JN2IFL's ブログ

日常の出来事をゆっくりのんびりと。

ディグリーの実力

2007-05-04 01:07:17 | ツーリング
 オフ車でのロングツーリングの実力を検証するするため、お尻の痛みは覚悟のうえディグリーで出発しました。
 午前8時に自宅を出て、近くのスタンドで満タン給油とタイヤの空気圧をチェックします。空気圧は1月に調整したきりでしたが全く低下することなく維持されていました。おそらくチューブは16年前のままだと思いますがピンホールさえも生じていないようです。しかし、後輪タイヤはそろそろ2分山なので交換時にはリムバンドとともに新調しようと思っています。

 さて、肝心のツーリングコースは頭の中にはイメージされているものの、時期がゴールデンウイークの真っ只中なので時間の予測がつかず決めかねていました。行ける所までとばかりにR306を北上し関ヶ原からR21~R8を使って福井を目指しました。最初の休憩場所はいつもの奥琵琶湖ドライブインとしましたが、いるわいるわ駐車場はバイクばかりでそれも半分以上がアメリカンといった様相です。ついこのあいだまでどこで冬眠していたのでしょうか?小休止の後、R8に戻り北上しますがすぐのトンネルで渋滞にはまってしまい、走ってはすぐに止まるトンネルの中で排ガスと爆音の渦に飲み込まれるのでした。
 渋滞に付き合いながら敦賀に入り、さらに北上したところで「海鮮丼」の文字につい吸い込まれて昼食休憩となりました。

〔海鮮丼〕

 いくら、かに、鯛、鰤、鯖が乗った贅沢な丼でしたよ。

 食事が終わった時間は13時20分とここまで5時間程かかっているので、ここで引き返してちょうど自宅の夕食時間に間に合いそうです。しかしこのままでは心に秘めていた目標が達成できません。実は九頭竜ダムから岐阜県を回って帰ろうかと少し無謀なイメージをもっていたのです。ここから福井まで1時間、福井からダムまで1時間で15時20分。岐阜県へ下りて白鳥からは高速を使っても仕方ないかと考え初志貫徹の方向で前進しました。
 福井市に入りR158に右折、別名「美濃街道」をひた走りると真っ赤に錆びたレールと併走します。



 福井豪雨でいくつもの鉄橋が流され、長期にわたって休止区間となっている越美北線です。その名のとおり、国鉄時代に計画された越前(福井)と美濃(岐阜)を結ぶ越美線の一部を形成する路線でしたが、今では九頭竜が終着駅となっています。また岐阜県側の線区は越美南線と呼ばれていましたが、民営化のあおりで第3セクターの長良川鉄道に名を変え越美線の全通もかなわなくなりました。

 九頭竜ダムに到着し見上げてみるとなんか以前見たことがあるような? そうでした、以前ツーリングで訪れた徳山ダムと同じ構造のロックフィルダムです。



 堰堤の駐車場で小休止がてら明宝フランクをほおばり岐阜県側へ下っていきます。道なりに行けばそのまま高速のICに突入となりますが、あえて下道を選び白鳥からR156で長良川沿いを南下し岐阜を目指しました。途中、信号や上り坂でかなり渋滞しましたが、併走する高速道路の流れも芳しくなくこのまま下道で良しとします。小回りの効く車体なのですり抜けばっちり、追越加速はお釣りがくるほどの渋滞性能を発揮してくれました。

 岐阜市街を高架で避けR21を大垣方面へ。R258(大桑道路)で帰ろうかとも思いましたが、距離的には遠回りでも関ヶ原からR365~R306のほうが交通量が少ないので往路と同じ道で帰りました。
 たしかにお尻は痛くなりましたが、オフ車のくせに振動も少なく乗り疲れのしないツーリングバイクとしての一面を見せてくれました。

 帰着時間20時30分。走行距離449km。燃費は大台に初めて乗っての40.1km/L。
コメント (4)
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