う~む、専門用語が飛び交って、理解が__
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「米、公的資金注入を視野=株価暴落の住宅金融会社支援で FRB は公定歩合融資」(7月14日 時事通信/ワシントン) _ ポールソン米財務長官は、13日、経営に対する懸念から株価が暴落している政府系住宅金融会社、連邦住宅抵当金庫 (ファニーメイ) と連邦住宅貸付抵当公社 (フレディマック) について、必要なら、政府が両社の株式を引き受け、公的資金注入により住宅市場で重要な役割を持つ両社を救済する、と発表した。 一方、連邦準備制度理事会 (FRB) は、両社に対する公定歩合での融資制度を設定した (※追加1へ続く)。
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「米インディマックが業務停止、さらなる米銀破たんの公算=アナリスト」(7月14日 ロイター/ニューヨーク) _ 米大手住宅ローン会社インディマック・バンコープが11日に業務停止し、米連邦預金保険公社 (FDIC) の管理下に置かれるなか、さらなる米銀行が経営破たんに陥る可能性が高い (※追加2へ続く)。
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「米住宅金融大手が破綻 資産3.4兆円」(7月13日 産経新聞/ワシントン) _ 米貯蓄金融機関監督局 (OTS) は11日、資金繰り難が続いた米住宅金融大手、インディマック・バンコープの経営再建断念を発表した (※追加3へ続く)。
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米大手地銀が過去3番目の大規模破たん、住宅融資が焦げ付き」(7月12日 読売新聞/ニューヨーク) _ 米連邦預金保険公社 (FDIC) は11日、米カリフォルニア州の地方銀行で、住宅ローン大手のインディマック・バンコープが経営破たんしたと発表した (※追加4へ続く)。
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おぼろげながら、シロウトの私に理解できるのは、政府が公的資金の投入を表明したこと。 これまで、政府は介入せず、金融機関の合併吸収による救済を促してきた__3月 証券大手ベアー・スターンズは JP モルガンが買収した。
今回、住宅金融大手インディマックの破綻を受けて、更に破綻とまでは行かないとしても、株価が経営の先行き懸念から、先週の一週間で4割以上も急落している ファニーメイとフレディマックを支援すると表明して、これ以上の金融機関の破綻が続かないように歯止めをした形ですね。
欧米金融機関は、従来 利益の先取りをして繁栄を謳歌していましたが、昨夏以降 先取りした利益を返上することになったようで、赤字を計上する金融機関が増えています__07年7月以降の欧米金融機関のサブプラ関連の損失額は、発表ベースで、29兆円に達しています__シティグループ $45B / UBS $37B などを筆頭に、米系 $170B / 欧州系 $100B (5月の日経記事)。
今年 下半期以降は、住宅ローンの焦げ付きが一段落するだろうとの見通しもありました。 支え続けてきた金融機関がそれまで持ちこたえることができるのか、この竜巻の猛威に負けずに踏み堪えられるのかどうか、いよいよ正念場の時に突入しています。 竜巻が去って、金融機関が踏みとどまって 残っていることをお祈りしましょう。
以上
※追加1_ 支援規模は明らかにされていないが、13日付の英日曜紙サンデー・タイムズは、財務省が両社の株式買い取りのため最大150億ドル (約1.5兆円) の公的資金注入を検討していると報じている。
07年8月以降、低所得者向け高金利型 (サブプライム) 住宅ローン問題をきっかけにした金融市場混乱に伴い、米政府が金融機関の救済に乗り出すのは08年3月の証券大手ベアー・スターンズに続き2件目。 政府による株式引き受けは異例の措置で、両社救済の先行き次第では米金融市場、経済の先行きへの不安が一段と高まる可能性がある。
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※追加2_ RBC キャピタル・マーケッツのアナリスト、ジェラルド・キャシディ氏は、今後3年間で300行以上が破たんに陥る可能性があると述べた。 キャシディ氏は2月、破たんの可能性がある行数を150未満としていた。
サブプライム住宅ローンに集中していた信用損失が、このほかの住宅ローンや、かつて安全と見なされていた債務に拡大するなか、銀行への圧力は増大している。
こうしたなか、投資家は連邦住宅抵当金庫 (ファニーメイ) と連邦住宅貸付抵当公社 (フレディマック) の安定性を懸念するようになった。 インディマックはこのどちらともつながりはない。
アナリストらは破たんの可能性がある銀行名を言明していないが、複数の中小行と一部の大手行は、株主資本と融資損失引当金の合計に対する不良資産比率が上昇している。
