東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

江戸深川資料館

2015-09-28 | 風景
  日本橋が商人の町なら深川は職人の町、
  日本橋ほどお金持ちはいないけど人情でカバー。
  「二本差しが怖くて、田楽が食えるか!」などと武士を問題ともせず
  物づくりの職人の世へ道を拓きました。
  今のニッポンの基礎を作り出した職人の生活の場を見てきました。


  

     深川にある江戸深川資料館へ行ってみました、
     いろいろな展示物を飛ばして地下のジオラマに直行。
     江戸の下町を再現したここは写真OK、触ってOK、なんでもOKの
     魅力ある資料館です。



  

     ここはもう完全に江戸の下町、
     家並みから看板まで完璧に再現されています。



          

          長屋の家並み、中央に下水の溝が走っている
          貧乏長屋では傷んでいるから下手に踏むと踏み抜いてしまうので注意すること。



          

          映画やテレビでお馴染みの天水桶だけど本来は
          表通りの商家などに置いてあり路地ではあまり見かけないハズ。



  

     長屋の奥には、左手前ゴミ箱、左奥の雪隠は半身が隠れるだけの扉、
     右に井戸があるけど雪隠との距離がねえ、、、。(笑)



  

     町々には木戸があり不審者の侵入に備えていました、朝6時から夜10時まで開いています。
     夜中の緊急時などは木戸番に頼んで開けてもらっていたとか。



  

     八百屋の店先、訪れた町人(見物客)は商品を手に取って見られるし
     座敷にも上がり込める。



  

     稲荷ずしの屋台、
     当時の江戸では代表的なファストフードだった。



  

     本所・深川は網の目のように水路が張り巡らされています、
     移動には船が最適で猪牙船(ちょきぶね)は水上タクシーでした。



  

     川端には舟宿があり舟と船頭を準備していました、
     駕籠には”流し”があったみたいだけどさすがに舟には”流し”はなかったようです。



  

     街角の自身番の隣には火の見やぐらが、
     江戸の町は自治が進んでいました大抵のことは町内でやります
     防火・消火も大切な仕事でした。

     一番上に半鐘が見えますが、火事のときには木製のトンカチみたいなので
     遠くの場合はジャーンジャーンジャーン、近くなってくるとジャンジャンジャン
     すぐそこのときはトンカチを半鐘の中でかき回すジャジャジャジャジャーン!
     「擦り半」というヤツ。

          美空ひばりの「お祭りマンボ」
        
       ♪おじさんおじさん 大変だ
        どこかで半鐘が なっている
        火事は近いよ すりばんだ
        何をいっても ワッショイワッショイ
        何をきいても ワッショイワッショイ
        ワッショイワッショイ ワッショイワッショイ
        ソーレ ソレソレ お祭りだ

     それでは火の用心をして、お休みなさ~い。zzz
                                               9月22日
      

 
コメント (2)
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