神経伝達物質を整えると身体に多大な恩恵をもたらす

神経伝達物質とは、神経細胞の末端から放出されて他の神経細胞や筋肉などに作用する化学物質のことです。
ストレスなどで、脳内神経伝達物質が分泌異常を起こし、いろいろな不具合をもたらしています。

セロトニンは精神の安定や平常心を保つために重要な神経伝達物質です。
低下するとイライラする、意欲が低下する、気分が落ち込むなどの症状があらわれてきます。

ノルアドレナリンは、恐怖・驚き・興奮・目覚め・集中力・痛みの軽減・積極性に関係する神経伝達物質で、交感神経を活性化させるので、分泌が多すぎるとパニック障害や躁状態、少ないとうつ病に関与するとされます。

ドーパミンは、脳の報酬系という神経に関わる神経伝達物質で、喜び・快楽・陶酔感・気分や意欲の高揚・創造性・攻撃性に関わっています。
脊髄神経などにも働いていて、運動を滑らかにしたりもしています。

GABAは抑制系の神経伝達物質で、脳の興奮を抑える働きがあるので「脳のなだめ役」と呼ばれています。内臓などにも働きかけて、いろいろないい作用をもたらします。

当方では、こういった神経伝達物質の働きをヒーリングで整えることもしています。
神経伝達物質ってほんと大事な要素です。
ここが整うと、身体のあらゆるところに恩恵をもたらすと思います。

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自律神経の狂いはいろいろな症状を出します

心臓が動悸がしておかしいという鳥取の方が依頼されました。
お調べして行きますと、心臓を制御している自律神経が悪い感じが伝わってきました。
ここをヒーリングしていきますと、動悸が無くなったそうです。
ストレスで心臓の自律神経が乱れて、動悸が起きていたようです。

呼吸がしにくい、少し動くとしんどくなるという島根の方からの依頼もありました。
確かに、気管支の閉塞、呼吸にまつわる筋肉も硬い感じはしましたが、中核は、これも肺を制御する自律神経でした。
ここをヒーリングしてから気管支、背中、脇の下、胸の筋肉を緩めるヒーリングをしますと、とっても楽になられました。
ストレスって自律神経を狂わし、身体にいろいろな症状を出させています。
過剰なストレスは、ヒーリングでリリースすることが出来ます。
そうすることで、身体が楽になります。

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痛みがぶり返すのはドーパミン神経系が関与？

当方でヒーリングを習われた方のお子様で、下肢が痛み、ひざ、ふくらはぎを施術しても、その時は良くなりますが、またすぐにぶり返す人がいました。
そんな方から依頼があり、その方を感じて診ますと、足の部分の脊髄神経が悪く感じました。
施術をしていきますと、良くなっていくのですが、またしばらくすると悪くなっています。
はてさて？と思っていますと、ドーパミン神経系に突き当たりました。
ドーパミン神経系は脳と脊髄を中枢神経系、末梢神経から送られてくる情報を受け、それに応じて指令を発するコントロールシステムの役割を果たしているということです。

ドーパミン神経系が悪いと、末梢神経の脊髄神経も悪くなり、それにより、筋肉も緩まなくなるという構図になっていることが分かりました。
ドーパミン神経系の大元の、ドーパミン神経核のそれぞれを良くしてから、脊髄神経、筋肉をやっていくとどちらも良くなり、痛みが無くなるようです。
今回の施術は、私も勉強になりました。
神経伝達物質は、ドーパミンに限らす、セロトニンなど、他のものもありますが、みんなすごい働きをしています。
人間の身体ってすごいですね。

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