もう7月も半ば、早いものです。
8月になれば、恒例の施食会(せじきえ)法要が行われます。
その際に本堂を飾る「施食幡(せじきばた)」を作っています。
5色の半紙を短冊のようにして、つなぎ合わせていきます。
七夕の童謡に「ごーしーきーのーたーんざくー♪」とありますね。あれもこの色なのかな…?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/53/963f9d522ec499cd4d40ca2d6ea87410.jpg)
どんどんつなぎます。気のせいか、糊の容器からアツい視線を感じます…(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7d/0ea283623a77a2293ed5ee9f72e0b022.jpg)
つなぎ終わるとこんな感じになります。このあと、先端を折ってこよりを付ければ出来上がりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/14/a7dbea703701311b70a99cf577272972.jpg)
甘露門というお経の一節を書き込んでいきます。
書くのは師匠です。こんな字が書けるようになりたいなあ…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/6d/affb109003a30d2ec89bca76bd75265e.jpg)
毎年、曜日に関係なく8月2日が当山の施食会法要です。
この施食会、昔は施餓鬼会(せがきえ)と言っていました。
昔、お釈迦様のお弟子さんである阿難尊者が坐禅をしていると、醜い姿をした餓鬼が現れ、
「3日後、お前も死んでこのような姿になるぞ。」と言われました。
阿難尊者が恐れて、お釈迦様に相談すると、
「心配しなくてもいい。少なくてもいいから食物を供養して、ある陀羅尼(ダラニ:呪文のようなもの)を唱えると、それは無量の食べ物になる。
そうすることで、全ての餓鬼の空腹は満たされて、施主の寿命は延び、仏道を得ることができるだろう。」
と示されました。
阿難尊者はその教えに従い、施食をされた…、というのが起源だと言われています。
先祖の供養をするのに、なぜ「餓鬼」なの?と思いますが、
先祖が餓鬼なのではないですよ。
施主の皆さんが餓鬼に供養をして、そして得られた功徳をそれぞれのご先祖様へ回し向ける、
という2段構えの法要なんですね。
当日は、8時半から受付が始まり、
9時半から法話、引き続き法要、となります。
今年は、同じ延岡市の普門寺ご住職・吉井泰俊老師にお説教をお願いしています。
この施食幡が本堂でサワサワとなびく音を聞くと、「ああ、お盆だなあ…」と思います。
当日はぜひご家族お揃いでお参りください。
8月になれば、恒例の施食会(せじきえ)法要が行われます。
その際に本堂を飾る「施食幡(せじきばた)」を作っています。
5色の半紙を短冊のようにして、つなぎ合わせていきます。
七夕の童謡に「ごーしーきーのーたーんざくー♪」とありますね。あれもこの色なのかな…?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/53/963f9d522ec499cd4d40ca2d6ea87410.jpg)
どんどんつなぎます。気のせいか、糊の容器からアツい視線を感じます…(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7d/0ea283623a77a2293ed5ee9f72e0b022.jpg)
つなぎ終わるとこんな感じになります。このあと、先端を折ってこよりを付ければ出来上がりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/14/a7dbea703701311b70a99cf577272972.jpg)
甘露門というお経の一節を書き込んでいきます。
書くのは師匠です。こんな字が書けるようになりたいなあ…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/6d/affb109003a30d2ec89bca76bd75265e.jpg)
毎年、曜日に関係なく8月2日が当山の施食会法要です。
この施食会、昔は施餓鬼会(せがきえ)と言っていました。
昔、お釈迦様のお弟子さんである阿難尊者が坐禅をしていると、醜い姿をした餓鬼が現れ、
「3日後、お前も死んでこのような姿になるぞ。」と言われました。
阿難尊者が恐れて、お釈迦様に相談すると、
「心配しなくてもいい。少なくてもいいから食物を供養して、ある陀羅尼(ダラニ:呪文のようなもの)を唱えると、それは無量の食べ物になる。
そうすることで、全ての餓鬼の空腹は満たされて、施主の寿命は延び、仏道を得ることができるだろう。」
と示されました。
阿難尊者はその教えに従い、施食をされた…、というのが起源だと言われています。
先祖の供養をするのに、なぜ「餓鬼」なの?と思いますが、
先祖が餓鬼なのではないですよ。
施主の皆さんが餓鬼に供養をして、そして得られた功徳をそれぞれのご先祖様へ回し向ける、
という2段構えの法要なんですね。
当日は、8時半から受付が始まり、
9時半から法話、引き続き法要、となります。
今年は、同じ延岡市の普門寺ご住職・吉井泰俊老師にお説教をお願いしています。
この施食幡が本堂でサワサワとなびく音を聞くと、「ああ、お盆だなあ…」と思います。
当日はぜひご家族お揃いでお参りください。
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