シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

誘拐犯はどこにでもいる

2009年09月08日 | 事件事故の多い世
写真左は、オーストリア少女監禁事件で警察当局が公表した監禁部屋に通ずるドア。 右上は、米事件で逮捕された容疑者の自宅 広大な屋敷の一角で少女は監禁されていたとみられる。
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米国で、18年間行方不明だった女性が発見されました。 事件歴を思い起こせば、この手の「少女誘拐監禁事件」の類いは世界中で起きているのですね。
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「18年間監禁の誘拐被害者、容疑者の会社で就労」(8月31日 CNN) _ ※追加1へ
「18年監禁の被害女性、容疑者との関係を “後悔”」(8月29日 AFP) _ ※追加2へ
「カリフォルニア州少女18年間監禁事件、被告夫婦が無罪を主張」(06年8月29日 AFP) _ ※追加3へ

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古いですが、ウィリアム・ワイラー監督の「コレクター」(1965年の英米合作映画) を連想させます。 女性の誘拐監禁の話しでした。 あまり面白いとは感じませんでしたから、詳細はよく覚えておりません。

米国も、オーストリアも、新潟も、どれも少女が10歳前後のときに誘拐されています。 誘拐犯にとっては、この年頃の少女が狙い目になるようですね。 そういえば、横田めぐみさんも … 冒頭下中央写真のジェイシーさんはホントに可愛い盛りですね。

「70年代から80年代にかけて頻発した北朝鮮による拉致事件では02年、5人の拉致被害者が帰国したが、依然、多くの被害者の行方が分かっていない」(産経ニュース)。
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オーストリアと新潟の事件では、犯人は独身のようですから、大人の女性との普通の付き合いかたができない男かと思いましたが、米国の事件では 冒頭下右写真の夫婦が犯人です。

どちらにしろ、抵抗力がまだ弱い少女を力づくで無理矢理 誘拐監禁するのですから、卑劣な犯罪者であることには変わりがありません。
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「18年前に誘拐された女性を保護、容疑者との間に2児」(8月28日 ロイター/サンフランシスコ) _ ※追加4へ
「”奴隷のような状態” 18年前誘拐された女性保護 米国」(8月28日 産経新聞/ニューヨーク) _ ※追加5へ

Woman kidnapped as child resurfaces 18 years later_Yahoo! News
Jaycee Lee Dugard Found: Missing Girl Located After 18 Years - ABC News (8月27日)

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米事件で不可解なのは、
1) ガリドー被告が、保護観察官との面談に妻のナンシー被告と2人の少女、そしてアリッサ という女性 つまりジェイシーさんを伴って現れたという。 誘拐した女性を連れてきたのは?

2) 地元コントラ・コスタ郡の保安官事務所は06年、近隣住民からガリドー被告の家の裏庭にある小屋に子どもたちが監禁されているようだとの通報を受けていたが、通報を受けた保安官は被告の自宅に入らず、裏庭も調べなかった。

__ 1) は、ガリドー被告がジェイシーさんを洗脳していて、他人との面談に連れてきてもばれないだろうとタカをくくっていたようですね。 詳細は分かりませんけど。

__ 2) は、警察の完全な不手際です。 けれど、別の警察官はバークレー校で学生に宗教関連のパンフレットを配ろうとしていた被告に「不審な行動」を発見したのですから、この警官は褒めるべきですね。 この警官が気付かなかったら、ジェイシーさんはいまだに行方不明のままだったでしょう。

どんな「不審な行動」だったのか__想像するしかありませんが、恐らく「家族らしい愛情あふれる接しかたではなく、命令口調で威圧的だった」のでしょう。「コラッ 俺のそばから離れるな」とか、「オマエ 俺の見えない所へ行くな」とか …

女性は男性に比べ、体力で劣りますし、性格的に逆らわない人が多いですから、そこが犯罪者にとっては狙いどころなんでしょう。
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私の妻も、小さい頃 夕方暗くなるまで外で遊んでいると、親に注意されたそうです __「暗くなるまで遊んで帰らないと 人さらいにさらわれてしまうよ」と。

