今日もまた

冷戦中の同僚らのやりとりはひどかった。
どうも一方的で見てるほうが悲しくなっちゃう。
今日は、企業倫理や法令遵守、いわゆるコンプライアンスの講習会が会社であった。
講習のなかで、「上司は部下に見られてることをきちんと意識してほしい」って
言葉があった。部下は上司に見られているのはあたりまえだけど、上司も部下に
見られているのよね。そして、当然ながら私たち自身は一緒に働いてる同僚に
見られているんだよね。

そう、やっぱり、見てる人は見てる。
さぼってる人は目に付くし、人に冷たい態度をとってるだとか、いただきものの
お菓子を配っていると「お茶いれようか」って声をかけてくれるだとか、
ピンクの領収書を経理に提出してるだとか、仕事ができるできない以外の評価って
必ずついてまわる。

人の目ばっかり気にしててもしょうがないけど、
人としてどうありたいかって、理想は常に持ち続けたいな。

怒りの方法 （辛 淑玉 ／岩波新書）

ただ気持ちの押し付けとならない、上手な「怒り方」を説いている本。
怒りの達人の著者自身も周りから諭されたりしているけれど、
マイナスとされる「怒り」や「悲しみ」といった感情をいかに
人生のプラスとするか、分かりやすく書かれていて面白かった。

本の最後のほうは石原都知事の批判の割合が多くなってた。
確かに彼の「怒りの方法」はあんま上手じゃないみたいって私でも思う。


また読みたい度：★★★☆☆