
07年7月18日シャンテサラ2投稿分__
今やウィーンの売れっ子ソプラノといえば、アンナ・ネトレプコ Anna Netrebko でしょうか? その前の一時期 ステファニア・ボンファデッリ Stefania Bonfadelli というソプラノもいましたが、今はとんとトピックに登場しません。
ネトレプコの人気に火が点いたのは 05年ザルツブルク音楽祭での「La Traviata」 (※) だったのは皆さんもご承知の通りですが、既にその数年前から、DG からアリア集の CD が発売されており、私も知っていました__読み難い名前だなと。 その頃ジャケットに使われた顔 (左上写真は化粧が濃い?) と今の顔 (左下写真と右写真) を見比べると、写真の通り随分と違い、今はピッカピカの美人ソプラノの世評に名前負けしませんね。
YouTube に投稿してある アンジェラ・ゲオルギュー Angela Gheorghiu の同じ「La Traviata」クリップも見ました。 この人も、ロンドン・コヴェントガーデンの歌劇場でショルティ指揮の映像と録音から有名になったソプラノです。 彼女は、この時よりも そのあとのほうが断然 美人になっていますね。 個人差がありますから、話題作品と共に急に輝き出す歌手と 違う時点から輝き出す歌手があるようですね。
………………………………………………
男性にはそういうことはないようです。 女性には、旬の時期というものがあるのは避けられないのでしょうか? 音楽的に技術が向上し、また話題作に抜擢されたりと、色々な偶然が重なって その女性の気分を盛り上げ、それが相乗作用して またいい演奏に繋がり、更に人気が出る__この繰り返しで輝き出すのかも。
芸術家のタマゴも努力していれば、オーディションに繰り返し出場していれば、審査員はその勉強ぶり 将来性を認めて引き上げてくれる、その可能性が増えるのでしょう。 興行する側も、常に新鮮な技術と音楽性を持った若い芸術家のタマゴを探しており、双方の思惑が一致することが増えれば 次々に出演依頼が舞い込むことでしょう。
ただし、オーディションに繰り返し出場していれば 必ずいつか光が当るかというと、そうでもなく 偶然性もあるから何ともいえませんね。
………………………………………………
しかし努力していなければ、審査員は進歩がないなと認めてくれないでしょう。 また掴んだ出場の期待に応えられなければ、次の依頼は来ないでしょう。
逆に考えると、出演依頼が舞い込む可能性のタマゴは溢れており、あとはそれに話題性/安定性があるかどうか、つまり興行で客席を満席にできるかどうかにもかかってもいます。 それだけ、聴衆側も自分達をしびれさせてくれる演奏者/歌手を待ち望んでいるわけですね。
世界の5大歌劇場といわれる__ウィーン/ミラノ/パリ/ロンドン/メトなどにはそうしたオペキチが溢れていることでしょう。 その中でも、特にウィーンは、人気の急上昇/急降下と そのぶれが激しい激戦区のようですね。
※) トラックバックの「道を踏み外した女」もお読み下さい。 La Traviata の意味はこれです。
以上
今やウィーンの売れっ子ソプラノといえば、アンナ・ネトレプコ Anna Netrebko でしょうか? その前の一時期 ステファニア・ボンファデッリ Stefania Bonfadelli というソプラノもいましたが、今はとんとトピックに登場しません。
ネトレプコの人気に火が点いたのは 05年ザルツブルク音楽祭での「La Traviata」 (※) だったのは皆さんもご承知の通りですが、既にその数年前から、DG からアリア集の CD が発売されており、私も知っていました__読み難い名前だなと。 その頃ジャケットに使われた顔 (左上写真は化粧が濃い?) と今の顔 (左下写真と右写真) を見比べると、写真の通り随分と違い、今はピッカピカの美人ソプラノの世評に名前負けしませんね。
YouTube に投稿してある アンジェラ・ゲオルギュー Angela Gheorghiu の同じ「La Traviata」クリップも見ました。 この人も、ロンドン・コヴェントガーデンの歌劇場でショルティ指揮の映像と録音から有名になったソプラノです。 彼女は、この時よりも そのあとのほうが断然 美人になっていますね。 個人差がありますから、話題作品と共に急に輝き出す歌手と 違う時点から輝き出す歌手があるようですね。
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男性にはそういうことはないようです。 女性には、旬の時期というものがあるのは避けられないのでしょうか? 音楽的に技術が向上し、また話題作に抜擢されたりと、色々な偶然が重なって その女性の気分を盛り上げ、それが相乗作用して またいい演奏に繋がり、更に人気が出る__この繰り返しで輝き出すのかも。
芸術家のタマゴも努力していれば、オーディションに繰り返し出場していれば、審査員はその勉強ぶり 将来性を認めて引き上げてくれる、その可能性が増えるのでしょう。 興行する側も、常に新鮮な技術と音楽性を持った若い芸術家のタマゴを探しており、双方の思惑が一致することが増えれば 次々に出演依頼が舞い込むことでしょう。
ただし、オーディションに繰り返し出場していれば 必ずいつか光が当るかというと、そうでもなく 偶然性もあるから何ともいえませんね。
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しかし努力していなければ、審査員は進歩がないなと認めてくれないでしょう。 また掴んだ出場の期待に応えられなければ、次の依頼は来ないでしょう。
逆に考えると、出演依頼が舞い込む可能性のタマゴは溢れており、あとはそれに話題性/安定性があるかどうか、つまり興行で客席を満席にできるかどうかにもかかってもいます。 それだけ、聴衆側も自分達をしびれさせてくれる演奏者/歌手を待ち望んでいるわけですね。
世界の5大歌劇場といわれる__ウィーン/ミラノ/パリ/ロンドン/メトなどにはそうしたオペキチが溢れていることでしょう。 その中でも、特にウィーンは、人気の急上昇/急降下と そのぶれが激しい激戦区のようですね。
※) トラックバックの「道を踏み外した女」もお読み下さい。 La Traviata の意味はこれです。
以上