角兵衛獅子 (かくべえじし) は、新潟県新潟市南区 (旧西蒲原郡月潟村) を発祥とする郷土芸能で、児童が中心として演じる獅子舞の大道芸である。 大道芸としては明治初期までに終焉を迎えた (ウィキペディアから)。 演じる児童の中には、小さい時にさらわれてきた児童もいたらしいという別記事を読んだことがあります。 各地を回って芸能を披露しながら、すばしこそうな児童を探していたというものです。 出展は忘れました。 時代劇だったかも。
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人は命の危険にさらされると、男は危険を押し切ってでも窮地から脱しようとしますが、女はそうではなく、じっと救いの手を待つというタイプが多いものです。 そんな時、女は子を生む母体を守るという本能が働くのではないかと想像します。 ジェイシーさんも、新潟監禁事件の少女も生き抜くことだけを最優先に考えたのでしょう。

男は荒野に向かい、女はじっと待つというのは、よくある映画のパターンですよね (この逆をいった米映画「スーパーガール」は大失敗でしたね)。
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さて 米事件の被害者ジェイシーさんは、洗脳されていたとしたら、先ずガリドー被告の命令や恐怖を抜くことが重要ですね。 そして、一般生活に戻れるよう家族や自治体が協力して援助することが求められます。 被告との間にできた子供たちは、勿論 何の罪もないのは当然ですが、今後 彼らの教育はどうするのでしょうか。 門外漢の私にはとてもそこまで考えられません。 早く彼らが普通の家族として生活できるよう社会復帰することを祈るだけです。
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「8年間監禁されていた18歳女性を保護 - オーストリア」(06年8月26日 AFP/ウィーン) _ ※追加6へ

ウィキペディアから__「新潟少女監禁事件」は2000年1月28日、新潟県柏崎市の加害者宅に別件(母親への暴力)で訪れた職員が、中にいた女性を発見・保護に至り、発覚した事件 (※追加7へ)。
コレクター (The Collector) は、孤独な男の女性に対する倒錯した愛情を描いた作品 (※追加8へ)。

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以上


※追加1_ 11歳当時に誘拐されて18年間監禁され、27日無事保護されたジェイシー・デュガードさん (29) が、自身に2人の子どもを生ませたフィリップ・ギャリドー容疑者 (58) が経営する印刷会社で就労していたことが、30日分かった。

ギャリドー容疑者はアンティオック市内の自宅で中小企業を顧客とする印刷会社を経営しており、デュガードさんはここで「アリッサ」という偽名で働いていた。 CNN の取材に応じたある顧客は、デュガードさんがグラフィック・デザインや名詞、チラシを担当し、真面目な仕事ぶりで注文に良く応えていたと語った。

CNN は、デュガードさんがアリッサ名で顧客に送信したとされる複数の電子メールを入手。 メールアカウントはギャリドー容疑者名義で開かれたものだが、顧客はメール受信がデュガードさんとの電話や会話の直後だったとして、送信者がデュガードさんであるとの見方を示している。

捜査当局はデュガードさんが監禁されていた状況について解明を進めているが、デュガードさんがギャリドー容疑者の仕事に必要不可欠であったことがこれで明らかになった。 顧客は、デュガードさんを2回見かけたものの特に不審な点はなく、デュガードさんが電話やコンピューターを使える立場にあったことから、デュガードさんが「何らかの洗脳を受けていたのは明らかだ」とコメントした。
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※追加2_ 米カリフォルニア州で当時11歳のジェイシー・リー・ドゥガード (Jaycee Lee Dugard) さん (29) が誘拐され、18年間にわたり監禁されていた事件で、ジェイシーさんの義父カール・プロビン (Carl Probyn) さんは28日、ジェイシーさんが、誘拐犯とみられるフィリップ・ガリドー (Phillip Garrido) 容疑者と親密な関係を築いたことに罪の意識を感じていることを明らかにした。 また、ジェイシーさんは母親と無事に再会を果たしたという。