先のキャシディ氏は「建設融資やエキゾチック住宅ローンなどを含むリスク性が最も高い資産に大きなエクスポージャーを持つ金融機関を注視する必要がある」と述べた。
その上で「預金取扱機関にとって止めの一撃となるのは、低コストでの預金獲得が困難となる資金調達危機だ」と話した。
インディマックは、FDIC の管理下に置かれる前の取り付け騒動で11営業日に13億ドル超の資金流出に見舞われた。
FDIC のベアー総裁は13日、「すべての金融機関預金者は、自身の付保預金が安全であることを理解するべきだ。 あなた方が預金している金融機関が FDIC の管理下に置かれる可能性は極めて小さい。 仮にそうなったとしても、自身の付保預金へのアクセスが事実上中断されることはない」と語った。
さらに、「いずれの預金者も付保預金のわずかたりとも失ったことはない。 この国の圧倒的多数の金融機関は安全かつ健全だ」と強調した。
インディマックは、かつて米最大手の住宅ローン会社であったカントリーワイド・ファイナンシャルを創設したアンジェロ・モジロ氏とデービッド・ローブ氏により1985年に設立され、借り手に収入や資産に関する書類を求めない オルトAと呼ばれる住宅ローンを専門としていた。
カントリーワイドは1日、米大手行バンク・オブ・アメリカ (BOA) により買収されている。
FDIC は3月31日時点で、90行を「問題のある金融機関リスト」に掲載したことを明らかにしていた。 これらの機関の資産総額は263億ドルとなる。 リストに含まれているインディマックの資産と預金額は、それぞれ約320億ドルと約190億ドル。
1980年代と90年代序盤には、2000行をはるかに上回る金融機関が破たんした。 キャシディ氏は、貯蓄貸付組合 (S & L) の清算を目的に創設された 整理信託公社と類似した機関の設立を政府は考慮する必要があると述べた。
キャシディ氏は、銀行の不良資産が有形エクイティと融資損失引当金の合計を超えた場合、経営破たんの可能性は「非常に高くなる」と述べた。
レーデンバーグの銀行アナリスト、リチャード・ボーブ氏は13日付のリポートで、少なくとも90日延滞の融資を含む不良資産が、株主資本と引当金の合計の 40% を突破した時点で「危険ゾーン」に突入すると述べた。
ボーブ氏は「官僚が弱気の発言をしているが、システムは80年代終盤から90年代序盤に存在した危機の領域には近づいていない」とする一方、「恐らく、第2四半期の決算は、こうした発言が正しいことを証明するだろう」との見方を示した。
ボーブ氏は3月31日付の FDIC のデータを引用し、100余りの大手行の中で、株主資本と引当金の合計の対する不良資産の比率が 146.2% のインディマックはリスクが最も高かったと述べた
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※追加3_ 過去2番目の大型金融破綻。 低所得者向け高金利型住宅ローン (サブプライムローン) 問題に伴う融資焦げ付き急増で、米金融機関の破綻は今年5件目を数え、さらなる破綻も予想されている。
同社の資産総額は320億ドル (約3.4兆円)。 米連邦預金保険公社 (FDIC) が管財人として営業を継続し、同社の受け皿機関を探す。
インディマックは1985年、米住宅金融最大手のカントリーワイド・フィナンシャルが設立。 カリフォルニア州に支店網を広げ、サブプライムローンよりも一段階信用リスクが低い Aローンを主力に融資を急拡大。 しかし、サブプライム問題を契機に融資焦げ付きが急増し、昨年度に創業以来の赤字転落となった。
さらに、米上院のシューマー議員 (民主) が先月、同社の財務状態に懸念を表明したことをきっかけに取り付け騒ぎが起き、わずか11営業日の間に計13億ドルもの預金が引き出され、自主再建断念に追い込まれた。 OTS のライヒ局長は「破綻は資金繰り難によるものだ」とシューマー氏の “介入” を批判した。
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※追加4_ 資産規模は約320億ドル (約3.4兆円) と、破たんした米銀では過去3番目の大きさ。 米銀の破たんは今年5件目となる。
米国では、米連邦住宅抵当公庫 (ファニーメイ) など政府系金融機関の株価が、経営の先行き懸念から急落している。 インディマックの破たんで、金融不安の再燃に拍車がかかる可能性もある。
インディマックは今後、FDIC が管財人を務めて事業を続け、受け皿となる支援企業を探す。
インディマックは個人向け住宅融資事業を展開し、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」などを貸し付けて事業を拡大してきた。 しかし、融資の焦げ付きが急増し、経営が悪化していた。
米銀の破たんとしては、1984年のコンチネンタル・イリノイ (資産336億ドル)、88年のファースト・リパブリック・バンコープ (同333億ドル) に次いで3番目の規模となる。
