シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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疑惑の男_えん罪?

2007年04月06日 | 事件事故の多い世
左から ドレフュス事件、右上はサッコ・バンゼッティ事件、右下は三浦和義容疑者と O.J. シンプソン。
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あの「ロス疑惑」の男か __ 殺人罪に問われ 無罪となった最近の例に、米国の O.J. シンプソン事件も有名ですね。 しかし どちらも無罪が確定し、同じ疑惑で再び裁判が開かれることはありません __ が、もやもやとした すっきりしないものが残ります。
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「コンビニで栄養補助食品盗む、三浦和義容疑者を逮捕」(4月5日 読売新聞) __ ※追加1へ
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人間が人間を裁くのが現在の裁判制度。 神が裁くのではありませんから 100% 完璧な判断ができるわけではありません。 捜査も人間がしますから これも完璧ではありません。 勿論 裁判官も捜査官もこの程度でいい、と思って従事していることはないと思いますから、法に則って最大限のことをした結果でしょう。

現在の裁判制度は物的証拠重視、疑わしきは罰せずですから、状況証拠で全てを判断することはありませんね。 また 一度裁判で出た判決に対し、同じ裁判が開かれることもありません。
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このケースとは逆にえん罪も、残念ながら存在します。 真犯人が自分の刑を軽くするために 他人に罪をなすりつけるうその証言や、行き過ぎた見込み捜査や政治的意図などから ある人を犯人に仕立て上げてしまうケース、捜査状況が重なって証拠 (?) が積み上がり 無実の人が犯罪者と判断されてしまうケースなどです。 その場合 再審制度があります。

Wikipedia で過去のえん罪を見ると、うんざりするほどあります。 外国の例では19世紀末の仏の「ドレフュス事件」、20世紀初頭の米国の「サッコ・バンゼッティ事件」などが有名ですね。
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全ての事件に 100% 公平な判断がなされることは今後もないでしょう。 しかし以前より 100% に近い判断が増えてきて、100% に限りなく近づいていくのを期待したいものですね。 今 自白が証拠に採用されることはありません。

ロス疑惑と O.J. シンプソン事件の引用は長過ぎるので取りやめました。 興味ある人は、 「事件史探求」や Wikipedia でお調べ下さい。

以上


※追加1へ _ 神奈川県警は5日、コンビニエンスストアで万引きしたとして、平塚市、会社役員三浦和義容疑者 (59) を窃盗の疑いで逮捕した。

調べによると、三浦容疑者は3月17日午後、同所のミニストップ平塚高村店で、栄養補助食品6個 (約 3,600円 相当) をジャンパーの内ポケットに隠して盗んだ疑い。 防犯カメラに映っており、同月30日に再び来店。 店長が問いただしたが、110番通報している間に立ち去った。 5日、弁護士と同署に出頭。「間違いありません」と容疑を認めているという。

三浦容疑者は、ロス疑惑の「一美さん銃撃事件」で殺人罪などに問われたが、最高裁で無罪が確定した。 現在は、同店近くで日用雑貨を扱う会社を経営している。

以上

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