38歳からの出産、育児

38歳、高齢出産しました。

最初の妊娠から次の妊娠まで

2010-11-27 23:50:18 | 最初の妊娠
 流産手術の3カ月後から月経は来たのですが、妊娠したのはそれから2年後でした。流産の後は月経が来るたびに「また駄目だったか...」とがっくりする日々でした。1年経っても妊娠しないので夫に不妊治療を受けるかどうか尋ねました。「子供は欲しいし私が望むなら不妊治療を受けるが、子供ができないという巡り合わせならばそれを受け容れて二人の生活を楽しもうと思う。だからどちらでも良い」という答えでした。経済的余裕がないので不妊治療は受けないことにしました。今の仕事を続けながら不妊治療を受けるのは厳しく、かといって仕事を止めて子供ができたとしても、夫の収入だけで子供を育て、双方の両親の老後の世話をし、自分たちが何とか定年後も生活していくだけのお金を確保するのは困難だったからです。
 子供を持たなければ得られない幸せがあるように、子供がいないからこそ得られる幸せもあるので、子供になかなか恵まれないことを嘆きすぎる必要はなかったと今は思います。

流産手術、その後

2010-11-18 23:57:44 | 最初の妊娠
 最初の妊娠が稽留流産と判明してから二週間後に日帰りで流産手術を受けました。胎児の心拍が止まっているのがわかった時が一番衝撃が強く、流産手術の時はもうその時ほどの衝撃はありませんでした。
 朝10時に病院に行きラミナリアを入れてもらいました。胎児が死んでいるので子宮口も開きかけており、あまり苦痛はないでしょうと言われました。その通りで痛みはあまりありませんでした。別室で点滴を受けながら横になって待ち、お昼ご飯は抜きで午後2時頃に手術でした。処置台に乗り麻酔薬と鎮痛剤を静脈注射されました。10数えて下さいと言われて数えだしたら途中で数えられなくなりました。その後下腹部に痛みを感じ、体も重く声が出せずにいたら看護師さんがなだめる様に手をさすってくれました。この時の痛みは子宮内膜細胞診をした時の痛みと同じで、掻杷されていたのだと思います。我慢できない程の痛みではありませんでした。処置台からストレッチャーの上に移されたのをぼんやり覚えていますが次に目が覚めたのは午後6時頃でした。もう痛みはありませんでした。抗菌薬をもらいました。家に歩いて帰りました。保険が適用され費用は約2万円でした。
 流産手術は月経のようなものだから翌日からは普通に生活してよい、月経が来たらもう妊娠は可能ですよと先生に言われました。翌日は休みだったので家でのんびりし、翌々日から仕事に行きました。一ヶ月くらい出血が続きましたが徐々に減っていきました。月経は三ヵ月後に来ました。

最初の妊娠

2010-06-07 13:01:31 | 最初の妊娠
結婚してから2年目にはじめて妊娠し、9週で稽留流産となりました。
今思い返すと、初めて心拍が確認された時心拍数がかなり遅かったように思います。悪阻がある朝ふっと軽くなり、翌日の9週目の診察時には心拍が停止していました。仕事の都合で、その2週間後に流産手術を受けました。
初期に流産する可能性があることも、それは多くは胎児の染色体異常などが原因で仕方ないことも納得してはいたのですが、やはり悲しいものです。子供が生まれて元気に育つということは当たり前のことではなく、奇跡なのだな、とつくづく感じました。