
左写真3つは Anna Netrebko の La Traviata 三態。 左から伝統的衣装 Vienna, 2003 (8000回)、現代風衣装 Salzburg, 2005 (56000回)、舞台衣装 Paris, 2007 (58万回)、() 内は YouTube ヒット数。 右は La Boheme から “優美な乙女よ” でヴィリャゾンと腕を組む前。
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YouTube には多くの映像が投稿されている。 私の大好きな La Traviata 1幕最後からヒロインの聴かせどころの “E strano ... Ah! Fors‘e lui ... Sempre libera” (不思議だわ … 花から花へ) を、今ヴィオレッタ歌いとしてはピカイチのネトレプコが歌うものが3本も投稿がある。 それらの中で特に素晴らしいのが、2007年の映像もので Orchestre National de Belgique & Emmanuel Villaume が伴奏を付けている最新版だ。 これは以前のブログでも取り上げた (トラックバック参照)。
序でながら 「ラ・ボエーム」からネトレプコの “O soave fanciulla 優美な乙女よ” が幾つも投稿されていた。 これもチェックすると__よく組むテノールの Rolando Villazón とだけで3本もある。 全てはチェック仕切れないが、これも2007年のパリのコンサート・ホールでの映像ものが素晴らしい (右の映像)。
残念なのは、左のウィーン国立歌劇場での伴奏だ。 金管楽器がとてもじゃないが、え? これがあのウィーン・オペラ?と疑ってしまいかねないような二流にしか聴こえないような水準だ。 ネトレプコが絶好調で高い声を披露しているだけに、がっかり。 こういうこともあるんだろうが、これではウィーン・オペラの名声が泣きます。 名手不在で エキストラをどこかからカキ集めてきたのか? ネトレプコの素晴らしい声に、この金管楽器 (トランペット?ホルン?) の “ポッコポッコとへぼい音” が重なるのを聴くのは苦痛というか 口がアングリと開いてしまう。
ザルツブルクでの伴奏はウィーン・フィルが受け持っているから、母体のウィーン国立歌劇場よりは当然 素晴らしいのだが、聴き比べたら オケの音量が小さく抑えられているようだ。 これに比べて、ウィーン・オペラではオケの音量、特に金管楽器の音が大きく録音されているから、どうやらマイクを “金管楽器の近く” においての録音だったのかも。
この音量では伴奏だけを絞ったら伴奏が殆ど消えてしまい、録音エンジニアが音量調整卓でいくら操作しても対処できないだろう。 結局 マイクのセッティングそのものがまずかったのか? これでは、発売する CD には使えない音源だ。 YouTube での閲覧ヒット数を比べると、どれが人気の録音・映像か分かる。 視聴者の反応が最も正直な指標だと思う。
以上
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YouTube には多くの映像が投稿されている。 私の大好きな La Traviata 1幕最後からヒロインの聴かせどころの “E strano ... Ah! Fors‘e lui ... Sempre libera” (不思議だわ … 花から花へ) を、今ヴィオレッタ歌いとしてはピカイチのネトレプコが歌うものが3本も投稿がある。 それらの中で特に素晴らしいのが、2007年の映像もので Orchestre National de Belgique & Emmanuel Villaume が伴奏を付けている最新版だ。 これは以前のブログでも取り上げた (トラックバック参照)。
序でながら 「ラ・ボエーム」からネトレプコの “O soave fanciulla 優美な乙女よ” が幾つも投稿されていた。 これもチェックすると__よく組むテノールの Rolando Villazón とだけで3本もある。 全てはチェック仕切れないが、これも2007年のパリのコンサート・ホールでの映像ものが素晴らしい (右の映像)。
残念なのは、左のウィーン国立歌劇場での伴奏だ。 金管楽器がとてもじゃないが、え? これがあのウィーン・オペラ?と疑ってしまいかねないような二流にしか聴こえないような水準だ。 ネトレプコが絶好調で高い声を披露しているだけに、がっかり。 こういうこともあるんだろうが、これではウィーン・オペラの名声が泣きます。 名手不在で エキストラをどこかからカキ集めてきたのか? ネトレプコの素晴らしい声に、この金管楽器 (トランペット?ホルン?) の “ポッコポッコとへぼい音” が重なるのを聴くのは苦痛というか 口がアングリと開いてしまう。
ザルツブルクでの伴奏はウィーン・フィルが受け持っているから、母体のウィーン国立歌劇場よりは当然 素晴らしいのだが、聴き比べたら オケの音量が小さく抑えられているようだ。 これに比べて、ウィーン・オペラではオケの音量、特に金管楽器の音が大きく録音されているから、どうやらマイクを “金管楽器の近く” においての録音だったのかも。
この音量では伴奏だけを絞ったら伴奏が殆ど消えてしまい、録音エンジニアが音量調整卓でいくら操作しても対処できないだろう。 結局 マイクのセッティングそのものがまずかったのか? これでは、発売する CD には使えない音源だ。 YouTube での閲覧ヒット数を比べると、どれが人気の録音・映像か分かる。 視聴者の反応が最も正直な指標だと思う。
以上