原原産で果実を乾燥すると果皮が硬くなり、
     中身を抜いてさまざまな家庭用器具として利用されています。
     これは乾燥しているけど生っているときはソーセージそっくりです。




  

     パラダイスナット(サガリバナ科)
     ブラジル原産の植物で直径30cmもある果実は熟すと蓋が取れ中から種子が出てくる。
     落下した果実を猿が見つけ、ふたを開け中のナッツを手一杯握りしめると手が取れなくなり、
     果実をぶら下げて歩き回ることからモンキーポット(猿のツボ)とも呼ばれています。
     どこかで見たような読んだようなマンガみたいな話です、ほんとかなぁ。




  

     オオバマホガニー(センダン科)
     長さ15cm直径8cmほどの卵型の果実、
     種子は翅を持ち裂果すると回転しながら落下します。
     家具材のマホガニーとして知られていますが
     熱帯では街路樹としても利用されています。




  

     ライオンゴロシ(ゴマ科)
     船のイカリのような丈夫なトゲを持ち
     ライオンが実を踏むと取れなくなり、
     口で取ると口に刺さり食事がとれなくなり餓死してしまい、
     この名前が着いたといわれています。

     百獣の王ライオンもこんなのにぶつかっては手も足も出ませんか、
     世の中にはとんでもないものもあるようで。
     一口に種子と言ってもいろいろありますね、
     日本では極めて常識的なものしか見られないけど
     世界は広い、特に熱帯なんかでは考えもつかないようなのがある。
     モンキーポットなんか笑っちゃうしかないけど
     そんな面白い種子もあるんですね。

     ベルモント公園、偉い。
     たまにはこうした企画ものもやってくれるといいね。

         data: EOS70D/EF17-40mm 1:4。 撮影 9月29日 ベルモント公園
         


     今夜は十三夜、、、
     ですがご存知の情勢でとてもお月見なんて。
     この時間まだ風はないし雨も少~しだけみたい、
     降ってないと思っていたけど外を走る車の音がじゃ~と聞こえるので路面が濡れる程度でしょう。

     問題は明日で電車などはお昼ごろで全面ストップするらしい
     まあ私はそれで間に合うけど何かと困る人もたくさんいるのでしょう。
     最低の被害で済んでくれるといいのですが、、、。
コメント (4)
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