プロビンさんは、ロサンゼルス南部のオレンジ郡の自宅で会見し、ジェイシーさんが、これまでに負わされた苦痛と折り合いをつけようと葛藤していると語り、「ジェイシーは、この男と親密な関係を持ったことを本当に後悔している」と述べた。

ジェイシーさんは今週、ガリドー容疑者との間にもうけた娘たちと一緒に外食したものの、非常に緊張し、「他人が周りにいることに慣れていなかったので、帰らざるを得なかった」という。

ジェイシーさんと娘たちは、サンフランシスコ郊外のモーテルでジェイシーさんの母親や、義理の姉妹にあたるシャーナさんと再会を果たした。 ジェイシーさんは、子ども時代からの「すべてを記憶していた」という。 シャーナさんによると、「(ジェイシーさんは) 誘拐された時と同じくらいに、とても元気そうに見えた。 ジェイシーさんも娘たちも元気そうに見えた。 みんなで走り回っていた。 全員で一緒に過ごした」という。
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※追加3_ 米カリフォルニア州で11歳の女性を誘拐し18年間自宅に監禁していたとして逮捕されたフィリップ・ガリドーと妻ナンシー (Nancy Garrido) 両被告の罪状認否が28日行われ、両被告は誘拐、レイプ、不当監禁など28の犯罪事実について無罪を主張した。

ナンシー被告は手続が行われた約5分間ずっとすすり泣いていたが、夫のフィリップ被告はそのかたわらに感情を示さずに立っていた。 2人は弁護士を通して無罪の答弁をした。

■ 自分の宗教を作りたい? ■
91年6月10日に義父のカール・プロビンさんが見ている前で自宅前から2人が乗った車で連れ去されたジェイシー・リー・ドゥガードさんが26日に保護されて事件が発覚した。 ジェイシーさんはフィリップ被告との間に現在15歳と11歳になる娘をもうけている。

近所の人たちはガリドー被告を、自分の宗教団体を作りたいと考えている宗教原理主義者だと話している。

警察は25日、カリフォルニア大学バークレー校で学生に宗教関連のパンフレットを配ろうと不審な行動をしていたフィリップ被告を見つけた。 フィリップ被告は翌26日、過去にガリドー被告の自宅を訪問したことがある保護観察官と面談するよう命じられた。

ガリドー被告は、面談に妻のナンシー被告と2人の少女、そしてアリッサ (Allissa) という女性を伴って現れたという。 面談が進むうちにアリッサという女性が誘拐されたドゥガードさんだということが分かり、両被告は逮捕された。

■ 周辺住民と捜査関係者に衝撃 ■
付近の住民は、誰にも知られずに長期間女性が監禁されていたことにショックを隠せない。 スティーブと名乗る男性は「最初ガリドーに会ったときにはいい人だと思ったけれど、今では撃つなり吊すなりしてやりたい」と語った。

地元コントラ・コスタ郡の保安官事務所は06年11月30日、近隣住民から、ガリドー被告の家の裏庭にある小屋に子どもたちが監禁されているようだとの通報を受けていたが、通報を受けた保安官はガリドー被告の自宅に入らず、裏庭も調べなかった。

保安官事務所は26日にこの事実を認め、ジェイシーさんを救出する機会を逃していたことを謝罪する声明を発表した。 もっと早く犯罪に気づけなかったことで捜査機関は衝撃を受けている。
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※追加4_ 米カリフォルニア州の警察当局は27日、1991年に11歳で誘拐されたジェイシー・ダガードさんが発見され、ダガードさんを18年間監禁し、2人の子どもを産ませていたフィリップ・ガリドー容疑者とナンシー容疑者の夫婦を誘拐容疑などで逮捕したと発表した。
 
現在29歳となったダガードさんは、サンフランシスコの東にある自宅近くで、バス停に向かう途中に車で拉致され、行方不明となっていた。
 
警察の発表によると、容疑者の自宅は誘拐現場から160キロほど離れたアンティオクにあり、裏庭に隠れるように置かれた小屋やテントでダガードさんと2人の子どもを監禁していたことが分かったという。 15歳と11歳になっている娘たちは、学校や病院にも行ったことがなかった。
 
