シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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ネトレプコの独り舞台

2013年02月07日 | イタオペ小話色々
07年7月31日シャンテサラ2投稿分__

YouTube で Anna Netrebko と検索すると、100本以上の動画が投稿されています。 その中から、今月7月8日に投稿された「E Strano from La Traviata … Extract from the Anna Netrebko and Rolando Villazon recital in Paris, March 2007」(ヴィオレッタのアリア「不思議だわ」) の9分ほどのビデオを見ると、既に世界中で 2,400回以上も再生され、多くの人が見ていることが分かります。

これは、ヴェルディのオペラ「La Traviata」第一幕の終わりの部分で、プリマドンナの聞かせどころです。 私は彼女の出演する2005年ザルツブルク音楽祭の録画放送を後半からしか見ていないので (※)、この部分はちょうど良かったですね。

フランスのテレビ放送録画を投稿したもののようですが、音も画像も質がいいですし、YouTube 再生ではよく途中で途切れるものがありますが、これはそんなことはなく、今日見つけて二回も見てしまいました。

評判に違わず、力強い声で歌いきり、コーダも最高に高い声で締めくくっています。 当然オーケストラが終わらないうちに拍手喝采です。 私も今頃の年齢 (?) になって、イタオペの声が楽しめるなんて、想像もしなかったですね。 でもこの声の素晴らしさを知ってしまうと、病み付きになりますね。

彼女は今が旬のソプラノで、世界中から引く手あまたなんでしょうね。 けれど、歌い過ぎると 喉を壊してしまいますから、自分の喉との兼ね合いで状況を見ながら、歌う回数を調節して 長く歌って欲しいものです。

でないと、評判だった歌手が急に姿を消してしまう、といったことが時々ありますからね。 音楽的に早く衰える人もいるでしょうが、いい助言者を身近に確保することも重要です。 なにぶん若いのですから、経験が少ないと その辺りの事情は疎いでしょうし、若さでどんどん歌ってしまうのが危険です。

ところで、指揮者は誰なのでしょうか? データに入ってないので不明ですね。 風貌からパリ管弦楽団のエッシェンバッハかと思いましたが、違うようです。 リサイタルの指揮は、名声を確立した指揮者はやりたがらないでしょうから、中堅か駆け出しに近い経歴の人でしょうね (そういっては失礼ですが)。

以上

※) 「道を踏み外した女」も参照下さい。          

追加1_ YouTube で 「Sempre Libera」(2005年ザルツブルク音楽祭の録画) の投稿ビデオを見たら、コーダが最高音ではありません__会場からは拍手が鳴り響いていましたが。

追加2_ 07年3月27日&28日パリ・シャンゼリゼ劇場 エマヌエル・ヴィヨーム指揮ベルギー国立管弦楽団 オリヴィエ・シモネ映像監督の収録らしい。

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