はなまる日記  身体や心を癒すことをライフワークとしています。

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スティーブ・ジョブズ氏のスピーチ

2011年11月25日 | ヒーリング講座
先日、独特の発想で、数々のインパクトのあるヒット商品を生みだした、アップルのスティーブ・ジョブズ氏が無くなられましたが、下記はスタンフォード大学2005年卒業式で行われた伝説のスピーチの内容の要約です。

•ありがとう。今日は世界で最も優秀と言われる大学の卒業式に同席できて光栄です。実は私は大学を出ていないので、これが私にとって最も大学の卒業に近い経験になります。今日は私の人生から3つのストーリーを紹介します。それだけです。大したことありません。たった3つです。

•最初は、点と点をつなぐ話です。

 未来に先回りして点と点をつなげることはできない。君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると信じなければならない。自分の根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから、とにかく信じるのです。歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、自信を持って思うままに生きることができます。たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが全てを変えてくれるのです。

•2つ目は、愛と敗北についての話です。

 人生には頭をレンガで殴られる時があります。しかし信念を失わないこと。私がここまで続けてこれたのは、自分がやってきたことを愛しているからということに他なりません。君たちも自分が好きなことを見つけなければなりません。それは仕事でも恋愛でも同じこと。これから仕事が人生の大きな割合を占めるのだから、本当に満足を得たいのであれば進む道はただひとつ、それは自分が素晴らしいと信じる仕事をやること。さらに素晴らしい仕事をしたければ、好きなことを仕事にすること。もし見つからないなら探し続けること。落ち着かないこと。心の問題と同じで、見つかったときに分かるものですし、愛する仕事というのは、素晴らしい人間関係と同じで、年を重ねるごとに自分を高めてくれるものです。だから探し続けること。落ち着いてはいけない。

•3つ目は、死についての話です。

 私は17歳の時、こんな感じの言葉を本で読みました。「毎日を人生最後の日だと思って生きてみなさい。そうすればいつかあなたが正しいとわかるはずです。」これには強烈な印象を受けました。それから33年間毎朝私は鏡に映る自分に問いかけてきました。「もし今日が自分の人生最後の日だしたら今日やる予定のことは私は本当にやりたいことだろうか?」それに対する答えが「ノー」の日が何日も続くと私は「何かを変える必要がある」と自覚するわけです。

 君たちが持つ時間は限られている。人の人生に自分の時間を費やすことはありません。誰かが考えた結果に従って生きる必要もないのです。自分の内なる声が雑音に打ち消されないことです。そして、最も重要なことは自分自身の心と直感に素直に従い、勇気を持って行動することです。心や直感というのは、君たちが本当に望んでいる姿を知っているのです。だから、それ以外のことは、全て二の次でも構わないのです。


私自身もたいへん回り道をして、今の仕事をしていますが、過去の経験で、何一つ無駄になっていることはありません。過去の点と点がつながり、現在に生きています。そして、もがいてもがいて、探し続けて今の仕事にたどり着きました。今日が人生最後だと思った時に、何をするのか?それは、あなた自身が知っていると思います。毎日を最後の日と思って暮らせるほど、私は生真面目にはなれませんが、ジョブズ氏の言葉がしみ入りました。

私の場合は「人が少しでも速く楽になる方法を追い求め、その行為を行うこと」に他なりません。仕事の形態が変わったとしても、この命題は死ぬまでぶれないと思います。

コメント
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