ガリドー容疑者は、25日にカリフォルニア大学バークレー校で2人の娘を連れて宗教関連のパンフレットを配ろうとしたところ、警官が同容疑者の娘たちへの接し方がおかしいことに気付いたため、出頭を要請。 出頭には妻のナンシー容疑者と2人の娘のほかに、「アリッサ」と名乗る女性が同行し、この女性がダガードさんと判明したという。
 
同州エルドラド郡のフレッド・コラー保安官代理は記者会見で、「女性の健康状態は良好だが、18年間監禁されていたことを考えると、体に負担はかかっているはずだ」と話した。
 
また、ダガードさんの義理の父親は、発見の知らせを聞いたとき、ダガードさんの母親と「10分間泣き続けた」と、テレビで話した。
 
ガリドー容疑者は、71年の誘拐とレイプ事件によりネバダ州で服役している。 地元紙によると、近所の人はガリドー容疑者について、テントで宗教の集会などをする奇妙な人物だったと話している。
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※追加5_ 米メディアによると、カリフォルニア州で91年に誘拐されたまま行方不明になっていた当時11歳の女性が、警察の職務質問をきっかけに保護されたことが27日、わかった。 女性は同日、母親と18年ぶりに再会した。 当局は、50歳代の男女を誘拐などの容疑で逮捕し、全容の解明を急いでいる。

保護されたのは、現在は29歳になっているジェイシー・デュガードさん。 一緒にいたフィリップ・ガリド (58) と、妻 (54) の両容疑者が逮捕された。 カリフォルニア州コントラコスタ郡警察によると、ガリド容疑者が26日、デュガードさんと自分の2人の子供を連れてカリフォルニア大バークリー校内を歩いていたところ、職務質問を受け、デュガードさんの身元が判明した。

ガリド容疑者は、サンフランシスコ西約70キロの郊外の町アンティオークに住んでいた。 警察は、デュガードさんはガリド容疑者宅の裏庭に立てられた小屋やテントに監禁され、「奴隷のような状態」(警察当局者) に置かれていた。 誘拐されていた18年の間、まったく外界との接触はなかったとみられるという。 ガリド容疑者は性犯罪の前歴があり、現在は仮釈放中だった。

デュガードさんは91年6月10日、カリフォルニア州北部のサウス・レイクタホ市の路上で、近づいてきた車の中に連れ込まれたまま、消息がわからなくなっていた。
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※追加6_ ウィーンで誘拐され、8年間、監禁されていた女性が保護された事件で、オーストリア警察当局は25日、DNA 鑑定の結果、本人であることを最終確認したと発表した。 女性は両親の元で新たな生活をスタートさせることになるという。

ナターシャ・カンプシュ (Natascha Kampusch) さん (18) は10歳だった1998年に行方不明となった。 8年間の監禁中に性的虐待などを受けたかについて現在、調査中だ。

■ 国中が衝撃を受けた誘拐事件 ■
カンプシュさんは、オーストリア東部ニーダーエスタライヒ州シュトラースホフで23日、監禁されていた家の地下室から逃げだした。 誘拐の実行犯は、通信技術者の Wolfgang Priklopil (44)。 23日夜にウィーンで列車に飛び込み、自殺した。

警察当局によると、カンプシュさんへの事情聴取は、精神的なショックから回復するのを待って週明けの28日以降に行う予定。 現在は安全な場所に保護されており、いつでも好きなだけ家族に会える環境にいるという。

母親の Brigitta Sirny さんは、娘との再会を果たしたあとで、「赤ちゃんが生まれたようなものです。 靴から歯ブラシまで、なにもかも一からそろえる必要があるんです」と語った。

