交通スト！ 死語？ 九州商船で起こっている 別の死語－ココムに悩まされた

九州商船、船員のストで全便の運行を停止！
　交通スト、死語ではなかった！かつては、年中あったのだが・・

COCOM　（ココム）：対共産圏輸出統制委員会　は死語
　1950－1994
　新ココムと言われることもあるのが、”ワッセナー　アレンジメント”でテロリストに武器や技術がわたるのを防ぐ制度

1980年代、所属する国立研究所は、上海天文台との共同研究を始めた。
ところが、こちらの実験機器が、高度技術になるとかで中国へ持ち込めない。
　１６ビットのPCも、中国に持ち込めなかった。高度技術！？

向こうで採ったデータを、磁気テープに記録して日本で処理する。ところが、処理後のテープを返送できない。ココム違反になる。中国には、余分のテープはない。
磁気テープ装置は、米国製である。ココムとの関係は？米国の問題とか！

通産省、外務省と折衝したが、ココムの壁は崩せなかった。結局、本格的な実験はできなかった。
今の中国の状態からは、想像できない時代があった。