38歳からの出産、育児

38歳、高齢出産しました。

出産を振り返って

2010-12-04 00:37:42 | 出産
 結局、息子の頭が引っかかったり(頭は大きかったです)、私のいきみが足りなかったりしているうちに、息子の状態も悪くなり私も疲れてきたので、吸引器で出したということだったのでしょうか。暫くは「息子は本当に大丈夫なのだろうか?」とか「最初から帝王切開を希望していればよかったのだろうか?」とブルーな気分でしたが、今のところ息子も元気です。

 お産を振り返って思うのは次のようなことです。

●初産婦でもお産の進みが早いこともあるので、病院へはタクシーや車で行くのが無難
 12時頃陣痛室に入った際は痛みも殆どありませんでしたが、1時間の内にどんどん陣痛が強くなり2時間ほどで破水し、16時半過ぎに生まれました。救急車を呼ぶ人がいるのも納得できる位陣痛は痛く、電車に乗っている最中に陣痛が強くなっていたら、独力では病院に行けなかったと思います。タクシーで行ってよかったと思いました。

●いきまないと生まれない
 いきむとは、脱肛する位の勢いでウンチをひねり出すように赤ちゃんを押し出すことでした。子宮口が全開大するまでは陣痛に身を任せていればお産が進んでいくのですが、その後は能動的にいきまないと赤ちゃんは降りていかないのですね...。その辺がはずかしながら私はわかっておらず、大事な所で力尽きていました。次回はもっと上手にいきむことができると思います(次があるかはわかりませんが)。

●産科の先生ありがとうございました
 素人なのでよくわかりませんが、全開大からの時間や、胎児の頭の高さや向きや、胎児の心拍の状態や、いきんでもあまり進まないことなど、総合的に状況を判断して、そのまま待つのではなく、吸引分娩を選択されたのだと思います。プロとしての判断に敬服します。お産は危険と隣り合わせだと今回つくづく感じました。息子は無事に生まれましたが、それは先生の的確な判断、迅速な処置があったからです。お産は平日も休日も夜も昼もなく、産科医の仕事は激務で、産科医の処遇がもっと良くなるとよいと思います。本当にありがとうございました。

●助産師さんありがとうございました
一番身近にいてケアしてくれるのはやはり助産師さんでした。感謝しています。

●立会い分娩は心強い
夫はそばにいるだけで何もできませんが、それでもそばにいてくれて本当に心強かったです。

●平日の昼間でラッキー
お産は何があるかわかりませんし、結果的には医療介入の必要なお産だったので、平日の昼間の人手の多い時間に総合病院で生まれて良かったです。もし次にお産をするとしたら、やはりこのような時間帯に当たりたいと思いますし、平日に生まれるために誘発してもらっても構わないと思う位です。