この誘拐事件が起きた当時、オーストリア警察により過去最大規模の徹底的な捜査が行われた、国中がこの事件に大きな衝撃を受けた。

■ 犯人を「ご主人様」と呼んだ1年間 ■
カンプシュさんが監禁中どのように扱われていたかについて、警察当局は公式発表を行っていない。 一方、Kronen Zeitung 紙によると、カンプシュさんが警察の調査員にこう述べたという。

「犯人の Priklopil は確かに犯罪者だと思いますが、私にはいつも親切でした。 ただ、監禁後の1年間は、彼をご主人様と呼ばなければなりませんでした」

カンプシュさんは誘拐された日、犯人の Priklopil に車の中に引きずり込まれ、「おとなしくしろ、さもないと痛い目にあうぞ」と言われたという。

■ ストックホルム症候群 ■

地元ラジオ局に出演した心理学者は、カンプシュさんは「ストックホルム症候群」に陥っていると述べた。 ストックホルム症候群とは、長期間監禁が続いた際、被害者が犯人に親近感を抱くという異常な心理状態のことだ。

女性警察官 Sabine Freudenberger さんはオーストリア国営テレビに出演して次のように語った。

「Priklopil はカンプシュさんに『君のことをずっと探していた』と言ったそうです。 そして『あの日に誘拐できなかったら、別の日に実行していたはずだ』とも言ったようです。 誘拐されてから数年後まで、カンプシュさんは犯人の名前を知りませんでしたが、彼女にとっては父親のような存在でした。 彼女に基本的なことから何もかも教えていたんです。 衛生用品の使い方まで」

Freudenberger さんは、カンプシュさんの知性と語彙の豊富さに驚いたという。 Priklopil はカンプシュさんにたくさんの本を与え、教育していた。 また、カンプシュさんはラジオを聞き、テレビも見ていたという。

誘拐された当時の目撃者の証言では、Priklopil 以外にもう1人、誘拐事件に関与している人物がいるはずだと、オーストラリアのニューステレビ局 APA は報じているが、警察当局は、この件に関するコメントを拒否している。

心理学者らは出演した番組中で、Priklopil について、世間に対して、欠陥のない人間であるかのように振舞う、サディスティックな完璧主義者だと説明している。

■ 両親との再会 ■
カンプシュさんの両親は、彼女の痕跡で本人だと確認した。 魅力的なブロンドの髪と青い目で、憂いのある表情を浮かべた女性に成長した娘を見て、父親の Ludwig Koch さんは、現在の彼女は以前、警察のコンピュータで作成したモンタージュ映像にそっくりだと述べた。

Koch さんは Kurier 紙の取材に対し「娘は私に『お父さん、まだ私のおもちゃの車をもってるの?』と尋ねました」と語り、そのおもちゃだけでなく、カンプシュさんの人形は全部とってあると、付け加えた。

警察当局の発表によると、カンプシュさんが監禁されていたのは、Priklopil が所有する家屋の車庫の地下にある、広さ 5平方メートルほどの「地下牢」のような場所だった。
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※追加7_ 女性は小学校4年生だった1990年11月13日、新潟県三条市で下校途中に行方不明になっていた。 実に9年2ヶ月にのぼる誘拐監禁事件であり、社会に多大な影響を与えた。 保護されたとき、被害者の女性は19歳で、PTSD と診断され現在も療養しながら生活を送っている。

加害者 (犯行当時28歳) の裁判では、男が問われた監禁致傷罪と窃盗罪を併せた併合罪の処理が争点となり、最高裁まで争われた。 現在、男は懲役14年が確定し、服役中。
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※追加8_ 蝶の採集が趣味の孤独な銀行員、フレディー。 ある日、彼はくじで手に入れた大金で、地下室のある大きな古い離れの一軒家を購入する。 前から気に入っていた女性ミランダを誘拐し、地下室に監禁する。

フレディーは、監禁したミランダに何をするわけでもなく、ただ望みを叶えようと努力する。 しかし、ミランダの必死の抵抗に、仕方なく監禁の期限を設けるという条件を聞き入れる。 この日からおかしな同居生活が始まる。

以上

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