JN2IFL's ブログ

日常の出来事をゆっくりのんびりと。

龍神温泉(萬屋)

2013-09-28 15:06:00 | 旅行
 三大美人の湯っていうけど、全国あちこちに「三大なんとか」ってありますよね。
 当然全国の湯を知ってる訳じゃないから三本の指に入るかどうかはわからないけど、ここの温泉は自分が体験した温泉の中ではトップクラスだと思ってます。

 そんなわけで今回が2度目の龍神温泉です。
前回は高野山に立ち寄り高野龍神スカイラインを下ったけど、お寺巡りと本場の和歌山ラーメンをオプションに加えてルートを決めました。

 まず立ち寄ったのは西国三十三所第五番札所の「葛井寺(ふじいでら)」です。
 西名阪の藤井寺ICを降りてほど近い街中にあるお寺ですが、ナビに従って進むと狭い路地に入り込みつつお寺の前へ。しかしそこには駐車場はないとのこと。仕方なく案内に従い数百m離れた専用駐車場へ車を停めてここから徒歩で参拝することになりました。

 

 無事に参拝を済ませ次の目的地の和歌山市を目指します。
 和歌山市内に入りガイドブックのトップ店に着いたのが13時前。そこには若者たちの長蛇の列が・・・。
 ここはすぱっとあきらめて次の候補店へ。しかしナビの示すところにそれらしきお店はありません。やはり数年前のガイドブックだと古すぎて閉店するところもあるんでしょうね。
 それでも和歌山ラーメンはあきらめないとばかりに第3候補へ向かうと、ありました、駐車場も空いてます。
 店に入って何の躊躇もなく「中華そば」を注文したけど、出てきたものは焦げ茶色のスープに麺が浸ったもの。スープは塩辛くて変な臭いもあっていたってまずい代物でした。

 まずい店を後にして龍神への道すがら口直しに「あんぼ」なる郷土菓子を購入。素朴な味でなかなかうまかったです。

 宿に着いたのが16時半。宿の浴衣と下駄を借りて念願の「龍神温泉元湯」へ向かいました。ここは立寄り湯がメインだけど簡易宿泊もできるようです。宿からもらった割引券でお安く入浴できるのも魅力です。

 湯船に浸たるとまったりとした湯がからだにまとわり、すぐさま肌がすべすべになります。
やっぱこの感触はやみつきになるなぁ~!

 宿に帰ったらお待ちかねの夕食です。最近は少なくなった部屋出しの夕食で、おなかがパンパンに膨れあがった子持ち鮎の塩焼きや、キジの天ぷら、いたどりの胡麻和えなど地元の食材を使った料理が並びました。

 

 夕食後はふたたび宿の温泉へ。こぢんまりした湯船ながら泉質は上々で、翌朝にもまた入ってしまいました。

 帰路は本宮経由で新宮へ。「めはりや」のめはりずしをみやげに買ってから昼食とします。
 ナビで検索したら近くにラーメン屋があるではないですか。和歌山市のリベンジとばかりに出向くとその店は和歌山で若者が行列を作っていた店ののれん分けを受けた店でした。

 期待を込めてスープをすすると「これだ!」。崩れかけていた和歌山ラーメンの印象が復活する1杯でした。

 新宮からは真新しいバイパスを通って熊野へ、尾鷲からは紀勢道の無料区間で海山町へ、紀伊長島からは紀勢道と伊勢道で自宅へと楽ちん道中で無事帰宅しました。

 熊野尾鷲道路の開通もあったので、これからは新宮回りの方が楽かもしれません。

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一色さかな広場

2013-05-25 22:37:00 | 旅行
 テレビの番組で耳にした三河一色のさかな広場へ行ってきました。
 今や国内有数のウナギ生産地で愛知県産のうなぎのほとんどがここ一色町で生産されているらしいです。
 我が家から湾岸道と知多道をつかって2時間弱の行程でした。

 

 正面玄関にはこんなモニュメントも。
 

 中に入ると、三河湾で獲れたアサリやシャコなど前浜の幸が並んでいました。2階にはレストランも備えていたけど規模からいけば小規模の部類に入るかな。

 購入したのは、大あさり、サザエ、アナゴ、マゴチ、えびせんべい(ごぼう味、エダマメ味、ネギ味噌味)。

 昼飯は海鮮寿司でもと思っていたけど行列があまりにも長かったので地元産のうな丼で空腹を満たすこととしました。

 

