何 … 何? キャー 引っ掛けられたー (写真は YouTube から)。 犬には白い花嫁衣装が石か何かに見えた?
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並の技能・資格の人よりも 高い技能・高い資格を有する人が、並の人を上回る収入を得るのは当然です。 それだけ 世の中に貢献しているのだし、他の人に変えようがないのですから。
但し 並の人の収入や高技能・高資格者の収入の査定が妥当なものか、あるいは本人たちが納得できるものかは、また別の話しになります。 納得できないとなると、その人たちは転職活動をすることになり、彼らを雇う側も 支払う報酬をどうするかは、事業継続に社員が十分足りていれば報酬を上げないし、不足なら上げるでしょう。
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パイロットは技能証明など 多くの国家認定資格を保有し 給与の高い職種です __「パイロット年収2千万円、地上職員 200万円台」(8月2日 Buisiness Journal ※1)
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ですから 航空業界における賃金格差は当然だと思います。 一方で 地上職員 200万円台が妥当な額かどうかは別として、確かに高いとは思いません。 恐らく 需要に対し、応募者が多いので その辺りの額に落ち着いているのだと想像します。
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もう一つ 格差が大きいのが医療従事者の世界です。 ここでは医者の報酬が最も高く、医療技師や事務の人たちはそうでないのも当然です。 ただ 技師の人たちの報酬が高くないために、成り手が少なく 検査などを少ない人数で行うために来院者は時間待ちを強いられる傾向があるように感じます。
実際 私が超音波診断を受けた大病院では、1時間半も待ちました。 検査そのものは15分ほどでしたけどね。 逆に 本来は医者による診察で十分かと思ったのに、診察前に視力検査など あまり必要とも思えない検査に時間を掛けるのはどうかとも感じました。 検査項目を多くして、医療点数を稼いでいるんじゃないかと邪推もしたくなりましたね。
最近 妻が通っていた眼科医院へ行ったら、閉院になっていたそうです。 私も1回だけ行った医院なんですが、80歳前後のお爺ちゃんが看板医師で、その地域では結構有名だったらしく、いつも混んでいました。 私が行った時も 開院前の朝から医院前で十人近くも並んでいました。
1回だけの通院でも 診察前に視力検査他を受けますから、技師や受付事務を含めて5~6人は雇っていたようですが、看板医師が心臓病で亡くなり、今年 閉院したそうです。 後継医師を決めないまま 診療を続けていたのでしょう、技師や受付事務は職探しすることになりました。 お爺ちゃん そこを見越してなかった?
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数年前 駅の改札口辺りで 若い女性につきまとって勧誘をしているスカウトマン (♯1) を見た事があります。 水商売に誘おうとしているのでしょう。 最近は見なくなりましたから、廃れたのかも。
また 夜の繁華街で飲み屋を案内するキャッチ (袖ひき ♯2) も、案内した飲み屋から報酬を得る人たちです。 実際 私も若い頃 職場の仲間数人で 横浜の繁華街でキャバレーを探していた時、キャッチに話しかけられ、案内された経験があります。 但し 実際に服の袖などを引っ張ると、”客引き行為” となり違法行為として処罰対象になります。
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インターネット回線契約取りの営業マン (♯3) もよく訪問来宅しますが、彼らは回線業社の社員ではありません。 回線業社から契約取りを請け負った別会社の営業マンです。
NHK の契約取りの営業マン (♯4) も以前は年1回ほど来宅していましたが、ここ数年は来なくなりました。 彼らも NHK の社員ではなく、契約取りを請け負った別会社の営業マンです。
♯1~4などの職業は、ほぼ完全歩合制で 契約が取れてナンボの世界ですね。 あまり高収入は期待できないものと推理します。 回線業社や NHK は、営業に自社の社員を使わないのです。 そういう 高技能・高資格を必要としない、いわゆる “汚れ仕事” の類は自社でせず、 “外出し” するのです。 そういう “外出し” を請け負う会社は実は多いです。
ホームランを量産し、投手能力もある大谷選手が高給で契約できるのも、多くの観客を呼び寄せる “高技能者” だからです。 彼の趣味は睡眠することだそうです。
今日はここまでです。