シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

行かなかった魅力的ではない演奏会

2024年08月10日 | 音楽界よもやま話
左は※1からプロコフィエフ曲を演奏する WDR (西ドイツ放送響 旧称ケルン放響)、右は ※2から芥川曲を指揮する広上のキャプチャー画像。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
またも あるアマオケの演奏会案内の葉書が先月 届きました。 けれど これも曲目が魅力的でないので、行きませんでした。 曲目は __

 1) プロコフィエフ ヘブライ主題による序曲
 2) 芥川也寸志 交響3章
 3) ベートーヴェン 交響曲7番      __ 8月4日 (日) 開催 交響楽団 S

です。 メイン曲目が ベートーヴェン 交響曲7番 ですが、他の2曲は初めて名前を知る曲です。 という事は有名曲ではない、”通の人のみ” が知る曲です。

演奏を聴く前に 魅力を感じさせないというのは、プログラム・ビルディングからして失敗していると思います。 逆にいうと “意欲的なプログラム” ともいえるのですが。

1) を YouTube 投稿 (2021/01/27 ポガ指揮 WDR 響 2021年 ケルナー・フィルハーモニー https://www.youtube.com/watch?v=Hj92pLzBw_4 10分 ※1) で聴くと __ メロディ薄味の曲というか 個性に乏しく、魅力的な曲ではないですね。

2) を YouTube 投稿 (2022/03/03 広上指揮 東フィル 2013年 NHK ホール https://www.youtube.com/watch?v=wA5sdXQmMMQ 24分 ※2) で聴くと __ 陽気で賑やかな曲ですが、大河ドラマのタイトルバック曲みたいで、個性が薄く 早くいうと 面白くありません。

3) はもちろん 演奏会の定番曲です。

でも 3) を聴くために 猛暑の中 都内大田区のホールに出向く気も起きず、この演奏会は見送りました。

当日の観客席はまばらで埋まってなかったと推理します。 そのために練習しているアマオケの面々には申し訳ないですが、それを見て反省して 観客席が埋まるような曲目選びをして欲しいものです。 ガラ空きでは、演奏する気力も失せると想像します。
………………………………………………
客の入りが少ないだろうという事は、楽団内部でも予想ができていたと思います。 だから わざわざ招待状のハガキを送ってきたのでしょう。

客の入りが悪ければ、打ち上げパーティや反省会で やはりもっと集客できるような、人気曲にすべきだ、いや 他楽団との違いを出すためには “意欲的なプログラム” でのぞむべきだなど、議論があったのではないでしょうか。

プログラムを決める主流派に対し、不満派が多いと分裂・脱退し、不満派は新たな楽団を結成して別の道を歩む事になります。 アマオケが幾つも出てくるのはこうした事情ではないかと推理します。

グループサウンズなども時間が経つと 分裂するのが通例ですよね。 大体 多人数の集まりは時間の経過と共に、それぞれの考えが変化し、初期のような まとまりを欠いたものになっていくのは避けられないものです。
………………………………………………
私が在籍していた企業もそうです。 会社の立ち上げ当初は目標や運営方法も共有していたのが、時間が経過すると変わっていき、遂には 経営陣は袂を分つのです。

ただし 私が所属していた企業は成長分野に所属していたため、上記の経営陣の分裂の影響は殆どありませんでした。 しかし その影響だったかどうかは知りませんが、経営陣の分裂前に羽振りの良かった人が、当社関連企業や分裂した会社に転職したりして、また当社に戻り、結局 退社後はタクシーの運転手をしていたのを見たという話しも聞きました。 

その人の人生がハッピーだったのかどうかは …

今日はここまでです。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。