 少し濃い味付けだったけど臭みもなくうまかったです。

 食材の仕入れと腹ごしらえも済んだのであとは帰るだけと、衣浦トンネルをくぐって半田の町を進んでいくと中部空港への案内板がちらほら。
 そうだ、りんくう地区にあると噂の明太子へよっていこう。

 現場に着くと正式名が「めんたいパークとこなめ」と判明。

 

 工場見学と試食を済ませ、さらに「ここでしか買えない」の言葉に乗せられて生の明太子(通常流通する明太子は製造直後に冷凍するらしい。)を購入。
 しかし、明太子関連の製品しかないのに来場者の数は半端ない。観光バスまで立ち寄る観光スポットになっちゃてるのには驚きました。

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龍神温泉

2012-09-15 15:00:00 | 旅行
 前々から訪れてみたいと思っていた秘湯にやっと行くことができた。
 紀伊山地の中央にある「龍神温泉」である。

 なんだ、秘湯でも何でもないじゃない。とのご意見はあろうかと思うけど、自宅の位置から考えると北陸や信州の名湯地のほうがはるかにアクセスが良い。
 ルートはおなじみのコースを橋本市まで進み、第一目的の「中華そば」を平らげることから始まった。
 和歌山県に一歩踏み込んだらそれはラーメンではなく中華そばという名称に変わる。
 大台山系を源流に持つ吉野川が紀ノ川と呼ばれるのもこのあたりから下流域にかけてである。
 話はそれたが、和歌山県の店では「中華そば」とメニューに書かれていることが普通だが地域ブランド名は「和歌山ラーメン」となっているのはどうしてだろう。

 

 醤油とんこつの味は期待を裏切らず、ほんのり味付けされたチャーシューは赤身と脂身が適度に混ざり絶品だった。
 ただ、トッピングで追加した煮たまごは半熟ゆでたまごとどこが違うのかわからずちょっと残念。

 腹ごしらえを終えて向かうは高野龍神スカイラインの起点でもある金剛峰寺。
 紀ノ川にかかる橋本橋を渡って右に行くとすぐに国道371号の起点がある。少し進むと「高野山へは九度山経由から」との看板がありどうもUターンを促しているようである。
 ナビは直進を示しているのでこれに従って進むと急坂だけでなく隘路が連続する酷道になる。このような道だから幸い対向車も少なく危険を感じることはなかったけど、時間のロスはかなりあったと感じた。

 金剛峰寺前の駐車場はほぼ満車に近く、観光バスや路線バスから降りた人が次々に山門に吸い込まれていく。やはりメイン道路は九度山側のようである。
 自分たちは山門近くの木陰でベンチに座り茶店で買った「やきもち」なるもので酷道走破の疲れを取ることとした。

 高野龍神スカイラインに入り心配していた天気も大崩れすることなく紀伊山地の峰々を望むことができた。
 護摩壇山の登山口にある「ごまさんスカイタワー」ではひとり300円の入場料を払って展望台へ。
 東西南北の方向それぞれにパネル写真が置かれているが、それに比べて今日のほうが遠くまでよく見えてる感じ。

 

 相方はタワーを降りてご当地アイスをゲット。まるで練ったセメントみたいだけど「黒飴ソフト」らしい。
 当方は「うめ・みかんサイダー」でのどの渇きをいやして再出発となった。

 

 ここからはほとんど下りこみとなる。ごまさんタワーで折り返す車が多いのか、車の数も限られてきた。
 龍神村(今は田辺市に編入?)に入り温泉旅館らしきものをスルーしていく。今回泊まる宿は龍神温泉街から離れた場所にあるためだ。
 温泉街から10数キロ。部屋数14のこじんまりとした宿に到着。

 

 さっそく風呂へ向かうと、川沿いにある浴場とは地下通路でつながっていた。旅館の前にある国道をくぐって行くようである。

 木でしつらえた浴槽は7人ほどが同時に入れるほどの大きさで、洗い場は4名分しかない小さな造りである。
 泉質は、入った途端に湯が体中にまとわりつきとろっとした感じがする。肌のすべすべ感は半端ない。
 当方には珍しく、夕食前、就寝前、朝食前と3度も湯につかってしまった。
 たまたま風呂で一緒になった方と話をすると、東京から来られたらしく、昨年も予約をしていたが台風被害により休館となったため2年越しにて訪問できたとのことであった。