以上
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「米、公的資金注入を視野=株価暴落の住宅金融会社支援で FRB は公定歩合融資」(7月14日 時事通信/ワシントン) _ ポールソン米財務長官は、13日、経営に対する懸念から株価が暴落している政府系住宅金融会社、連邦住宅抵当金庫 (ファニーメイ) と連邦住宅貸付抵当公社 (フレディマック) について、必要なら、政府が両社の株式を引き受け、公的資金注入により住宅市場で重要な役割を持つ両社を救済する、と発表した。 一方、連邦準備制度理事会 (FRB) は、両社に対する公定歩合での融資制度を設定した (※追加1へ続く)。
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「米インディマックが業務停止、さらなる米銀破たんの公算=アナリスト」(7月14日 ロイター/ニューヨーク) _ 米大手住宅ローン会社インディマック・バンコープが11日に業務停止し、米連邦預金保険公社 (FDIC) の管理下に置かれるなか、さらなる米銀行が経営破たんに陥る可能性が高い (※追加2へ続く)。
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「米住宅金融大手が破綻 資産3.4兆円」(7月13日 産経新聞/ワシントン) _ 米貯蓄金融機関監督局 (OTS) は11日、資金繰り難が続いた米住宅金融大手、インディマック・バンコープの経営再建断念を発表した (※追加3へ続く)。
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米大手地銀が過去3番目の大規模破たん、住宅融資が焦げ付き」(7月12日 読売新聞/ニューヨーク) _ 米連邦預金保険公社 (FDIC) は11日、米カリフォルニア州の地方銀行で、住宅ローン大手のインディマック・バンコープが経営破たんしたと発表した (※追加4へ続く)。
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おぼろげながら、シロウトの私に理解できるのは、政府が公的資金の投入を表明したこと。 これまで、政府は介入せず、金融機関の合併吸収による救済を促してきた__3月 証券大手ベアー・スターンズは JP モルガンが買収した。
今回、住宅金融大手インディマックの破綻を受けて、更に破綻とまでは行かないとしても、株価が経営の先行き懸念から、先週の一週間で4割以上も急落している ファニーメイとフレディマックを支援すると表明して、これ以上の金融機関の破綻が続かないように歯止めをした形ですね。
欧米金融機関は、従来 利益の先取りをして繁栄を謳歌していましたが、昨夏以降 先取りした利益を返上することになったようで、赤字を計上する金融機関が増えています__07年7月以降の欧米金融機関のサブプラ関連の損失額は、発表ベースで、29兆円に達しています__シティグループ $45B / UBS $37B などを筆頭に、米系 $170B / 欧州系 $100B (5月の日経記事)。
今年 下半期以降は、住宅ローンの焦げ付きが一段落するだろうとの見通しもありました。 支え続けてきた金融機関がそれまで持ちこたえることができるのか、この竜巻の猛威に負けずに踏み堪えられるのかどうか、いよいよ正念場の時に突入しています。 竜巻が去って、金融機関が踏みとどまって 残っていることをお祈りしましょう。
以上
※追加1_ 支援規模は明らかにされていないが、13日付の英日曜紙サンデー・タイムズは、財務省が両社の株式買い取りのため最大150億ドル (約1.5兆円) の公的資金注入を検討していると報じている。
07年8月以降、低所得者向け高金利型 (サブプライム) 住宅ローン問題をきっかけにした金融市場混乱に伴い、米政府が金融機関の救済に乗り出すのは08年3月の証券大手ベアー・スターンズに続き2件目。 政府による株式引き受けは異例の措置で、両社救済の先行き次第では米金融市場、経済の先行きへの不安が一段と高まる可能性がある。
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※追加2_ RBC キャピタル・マーケッツのアナリスト、ジェラルド・キャシディ氏は、今後3年間で300行以上が破たんに陥る可能性があると述べた。 キャシディ氏は2月、破たんの可能性がある行数を150未満としていた。
サブプライム住宅ローンに集中していた信用損失が、このほかの住宅ローンや、かつて安全と見なされていた債務に拡大するなか、銀行への圧力は増大している。
こうしたなか、投資家は連邦住宅抵当金庫 (ファニーメイ) と連邦住宅貸付抵当公社 (フレディマック) の安定性を懸念するようになった。 インディマックはこのどちらともつながりはない。
アナリストらは破たんの可能性がある銀行名を言明していないが、複数の中小行と一部の大手行は、株主資本と融資損失引当金の合計に対する不良資産比率が上昇している。
