シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

儲かる農業って ...

2020年07月12日 | 経済あーだこーだ
【農業って儲かるの?】みんなに聞かれるから答えます __ YouTube 画像 (https://www.youtube.com/watch?v=qanNV9x1a6g) から。
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興味深いビデオがありました。 今年2月投稿の 16分ほどの映像です。 大阪で就農2年半の人だそうです。

農業って儲かるの? __ の答えは、儲かっている人は1割位、儲かってない人が8割位だそうです。 残り1割の人は収支トントンってこと? 大阪での話しだそうです。
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先祖代々から農業やってる人は販路が出来上がってるから、儲かっている。 新たに就農した人は販路がないから、販路開拓から始めなければならず ここで苦労するそうです。

よくある直売所などにも出品するが、購入者は “価格と見た目” で選ぶから 安い所から売れ、夕方売れ残ったものを引き取ると涙が出ますといってます。

それと 設備投資と資材が高くてコストが掛かるとも __ トラクター新品だと 200万円、中古だと 50万円、ビニールハウス1棟に 150万円 …

その前に 新たに就農する人が購入する土地はいい条件のものが回って来ないとも。 コストだけ考えたら サラリーマンの方がよほど楽ともいってます。

そうだろうなぁと思われる事ばっかりですね。
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また 海外から入ってくる農産品や、国内大規模農場で生産する農産品には価格で勝てませんから、そうした状況で勝ち残るには「ブランディング化」しかないと結論づけています。

この話しは当たっていると思いますね。 “関サバ” が高くとも なぜ売れるかといと、ブランドになっているからです。

私も 価格で食べ物を選ぶ事も多いのですが、この商品はコレ と決めて購入し続けるものもあります __ ワインはこのブランド、ビールはこれ、食パンはこれ、といった具合です。

妻は淡路島から取り寄せる “玉ねぎ” が気に入っています。 また 夏に食べる “冷や麦” も小豆島から取り寄せるのが美味しくて、(価格は高めだと思いますが) 毎年取り寄せています。
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数年前に 妻の実家がある山口県に法事で行った時のこと。 ある親戚の人が市役所に勤める傍ら、家を開放して (暇そうな?) 若い人を集め、近所の遊休地を耕して米を作っているという話しを聴いたことがあります。

「農業で利益を出すにはどうしたらいいと思いますか?」「秋田県の米が売れたのは、袋に若い女性の写真を使ったからなんよ」__ などなど 苦労話しをうんと聴かされたものです。

こちらは 農業した事がないものですから、はぁはぁとしかいえませんでした。 やっぱり ブランド化 これに尽きると思いますね。 ただし ブランドを維持するのも、楽ではないと想像します。 品質が落ちたと感じたら、消費者は離れてしまいますから。

2年前に行ったステーキ専門店は美味しかったので、また昨年行ったのですが、残念ながら 肉質が落ちており、今年は行くかどうか迷っています。 想像すると 入荷する肉が毎年 肉質が一定しているとは限らないか、コストを下げるために肉質を下げたのかも知れません。 このステーキ専門店は、ブランド維持に成功していない例です。

また 開店直後のステーキ専門店は客寄せのため いい品質の肉を使いますが、数ヶ月すると コスト減のため、肉質を下げる店もあります。 分からない客は通い続けるので、売上
が落ちないだろうと考えてるのでしょうが、分かる客もいますから そうした客から離れていくものです。

実際 私が昔 銀座の裏手で見つけたステーキ専門店がそうでした。 最初 うまかったので、何ヶ月後かに再び同じメニューを頼んだら、味が落ちていました。 ウェイターに「肉質が落ちたね」と語りかけたら、笑って小さな声で「へっへっへ」とトボけてました。
このように ブランド維持もコストが掛かりますって。

今日はここまでです。

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