フェーザー復活計画 その２

　天気は最高のツーリング日和なのですが、昨日の長距離疲れでやむなくフェーザーのチェックとしました。
　錆びたチェーンにCRCをたっぷり吹き付けて1週間たったので、固着していたコマが曲がるようになったかプライヤーでひとつずつひねってゆくと、どうしても言うことの聞かない反逆児が数個残りました。プライヤーでは埒が明かないのでチェーンをはずしてハンマーでたたいて曲げてみます。しかし、まるで溶接でもしてあるかのようにハンマーをはね返してきます。いや～錆びの固着がこれほど強固とは知りませんでした。このままでは最悪の場合チェーンの切断にもなりかねないので、おかげで新調する決心がつきました。

　チェーン整備のために後輪をはずしたので、ついでとばかりにブレーキドラムとシューを洗浄し可動部へグリスアップを施しました。ブレーキシューの残は十分でまだまだこのまま使えそうです。

　ほかに気になっていたのはガソリンタンクの錆です。給油口にも錆が発生しているので、内部はきっとまっ赤かなのでしょう。幸いにも燃料フィルターが機能しているようで、今のところキャブ詰りの症状は認められませんがいつ何時に錆が流入して心筋梗塞を起こさせるか不安が付きまといます。
　錆取りを行うにしても、ガソリンタンクがハーフカウルに包まれて取り外し方すら判然としないので、仕方なくカウル類をはずしかけた時、RUDさんが「腐ったガソリンのにおいに誘われて～～。」と参上してくれました。RUDさんのXL125「怪」いや「改」のタンクの色は赤色ですが、なんと中まで赤く染めてあるらしく同じ病を持っている者同士で特効薬の共同購入計画が進みそうです。

〔血の池地獄ですか～？〕