先のキャシディ氏は「建設融資やエキゾチック住宅ローンなどを含むリスク性が最も高い資産に大きなエクスポージャーを持つ金融機関を注視する必要がある」と述べた。
その上で「預金取扱機関にとって止めの一撃となるのは、低コストでの預金獲得が困難となる資金調達危機だ」と話した。
インディマックは、FDIC の管理下に置かれる前の取り付け騒動で11営業日に13億ドル超の資金流出に見舞われた。
FDIC のベアー総裁は13日、「すべての金融機関預金者は、自身の付保預金が安全であることを理解するべきだ。 あなた方が預金している金融機関が FDIC の管理下に置かれる可能性は極めて小さい。 仮にそうなったとしても、自身の付保預金へのアクセスが事実上中断されることはない」と語った。
さらに、「いずれの預金者も付保預金のわずかたりとも失ったことはない。 この国の圧倒的多数の金融機関は安全かつ健全だ」と強調した。
インディマックは、かつて米最大手の住宅ローン会社であったカントリーワイド・ファイナンシャルを創設したアンジェロ・モジロ氏とデービッド・ローブ氏により1985年に設立され、借り手に収入や資産に関する書類を求めない オルトAと呼ばれる住宅ローンを専門としていた。
カントリーワイドは1日、米大手行バンク・オブ・アメリカ (BOA) により買収されている。
FDIC は3月31日時点で、90行を「問題のある金融機関リスト」に掲載したことを明らかにしていた。 これらの機関の資産総額は263億ドルとなる。 リストに含まれているインディマックの資産と預金額は、それぞれ約320億ドルと約190億ドル。
1980年代と90年代序盤には、2000行をはるかに上回る金融機関が破たんした。 キャシディ氏は、貯蓄貸付組合 (S & L) の清算を目的に創設された 整理信託公社と類似した機関の設立を政府は考慮する必要があると述べた。
キャシディ氏は、銀行の不良資産が有形エクイティと融資損失引当金の合計を超えた場合、経営破たんの可能性は「非常に高くなる」と述べた。
レーデンバーグの銀行アナリスト、リチャード・ボーブ氏は13日付のリポートで、少なくとも90日延滞の融資を含む不良資産が、株主資本と引当金の合計の 40% を突破した時点で「危険ゾーン」に突入すると述べた。
ボーブ氏は「官僚が弱気の発言をしているが、システムは80年代終盤から90年代序盤に存在した危機の領域には近づいていない」とする一方、「恐らく、第2四半期の決算は、こうした発言が正しいことを証明するだろう」との見方を示した。
ボーブ氏は3月31日付の FDIC のデータを引用し、100余りの大手行の中で、株主資本と引当金の合計の対する不良資産の比率が 146.2% のインディマックはリスクが最も高かったと述べた
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※追加3_ 過去2番目の大型金融破綻。 低所得者向け高金利型住宅ローン (サブプライムローン) 問題に伴う融資焦げ付き急増で、米金融機関の破綻は今年5件目を数え、さらなる破綻も予想されている。
同社の資産総額は320億ドル (約3.4兆円)。 米連邦預金保険公社 (FDIC) が管財人として営業を継続し、同社の受け皿機関を探す。
インディマックは1985年、米住宅金融最大手のカントリーワイド・フィナンシャルが設立。 カリフォルニア州に支店網を広げ、サブプライムローンよりも一段階信用リスクが低い Aローンを主力に融資を急拡大。 しかし、サブプライム問題を契機に融資焦げ付きが急増し、昨年度に創業以来の赤字転落となった。
さらに、米上院のシューマー議員 (民主) が先月、同社の財務状態に懸念を表明したことをきっかけに取り付け騒ぎが起き、わずか11営業日の間に計13億ドルもの預金が引き出され、自主再建断念に追い込まれた。 OTS のライヒ局長は「破綻は資金繰り難によるものだ」とシューマー氏の “介入” を批判した。
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※追加4_ 資産規模は約320億ドル (約3.4兆円) と、破たんした米銀では過去3番目の大きさ。 米銀の破たんは今年5件目となる。
米国では、米連邦住宅抵当公庫 (ファニーメイ) など政府系金融機関の株価が、経営の先行き懸念から急落している。 インディマックの破たんで、金融不安の再燃に拍車がかかる可能性もある。
インディマックは今後、FDIC が管財人を務めて事業を続け、受け皿となる支援企業を探す。
インディマックは個人向け住宅融資事業を展開し、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」などを貸し付けて事業を拡大してきた。 しかし、融資の焦げ付きが急増し、経営が悪化していた。
米銀の破たんとしては、1984年のコンチネンタル・イリノイ (資産336億ドル)、88年のファースト・リパブリック・バンコープ (同333億ドル) に次いで3番目の規模となる。
以上