 

 食事は部屋食で、メインは熊野牛のしゃぶしゃぶ。季節がら串に刺したアユの塩焼きは定番である。
 ご飯はテーブル上で炊き上げたうなぎ飯で、他の料理の品数も量もちょうど良い具合であった。
 この宿は、「まごころの宿」という枕詞がつくだけあって従業員の対応が抜群で、相方は至極満足し「もっと近ければ定宿にしたいな」とまでの賛辞を口にしていた。

 さて、大女将と女将の見送りを受けて二日目に入る。
 行先は白浜町にある堅田漁協が経営する「とれとれ市場南紀白浜」である。旅に出ると必ずといって良いほど買い物ツアーになってしまうのは相方の強い意向のためである。

 今回の目的は「くえ」。ご存知の幻の高級魚ではあるがここならば・・・・と期待を込めて。
 宿から高原を走る県道を通り1時間弱で田辺市街に。国道42号を南下するとすぐに渋滞につかまってしまった。国道から白浜方面に分岐する車線がほとんど動かない。
 しばらく渋滞に付き合っていたけどこの車列は白浜まで続いていそうで、このままいくと「とれとれ市場」に到着するのはお昼過ぎになりそう。

 運命をカーナビに託して大迂回を試みて大正解。迂回開始から10分ほどで目的地に到着。

 

 さっそく店内を物色するものの「くえ」の姿はなく夕食の食材とおみやげを仕入れるだけになってしまった。
 まあ、台風の影響で休漁だろうとは薄々感じていたけどなぁ。
 めばちまぐろの解体即売ショーを見られただけでも良かったかなと。

 

 そんな中でも相方は当然にしてご当地アイスはあきらめない。「みかんソフト」を買い込んでご満悦な様子。

 

 さあここからは高速道路を使って帰るぞ。
 白浜方面への大渋滞を横目に県道を田辺市街へ戻り、田辺インターから阪和道で松原へ。 あとは西名阪を使って無事帰路についた。

 2日間の走行距離 535.7Km。 よくがんばったぞ”ムーブRSターボ”。
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あわら温泉

2011-11-19 22:17:00 | 旅行
 18日から19日にかけ福井県のあわら温泉を訪ねてきました。
 目的は、今月6日に解禁となった「越前ガニ」を仕入れることとJFL昇格をかけた社会人サッカーの試合観戦です。

 高速長距離走行もお手のものの「ソニカ」を駆って朝9時半に自宅を出発。
 北陸方面へ向かうにはどのルートが一番適しているか探るため、今回は一番距離が長い新 名神~(草津田上)~名神~(米原)~北陸道を選択。
 新名神はいつもながら走りやすかったけど名神に入ると途端に気を遣います。道幅が狭い上に車の量が半端無く多く車速も各レーンで全然違う。北陸道に入って「ほっ!」としたの言うまでもありません。

 北陸道を順調に北上し、丸岡ICを降りて向かうは試合会場の「テクノポート福井」です。
 駐車場にはナンバープレートの見本市よろしく、とりどりの地域名があふれていました。もちろん「鈴鹿」ナンバーが一番レアなのは間違いありませんが・・・。

 試合開始にはしばらく時間があるのでお昼ごはんに福井名物でもと思い、近くの「道の駅みくに」に併設されたレストランをのぞいてみると、ありました「ソースカツ丼」です。
 ソースカツ丼と言えば南信州(駒ヶ根)あたりが有名どころですが、負けずと福井県も「元祖」を主張しているようです。私の知り得る情報では信州はカツの下にキャベツの千切りが敷いてあって、福井はそれがない。というものでしたが、食したカツ丼にはしっかりキャベツの座布団が敷き詰めてありました。
 カツは薄めだけどその分しっかりソースが染み渡って美味しいこと。一度食してみる価値ありです。

 さて、試合のほうは東海地域代表が後半ロスタイムに追いついてさらに逆転するという劇的な勝利を収めました。

 初日の予定が終了したので宿泊地のあわら温泉へ向かいます。
 宿の湯は無色透明で臭いもなくさっぱりした感触で、深めの湯船につかり冷えた体をしっかりあたためました。

 さて夕食。なんか久しぶりの部屋食です。
 最近ではレストランだったり、バイキングだったりと仲居さんの手間を省いた食事が多いのでかえって新鮮な感じがしました。
 料理の量と内容はまずまずで、少しばかりだけど越前ガニが付いたことは得点アップです。

 2日目はあいにくの雨。
 小雨決行を信じて「三国温泉かにまつり」へ向かいました。宿から15分見当で到着すると、雨の中を多くの人が列を作っています。
 よく見ると無料のガサエビ汁を求めての列でした。

 仮設テントでは地元の海産物店がゆでたての越前ガニを並べ黒山の人だかりを作っています。
 いくつか店を回ってやっと見つけた「生ガニ」それも生きてる。そうですこれがほしかったのです。息子から「カニ刺し」と「焼きガニ」が食べたいと言われていたのでラッキーです。黄色いタグが何とも誇らしげ。
 しっかり勉強してもらって3杯のお買い上げ。財布もしっかり軽くなりました。

 昼時が近づいてきたので三国町内のそば屋で福井名物第2弾「おろしそば」をいただきます。路地裏みたいなところにある小さな店ですが、その壁には芸能人の色紙がずらりと並んでいました。
 小ぶりの器にぶっかけそば風に盛りつけられ揚げたてのエビ天が乗っています。だし汁には辛み大根のおろし汁が加えられ、一気にすすればむせ込むほどの威力です。でも、この食感はやみつきになってしまいます。

 午後からはまたサッカー観戦。
 雨の中の激闘は1-1で決着が付かずPK戦へ突入し、東海地域代表がこれを制して勝利となりました。

 試合が終わり福井での目的を終えて帰路につきます。
 帰りは関ヶ原ICからR365~R306を使ってのんびり帰ることとしました。
 所要時間は新名神経由と大差なく、高速料金は往路の半額以下でおさまりました。
 今後、北陸路方面へ出かける時は今までどおり関ヶ原経由に決定です。

 2日間の走行距離 495Km 給油なし

 今回の最大の成果は、ゆでたてを初めて食べた娘が食わず嫌いのカニみそに目覚めたことでした。
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熊野三山

2011-10-22 17:25:00 | 旅行
 南紀の大水害で道が寸断されていたけど、何とか通行が可能となったので熊野詣に行って来ました。高速道路が大内山まで延びたのでかなり近くなった印象です。
 先の台風で熊野川が氾濫した証として、大橋の欄干には流されてきた樹木が突き刺さっています。この先の新宮市内も恐らく水浸しになったことでしょう。

 さて、まず向かったのは「熊野速玉大社」です。お社は朱塗りの鮮やかさが引き立っていました。



 次はおなじみの「熊野那智大社」です。向かう道沿いには壁の抜けた家屋や土石流に押しつぶされた家。目をそむけたくなるような光景がすぐそこに・・・。
 目的地に近くなるにつれ雨模様となってきたので長い階段は諦め、大枚800円を投じて社務所横の駐車場まで車で上がりました。
 雨のお社も風情があって良いものですが。ちょっと複雑な心境でした。
 


 お隣の青岸渡寺の境内からご神体の「那智大滝」を望む。



 1日目はここまで。
 少し早い時間だけど那智勝浦の宿へ投錨し温泉三昧。世俗の垢をしっかり落としてリフレッシュタイムです。

 しっかり睡眠をとってゆっくりチェックアウト。
 二日目は道路の復旧に時間がかかった「熊野本宮大社」へ向かいます。
 新宮まで戻ってR168で熊野川沿いを北上するといたるところに水害の傷跡が残っていました。国道沿いの電線にゴミが引っかかっているところから水位はとてつもなかったことが分かります。今はまさに復旧の真っ最中なのでしょう。

 本宮大社は山門の内部は撮影禁止。やむなく外にある拝殿をカメラに収めました。



 これで熊野三山詣でが達成できました。あとは帰路にみかんと海の幸を仕入れれば予定は全て完遂となります。

 ところで八咫烏(やたがらす)はご存知ですか。熊野三山にゆかりのある三本足のカラス(霊鳥)ですが、日本サッカー協会のシンボルマークにも使われています。それでなのか、なでしこジャパンキャプテンの沢穂希選手がワールドカップの前に熊野三山を詣でていた写真が三社とも掲出されていました。
 ひょっとすると、世界制覇の偉業も熊野のご加護があったからかも知れませんね。
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